"STILL BILL" Bill Withers
produced by Bill Withers with Ray Jackson, James Gadson, Melvin Dunlap & Benorce Blackmon
1. Lonely Town, Lonely Street(ロンリー・タウン、ロンリー・ストリート)(3:40)
2. Let Me In Your Life(レット・ミー・イン・ユア・ライフ)(2:40)
3. Who Is He(And What Is He To You)?(フー・イズ・ヒー?)(3:12)
4. Use Me(ユーズ・ミー)(3:42)
5. Lean On Me(リーン・オン・ミー)(4:17)
6. Kissing My Love(キッシング・マイ・ラヴ)(3:49)
7. I Don't Know(アイ・ドント・ノウ)(3:02)
8. Another Day To Run(アナザー・デイ・トゥ・ラン)(4:38)
9. I Don't Want You On My Mind(アイ・ドント・ワント・ユー・オン・マイ・マインド)(4:32)
10. Take It All In And Check It All Out(テイク・イット・オール・イン・アンド・チェック・イット・オール・アウト)(2:36)
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11. Lonely Town, Lonely Street(Live)*(ロンリー・タウン、ロンリー・ストリート[ライヴ])(4:06)
12. Let Me In Your Life(Live)*(Live(レット・ミー・イン・ユア・ライフ[ライヴ])(4:16)
*Recorded Live in 1973 at Carnegie Hall, New York City, N.Y.
【musicians】
Bill Withers: guitar and piano(on 5.)/ Ray Jackson: piano, clarinet and electric piano / James Gadson: drums and percussion / Melvin Dunlop: bass / Benorce Blackmon: guitar
ビル・ウィザース( discography )の2nd アルバム "スティル・ビル" ーーー。
前作の "Just As I Am" のプロデューサーであるブッカー・T・ジョーンズはスケジュールの都合がつかなかったため、一緒にツアーを廻っていた "ワッツ103rd ストリート・リズム・バンド" のメンバー3人 ~レイ・ジャクソン(← ビルがレコード・デビューする "きっかけ" をつくってくれた恩人でもある)、ジェイムス・ギャドソン、メルヴィン・ダンラップ~ に、同バンドのビノース・ブラックマンを加えた5人で録音したのが本アルバム。
ツアー・メンバーの4人がギャドソン宅のガレージに集まっては、練習のためではなく "ただ楽しむために" 何時間もセッションを続けたなかから生み出された "熱" や "グルーヴ感"
がそのまま伝わってくるような、秀逸な一枚 ーーー。
"アコースティック・ファンク" とでも呼びたい一曲。
ベスト盤などにも収録されているので、聴いたことがあるでしょう?
オトコなんて鈍い生きもの・・・なんて高をくくっていると、心の中を見透かされているかも(苦笑)。
疲弊した社会を "癒やす" かのようなこの名曲は、"歌詞" とあわせてじっくりお聴きください。
機会があれば、タイトルにもなった映画 "Lean On Me" もぜひご覧ください。
・・・選曲に困るのですが、コレまた絶妙のアンサンブルが効いてる "渋い" ファンク。
社会的なメッセージや、ごく私的な世界を唄った全10曲は、それぞれが個性的&秀逸 ーーー。
ツアー・メンバーにギターを1人加えたのは "大正解"! この人の曲は歌詞をじっくりとかみしめながら聴くと、よりいっそう・・・沁みます。
なおボーナス・トラックの 11. 12. は、"LIVE AT CARNEGIE HALL" に収録されているもの。
>> 'funky_soulful'(CD/LP)- discography(M-Z)