なるへそブログ

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重複立候補ができない小政党や地域政党

2014-12-03 07:29:17 | 政治・経済
昨日、12月14日に行なわれる衆議院選挙の候補者が公示されました

約2年ぶりの総選挙です。野党勢力がなかなかまとまらない様子を見ると、自民党が圧勝する予感です

さて、衆議院選でしばしば見られることですが、小選挙区で落選しても比例区で復活当選をするというケースがあります。これは、衆議院選のみ認められている重複立候補制という制度があるためです

なんとなく、素人からすると「有権者の支持がもらえずに落選したのに、何で復活当選できちゃうの?」と思ってしまう気もしますが

そんな中、昨日の新聞で気になる記事を見かけました

それは、政党要件を満たさない小政党や地域政党は小選挙区と比例区での重複立候補ができないというものです。

例えば、国会議員が5人以上所属していなくてはならないとされる政党要件があります。これを満たしていない政党から出馬される候補者は、小選挙区か比例かどちらかを選択しなければならないのです。今回の選挙で例えると、鈴木宗男氏が代表を務める新党大地なども政党要件を満たしていません。

なるへそ、これはちと厳しい制度かなぁと思います

政党要件を持っていない小さな政党に、助成金などの制限をつけるは分かります。税金が発生するわけだし、何だか良くわからない小さな政党などがでてきた際に、へたに利益を与えるのは怖かったりするケースもあるでしょう。

ただし、出馬の機会を減らすのはどうかと思います

選挙に出馬するにかかる費用はあくまでも自分たちで捻出しているはずです。そのうえで、当選する確率を上げるために出馬の選択肢を広げるのも、あくまでも各陣営・政党の判断で良いのではないでしょうか

ただでさえ、小選挙区制は規模が大きな政党に有利な選挙制度です。二大政党制を否定するわけではありませんが、少数派の意見を主張する“機会”くらいは残しておいて良いような気がします




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