"TOWER OF POWER" Tower of Power
produced by Tower of Power
1. WHAT IS HIP?(ホワット・イズ・ヒップ)(5:04)
2. CLEVER GIRL(クレヴァー・ガール)(2:53)
3. THIS TIME IT'S REAL(ジス・タイム・イッツ・リアル)(2:50)
4. WILL I EVER FIND A LOVE?(恋ができるだろうか?)(3:47)
5. GET YO' FEET BACK ON THE GROUND(再起しろよ)(4:49)
6. SO VERY HARD TO GO(つらい別れ)(3:39)
7. SOUL VACCINATION(ソウル・ヴァクシネイション)(5:11)
8. BOTH SORRY OVER NOTHIN'(ボス・ソリー・オーヴァー・ナッシン)(3:22)
9. CLEAN SLATE(クリーン・スレイト)(3:18)
10. JUST ANOTHER DAY(ジャスト・アナザー・デイ)(4:33)
【personnel】
Lenny Williams: lead vocals / Chester Thompson: organ, vocals / Bruce Conte: guitar, vocals / Francis Rocco Prestia: bass / Brent Byars: conga drums, bongos / David Garibaldi: drums / Lenny Pickett: 1st tenor sax, flute, clarinet, vocals / Emilio Castillo: 2nd tenor sax, vocals / Stephen Kupka: bariton sax, oboe, vocals / Mic Gillette: trumpet, trombone, fluegelhorn, bariton horn, vocals / Greg Adams: trumpet, fluegelhorn(on 6), vocals
1968年にオークランドで結成された黒人白人の混成ファンク・バンド、タワー・オブ・パワー( "Back to Oakland" )の3rd アルバム "タワー・オブ・パワー" ーーー。
エミリオ・カスティーヨを中心に、スティーヴン・"ドク"・クプカ、グレッグ・アダムス、フランシス・"ロッコ"・プレスティア、デイヴィッド・ガリバルディなどのメンバーで編成。'70年、ジミ・ヘンドリックスの前座としてフィルモアに出演後、ビル・グレアムのレーベルから "East Bay Grease" でデビュー。
本アルバムより、ヴォーカルがリック・スティーヴンス → レニー・ウィリアムス(3年の在籍後、ソロへ)、ギターがウィリー・フルトン → ブルース・コンテ、リード・テナー・サックスがスキップ・メスカイト → レニー・ピケット(録音時、17歳!)に。さらにキーボードにチェスター・トンプソン( "FREE" )が加入し、'70年代 "黄金時代" を築いたベスト・メンバーに。
《リズム&ブラス》という売り文句が示すとおり、"黒く" てファンキー&ソウルフルなリズム・セクション+E・カスティーヨ率いる強力なブラス・セクションが叩き出すファンクは実に秀逸。
1. WHAT IS HIP?(Chicago 1977)
(S. Kupka - E. Castillo - D. Garibaldi)
こりゃあもう絶体にハズせない、"ヒップ" なファンキー・チューン!
この "時代" が薫るようなシビれる映像は、1977年シカゴでのステージ。
こちらもシビれる、マーカス・ミラー( discography )ver. はこちら。
5. GET YO' FEET BACK ON THE GROUND
(W. Fulton)
本来はアルバム発表年に近い映像が欲しいところですが(苦笑)、2010年 ヴェガスでのステージより。
この曲お気に入りなので、どうしても欲しかった!(笑) 老いてなお、ヒップでファンキー♪
6. SO VERY HARD TO GO
(S. Kupka - E. Castillo)
L・ウィリアムスのソウルフルなハイ・トーン・ヴォイスを活かした、本アルバムの名バラード。
7. SOUL VACCINATION
(S. Kupka - E. Castillo)
なかなか意味深なファンキー・チューン。
"心の予防接種(Soul Vaccination)" 受けていますか? あなたの "心の予防接種" は、何ですか ーーー?
このジャケットには逸話があって、LP発売時は右端のC・トンプソン(key)がいない "10人" だったんですね。
なぜって、彼はこのアルバムの収録曲をすべて録音した後に加入したせいで、ジャケット写真もすでに撮影済み。後から追加修正されたんです(苦笑)。
さらに彼の冴え渡るハモンド・オルガンの音も、録音済みの音源に後から "被せて" 完成させたモノ・・・とても後付けとは思えない "一体感" はお見事!の一言(秀逸)。
>> 'funky_soulful'(CD/LP)- discography(M-Z)