今月久々に “小樽” へ「ランチ&日帰り温泉」に行きました。思いがけず、大好きなお店“さかい家”に寄ることができました。
「小樽市指定歴史的建造物」となっており、元来函館人の私はこういう古い建物が大好き。右側の磨りガラス&黒い格子窓の建物がお店で、併設されている “石蔵” は貸しスペースにしているようです。
「珈琲」の看板ヨコに、引き戸の入り口があります。
お気に入りの窓ぎわの席が空いていたので、そこへ。すずらん型のシャンデリアはレトロでやわらかい灯り。紅いビロードの椅子がピッタリ。右側の仏壇は「本棚」として使われています。薄緑の大きな鉢にはいつも素敵な花々が飾られていて、行く度に楽しみです。
階段や簞笥には古い “和食器” が。きっとイイお値段すると思いますが、売り物のようです。“和食器” 大好きなので、ついつい手に取りたくなります。
階段に置いてあるようなお皿、母が嫁ぐときに実家から持ってきたもの↑を、今は私が持っています。我が家では “三平皿” と呼んで、主に “三平汁” に使っていました(懐)。
Shop Card には「温かいお飲物・冷たいお飲物・おぜんざい・甘味類・デザート・他」とあります。定番の “抹茶みるく” をいただきました。食事しないときは、いつもコレをいただきます。
珈琲はポット・サービス(約2杯分あります)。取っ手をつかむ用の手拭いは、入り口の暖簾と色も同じく『かね吉 さかい家』のロゴが。こういう洒落心はシビれます。さすが小樽ですから、ガラスのミルク・ピッチャーはご購入いただけます(笑)。
階段脇に隣の “石蔵” へのドア。暖簾と磨りガラスも素敵だけど、それよりも “昭和の薫り” 漂う「ピンク公衆電話」コーナーがシビレます。テーブルも椅子もランプもトータルでイイ感じ。
日本語・英語・ロシア語・中国語・韓国語での「小樽市指定歴史的建造物」の看板。さすが観光客を意識してますね。
「北一硝子三号館」がある “堺町通” ↑にありますので、ぜひどうぞ。
add. 小樽市堺町4番4号 / tel & fax 0134-29-0105〈不定休〉