一口馬主のつれづれ日記

一口馬主の悲喜こもごもを語ります。
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気の向くままに・・・

メイショウサムソン史上7頭目の三冠馬へ

2006年10月21日 | 競馬
明日はいよい菊花賞
二冠馬メイショウサムソンが、昨年のディープインパクトに続いて2年連続の三冠馬となるか注目が集まります

今回、予想をする上で、本命はすんなり決まったのですが、対抗以下がすごく悩みました。
実績をとるか距離適正をとるか。
さらに展開やペースによっても、結果は左右されます。
で、メンバーを見渡すに、おそらく好枠をひいたアドマイヤメインがハナをきると考えられる上、武騎手がハナをきればムリに競りかける騎手もいないでしょうから平均より遅いペースになることが考えられます。
もしかすると外国人のイネス騎手がハナを叩くこともありえますが、あくまでも伏兵馬のため、実際はアドマイヤメインが他馬を牽引する展開になるのではないでしょうか。
で、あんまりスローになると、末脚勝負の馬にも出番があると思いますが、個人的な希望として菊花賞はそういうレースになって欲しくないな~と。
97年のマチカネフクキタルが勝ったレースなんかがまさにそうでしたが、結局この馬自身、古馬になってから勲章を増やすことがなく、菊花賞馬にふさわしい馬だったのかどうかいまだに疑問が残ります。
ということで、スタミナが問われる底力勝負になることを期待したいため、武騎手にはある程度のペースで先行して欲しい。
菊花賞は「強い馬が勝つ」という格言どおり、古馬になってからも競馬会を背負っていく馬に勝ってもらいたいものです。

前置きが長くなりましたが、予想を。

◎メイショウサムソン
○アドマイヤメイン
▲アペリティフ
△フサイチジャンク
△ソングオブウインド

メイショウサムソンが三冠馬になる確立は極めて高いと思われます。
今回、予想をするに当たって「距離が3000mになって、メイショウサムソンを脅かす馬はいるか」ということをまず考えてみましたが、答えは「否」。
父オペラハウス・母父ダンシングブレーヴという重厚なステイヤー血統は長距離の舞台こそ真価を発揮すると思われ、出走馬18頭中、距離が3000mに伸びて最も喜んでいるのが、このメイショウサムソンだと思います。
実際、ダービーのゴール前でも押さえる余裕があり、あのレースぶりは距離延長に全く不安を感じさせないものでした。
二冠という実績に加えて距離適正もあれば、もう心配はないでしょう。
唯一、気になるのは鞍上の石橋騎手が平常心で乗れるかということですが、運良く(?)、競馬サークルはディープインパクトの薬物疑惑のニュースで持ち切りで、このことは石橋騎手にとっては追い風だと思います。
前走の神戸新聞杯では、かなりあわてた騎乗ぶりでしたが、今回はどっしり構えて乗ってもらいたいものです。

対抗は、さんざん悩んだあげくアドマイヤメインにしました。
この馬の場合、母父がヘクタープロテクターというのがどうも引っかかっていたのですが、母のプロモーションはオークスやエリザベス女王杯で好走していますし、この馬自身も長距離の舞台で結果を残しているので、あまり気にしなくてもいいのかなと。
むしろ青葉賞の圧勝や、ダービーでも最後までメイショウサムソンを苦しめた方を評価すべきではないかと思い、結局対抗にしました。
ただ、メイショウサムソンを逆転するところまではどうでしょうか。
目標になる不利もありますし、距離が伸びれば伸びるほど良いというタイプでもありませんからね~。
昨年のゴール前は、アドマイヤジャパンが粘るところをディープが外からかわしていきましたが、今年もアドマイヤの馬が粘るところを三冠馬がかわすシーンが見られるかも知れません(今回は馬体をあわせてくると思いますが)。

▲はアペリティフ。
長距離戦で安定した走りを見せている上、鞍上がアンカツというのも心強い。
前走は休み明けで12kg増えていた上、不利もあったので、まったくの参考外と考えていいでしょう。
ちなみに今年社台で出資希望をした第3希望の馬が、この馬の妹(アイシーサイレンスの05)でした。
結局、出資はしませんでしたが、そんな縁もあって、ちょっと応援したいかなと。

△フサイチジャンクはここ2走がさっぱりの成績ですが、京都コースは得意ですし、これまた鞍上が岩田騎手というのが心強い。
皐月賞もダービーも2番人気だったわけで、こういう馬は人気が落ちたときがコワイかなと。

△ソングオブウインドは大外に入ってしまったのはイタイですが、今まで9走して全て3着以内という成績は立派。
血統からも距離延長の不安が他馬と比べて少ないようにも思えるので、大穴ならこの馬かなと。

神戸新聞杯で鮮やかな差し切りを見せたドリームパスポートは、確かに強いとは思うのですが、やはりどうしても3000mという距離が気になります。
あまりにも末脚がキレるため、マイルから2000mぐらいまでがこの馬にとってベストなのではないかと。
冒頭で触れたように超スローの切れ味勝負になれば、この馬が突っ込んでくる余地もあると思いますが、そういう菊花賞にはなって欲しくない。
この馬自身は、むしろ来年の天皇賞(秋)とかマイルGⅠで真価を発揮して欲しいし、十分チャンスがあると思います。
鞍上が横山騎手というのがこのうえなく不気味なのですが、今回はそういう理由で無印にしました。

同様にマルカシェンクも無印。
やはり、この馬も来年はドリームパスポートと同じ道を歩んでもらいたい。
さらに今回の場合、最後まで来週の天皇賞をにらんでいた経緯もあって、その点もマイナスだと思います。

最後に余談ですが、今回登録した段階ではアエローザの名前がありました。
実はこの馬、今年自分が出資した「アスペンリーフの05」の全兄ということで注目していたのですが、途中熱発などもあって順調さを欠いたため、結局回避することになりました。
抽選対象馬だったため、順調でも出走できた保証はなかったのですが、出走してくればメイショウとこの馬の組み合わせでアツく勝負をしようと思っていたので、少々残念。
まあ今回はそういうことになりましたが、当然ながら今後も注目していきたいと思っています



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2 コメント

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Unknown (まゆ)
2006-10-24 19:53:29
メイショウサムソン残念でしたね。

でもいいレースだったと思います。
残念でしたけど・・・ (ゆうろういんど)
2006-10-24 20:14:40
まゆさん、こんばんは~



メイショウサムソンはホントに残念でした。

けど、結局は三冠馬になるまでの力がなかったということでしょう。

ただ、もちろんサムソンの競走馬人生はこれで終わるわけではないので、これからも頑張っていって欲しいですね。

次走はJCという話もあるので、ディープやハーツクライとの対戦が楽しみです

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