明日はいよいよグランプリ有馬記念。
一年の総決算のレースです。
今年はファン投票上位馬がこぞって出走するため、メンバー的にも非常に楽しみなレースとなりましたが、それはともかく、個人的には今年の有馬記念で狙う馬は1カ月前から決めていました。
では早速、予想を。
◎メイショウサムソン
○ポップロック
△ロックドゥカンブ
△インティライミ
△マツリダゴッホ
今年のグランプリは、かなり高い確率で◎と○のワンツーで決まるんじゃないかという気がしています。
根拠は、今年の宝塚記念とJC。
今年の古馬GⅠレースの中ではメンバー的にもレース内容にしても、この2レースのレベルが高かったと思うのですが、これら2レースにおける有馬記念出走馬の着順は以下の通り。
宝塚記念
1着 アドマイヤムーン
2着 メイショウサムソン
3着 ポップロック
7着 インティライミ
8着 ウオッカ
11着 コスモバルク
12着 ダイワメジャー
JC
1着 アドマイヤムーン
2着 ポップロック
3着 メイショウサムソン
4着 ウオッカ
5着 デルタブルース
6着 チョウサン
10着 インティライミ
13着 コスモバルク
14着 ドリームパスポート
ここで注目すべきことは、1~3着の馬が両レースとも同じであること。
つまりはこの3頭の力が他馬より高いところにあるのは歴然で、アドマイヤムーンが引退した今、メイショウサムソンとポップロックの2頭が現役最強の座を争うというのは至極素直な考え方だと思います。
以前は、JCで劇走した馬はその反動が心配されましたが、近年調教技術が進歩した成果か、ここ最近は天皇賞(秋)→JC→有馬記念というローテをすべて好走する馬も普通にいます。
サムソンとポップロックのどちらを本命にするかは迷いましたが、前者は秋3戦目、後者は秋4戦目というローテな上、サムソンの前走は脚を余しているようにも見えたため、サムソンのほうが余力が残っていると考え本命にしました。
先ほども書きましたように、基本的にはこの2頭の馬券しか買いたくないのですが、何かの拍子で万が一この2頭の牙城を崩すとしたらという観点で選んだのが△の3頭です。
中でも一番不気味なのが、ロックドゥカンブ。
まだ古馬と未対戦で力関係がわからないのもさることながら、この馬自身も前走の菊花賞で3着した以外はパーフェクトな戦績。
その菊花賞にしても脚を余した感があり、35.4という上がりのタイムはメンバー中、最速のものでした。
ということで、まだ底を見せてませんし、鞍上のキネーンも脅威です。
とかく今年の3歳牡馬はレベルが低いと言われますが、それはあくまでも総じてのことであって、その中に1頭突出して強い馬がいたとしても不思議ではありません。
インティライミは秋に重賞を連勝して望んだJCで10着敗退。
この時はメイショウサムソン、ウオッカに次ぐ3番人気で、アドマイヤムーンやポップロックよりも人気を集めていました。
それが、たった1回の敗戦で人気が凋落。
今回は徹底してハードな調教を施したと聞いていますし、今回は人気の盲点になっている気がします。
そして最大の穴馬はマツリダゴッホ。
快勝と惨敗の繰り返しで、なんともつかみどころのない馬ですが、そんな中でも中山巧者であることは確かで、過去に7回走って4勝(うちGⅡ2勝)、2着1回、3着1回という成績。
3着以内に入れなかった1回は、セントライト記念時の落馬ですから、ほぼパーフェクトな戦績といって言いかもしれません。
過去に2回出走したGⅠレース(天皇賞)はどちらも大敗していますが、春はこの馬にとっては明らかに距離が長く、秋は苦手な東京コースだったことを考えれば、GⅠの壁に当たっているというのは早計かも。
ちなみにウオッカとダイワスカーレットの両3歳牝馬ですが、普通に考えて、このメンバーに入ったら厳しいでしょ~。
ウオッカの前走の末脚には3歳牝馬離れしたものを感じましたが、それでもサムソンとポップには先着できませんでした。
また、ダービーを勝ったことは素直に快挙と認めますが、今年の3歳牡馬のレベルを考えると、世代間の戦いとなった場合に果たしてどうなんだろうという疑問符がつくのは否めません。
歴史を振り返っても、3歳牝馬の身ながらJCで2着したファビラスラフインや、デビューから圧勝の連続で無傷の6連勝でグランプリを迎えたファインモーション、そして古くは三冠牝馬メジロラモーヌといった「規格外」の3歳牝馬たちでも有馬記念では古馬の壁に跳ね返され惨敗。
さらには「3歳」という枠をとっても、エアグルーヴ、スイープトウショウといった現実に牡馬相手に長距離GⅠを勝っている馬でさえ有馬記念は勝てませんでしたし、ヒシアマゾン、メジロドーベル、ダンスパートナーといった名牝たちも有馬記念を勝つことはできませんでした。
ということで、ウオッカもダイワスカーレットも、明日は消しということで。
それにしても、毎年、有馬記念を迎えると「一年って早いな~」と思います。
この日が中央競馬の最終日と思うと一抹の寂しさを覚えるのも毎年のことですが、でも、そんな寂しさに浸る間もなく年末年始をバタバタしているうちに、あっという間に金杯がやってきます。
結局は休む間もなく訪れる競馬のサイクルから逃れることは不可能なことで(別に逃れようとも思っていませんが)、このまま今後もずっとこのサイクルの中で一喜一憂していくんだろな~

一年の総決算のレースです。
今年はファン投票上位馬がこぞって出走するため、メンバー的にも非常に楽しみなレースとなりましたが、それはともかく、個人的には今年の有馬記念で狙う馬は1カ月前から決めていました。
では早速、予想を。
◎メイショウサムソン
○ポップロック
△ロックドゥカンブ
△インティライミ
△マツリダゴッホ
今年のグランプリは、かなり高い確率で◎と○のワンツーで決まるんじゃないかという気がしています。
根拠は、今年の宝塚記念とJC。
今年の古馬GⅠレースの中ではメンバー的にもレース内容にしても、この2レースのレベルが高かったと思うのですが、これら2レースにおける有馬記念出走馬の着順は以下の通り。
宝塚記念
1着 アドマイヤムーン
2着 メイショウサムソン
3着 ポップロック
7着 インティライミ
8着 ウオッカ
11着 コスモバルク
12着 ダイワメジャー
JC
1着 アドマイヤムーン
2着 ポップロック
3着 メイショウサムソン
4着 ウオッカ
5着 デルタブルース
6着 チョウサン
10着 インティライミ
13着 コスモバルク
14着 ドリームパスポート
ここで注目すべきことは、1~3着の馬が両レースとも同じであること。
つまりはこの3頭の力が他馬より高いところにあるのは歴然で、アドマイヤムーンが引退した今、メイショウサムソンとポップロックの2頭が現役最強の座を争うというのは至極素直な考え方だと思います。
以前は、JCで劇走した馬はその反動が心配されましたが、近年調教技術が進歩した成果か、ここ最近は天皇賞(秋)→JC→有馬記念というローテをすべて好走する馬も普通にいます。
サムソンとポップロックのどちらを本命にするかは迷いましたが、前者は秋3戦目、後者は秋4戦目というローテな上、サムソンの前走は脚を余しているようにも見えたため、サムソンのほうが余力が残っていると考え本命にしました。
先ほども書きましたように、基本的にはこの2頭の馬券しか買いたくないのですが、何かの拍子で万が一この2頭の牙城を崩すとしたらという観点で選んだのが△の3頭です。
中でも一番不気味なのが、ロックドゥカンブ。
まだ古馬と未対戦で力関係がわからないのもさることながら、この馬自身も前走の菊花賞で3着した以外はパーフェクトな戦績。
その菊花賞にしても脚を余した感があり、35.4という上がりのタイムはメンバー中、最速のものでした。
ということで、まだ底を見せてませんし、鞍上のキネーンも脅威です。
とかく今年の3歳牡馬はレベルが低いと言われますが、それはあくまでも総じてのことであって、その中に1頭突出して強い馬がいたとしても不思議ではありません。
インティライミは秋に重賞を連勝して望んだJCで10着敗退。
この時はメイショウサムソン、ウオッカに次ぐ3番人気で、アドマイヤムーンやポップロックよりも人気を集めていました。
それが、たった1回の敗戦で人気が凋落。
今回は徹底してハードな調教を施したと聞いていますし、今回は人気の盲点になっている気がします。
そして最大の穴馬はマツリダゴッホ。
快勝と惨敗の繰り返しで、なんともつかみどころのない馬ですが、そんな中でも中山巧者であることは確かで、過去に7回走って4勝(うちGⅡ2勝)、2着1回、3着1回という成績。
3着以内に入れなかった1回は、セントライト記念時の落馬ですから、ほぼパーフェクトな戦績といって言いかもしれません。
過去に2回出走したGⅠレース(天皇賞)はどちらも大敗していますが、春はこの馬にとっては明らかに距離が長く、秋は苦手な東京コースだったことを考えれば、GⅠの壁に当たっているというのは早計かも。
ちなみにウオッカとダイワスカーレットの両3歳牝馬ですが、普通に考えて、このメンバーに入ったら厳しいでしょ~。
ウオッカの前走の末脚には3歳牝馬離れしたものを感じましたが、それでもサムソンとポップには先着できませんでした。
また、ダービーを勝ったことは素直に快挙と認めますが、今年の3歳牡馬のレベルを考えると、世代間の戦いとなった場合に果たしてどうなんだろうという疑問符がつくのは否めません。
歴史を振り返っても、3歳牝馬の身ながらJCで2着したファビラスラフインや、デビューから圧勝の連続で無傷の6連勝でグランプリを迎えたファインモーション、そして古くは三冠牝馬メジロラモーヌといった「規格外」の3歳牝馬たちでも有馬記念では古馬の壁に跳ね返され惨敗。
さらには「3歳」という枠をとっても、エアグルーヴ、スイープトウショウといった現実に牡馬相手に長距離GⅠを勝っている馬でさえ有馬記念は勝てませんでしたし、ヒシアマゾン、メジロドーベル、ダンスパートナーといった名牝たちも有馬記念を勝つことはできませんでした。
ということで、ウオッカもダイワスカーレットも、明日は消しということで。
それにしても、毎年、有馬記念を迎えると「一年って早いな~」と思います。
この日が中央競馬の最終日と思うと一抹の寂しさを覚えるのも毎年のことですが、でも、そんな寂しさに浸る間もなく年末年始をバタバタしているうちに、あっという間に金杯がやってきます。
結局は休む間もなく訪れる競馬のサイクルから逃れることは不可能なことで(別に逃れようとも思っていませんが)、このまま今後もずっとこのサイクルの中で一喜一憂していくんだろな~


サムソン君に締めくくって貰いましょう!
いつも一緒に生活している高田騎手が乗るドリームパスポートにも注目しています。
が、1着に着たら馬券のハズレが確定します。(汗)
有馬記念、残念でしたね~
「マツリダゴッホがクサイ」ということや「ウオッカは厳しい」というところまでは良かったのですが、まさかメイショウサムソンがあんなに惨敗するとは!
ダイワスカーレットの強さにも、素直に脱帽しました。
競馬って、ホントに難しいですよね。長年やっているのに、今回のレースでそんなことを改めて痛感しました