地元で駅から歩いて帰る途中、わかりやすいDQN被害に遭いました。ちょっと寄り道したことで、バカバカしい体験をすることが最近相次いでいて鬱です。
そのDQNが乗った白のコルトは、私が左折しようとしていた見通しの悪い交差点を一時停止なしで通過していきました。その時はああバカが一匹いるなと思いながら見送りました。直後、私自身もそのコルトの後に続く形で歩き始め、ちょうど目的の方向に視界がひらけたところで…
コルト、急ブレーキ。そしてバックランプ。道を間違えたのか、左後方にいた私めがけて猛然と突撃(たぶん交差点を右折するためでしょう)。なんとか回避しましたが、ボディと右手が接触、バンッと接触音。その音が聞こえたのか、コルトが停止しました。
「おいおいふざけんなよ…」と思いつつ運転席をみやると…
金髪の猿が、隣にもう一匹猿乗せてハンドル握ってました。
地元と言うこともあり、関わらないのが賢明とおもってその場は何も言わずに通り過ぎようとしたのですが…なんか、ゆっくりついてくるんです。パワーウィンドウ作動音が聞こえるんです。猿が「文句あんのかオラー」とか言ってるんです。ああ、日本語喋れるんだw
私の脳内にはもう「DQN確定キタ─wwヘ√レvv~(゜∀゜)─wwヘ√レvv~─ !!!!」としか表示されませんでした。こちらとしてはバカバカしいので完全無視。てかあんな運転して、急いでたんじゃなかったのかオマエらは。そんなことを思いつつ、追われては「オラオラー」と言われ、無視して前進を続けてたのですが、その態度が気に喰わなかったんでしょうか…数回空吹かしした後、狭い道だというのに停車(止まるならなぜ空吹かす?ヒールアンドトゥかw)。エンジンをお切りになられました。
やべえ、と思って逃げ始めたのですが、ドアから飛び出した猿2匹、猛然とダッシュ。こちらはムチウチ症のうえに重い荷物を背負った状態で、まともに走れません。あっという間に囲まれました。で、襟首つかまれて、猿が開口一番「何なんだてめぇは謝れよぉぉぉぉっ」いやてかアンタ口臭いからあんま近づかないでw
なにを謝れというんだかさっぱりわかんないのでとりあえず「ハァ?(゜Д゜)跳ねられかけたのはこっちだが何を謝るんだ?」と、日本語のわかる人ならば当然こちらの怒りが伝わるであろう言い回しで申し上げたのですが
DQNとは、ハンドルを握るDQNとは…未知の生物です。
「見えねえてめぇが悪いんだょぉぉぉぉぉぉぉ」
思わず吹き出しました。周りに助ける人もおらず、ハンデを背負った2対1。うかつなことに武器もない。そんな危険状況にもかかわらず、吹き出してしまったほどの斜め上発言が飛び出したのです。いやホントお願い。そんな怖い顔(のつもりなんだろう)してそんな面白いこと言わないで。耐えられない。で、掴み掛かりながら「謝れよぉぉぉ」とか言ってるバカと、どうすれば状況を脱せるかを考え続ける私のワルツは、ステップも軽やかに1,2分にわたって続いたのです。
そこに1台の車。キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!!!と思いました。DQNは基本的にバカだが、状況の非を認識している状況での他者、警察の介入をいやがります。この状況ではDQNに「オマエらなぞ恐くないが、めんどくさいからポリさん呼ぶよ」という意思を見せてやるのが最適。車の進路を塞ぎ「助けてぇくださーい」を大声で連呼。停車してくれた(止まらなきゃ跳ねられるが)ので襟首つかまれたまま、「すいません警察呼んで下さいー」とドライバーに頼んだのですが…
今の日本は寒々しい。状況を見て、ドライバーのおっさんは急発進。逃げました。逃げやがりました。_| ̄|○
しかし大声で「助けてぇー」の声を上げたのは事実。襟首つかんでる猿に一言「もう近所の人、いまの聞こえてるよ?どうする?人来るよ?」これはある意味賭けです。相手によってはコルトに乗せられ、そのまま無人地区行きということもあり得ます。
ですが、今回は賭けに勝ちました。猿2匹は、DQNらしく捨て台詞を残して退散しました。
彼らの吐いた捨て台詞は
「てめぇ今度会ったらぶっ殺してやる。てめぇなんか3秒で楽勝だ」
…じゃあなんで今、3秒で殺して逃げないかなぁw
まあなんか、あんなのでも生きていけると思うと、マジメに生きるのがバカバカしくなる体験でした。
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バカバカしさ priceless