スクール・オブ・ロック
cast >> Jack Black, Joan Cusack, Mike White, Sarah Silverman, Joey Gaydos Jr., Miranda Cosgrove, Kevin Clark, Rebecca Brown, Robert Tsai, Maryam Hassan, Caitlin Hale, Aleisha Allen, Adam Pascal, Kate McGregor-Stewart, Nicky Katt, Heather Goldenhersh, Amy Sedaris ...
director >>Richard Linklater(109min)
soundtrack >>
バンドをクビになった売れない "ロッカー" 男が、ひょんなことから「代用教員」になりすまし、管理教育に浸りきった小学生たちに "ロック魂" をたたき込む、痛快ロックンロール・コメディ ーーー。
監督はリチャード・リンクレイター( "Before Sunrise" ← 脚本・監督)。脚本は、実際に3年ほどジャック・ブラックの隣人で、本作にも出演しているマイク・ホワイト( "The Good Girl" ← 脚本・出演 "Nacho Libre" ← 脚本・製作でジャックと組む)が、ジャックのために書いたもの。その甲斐あってか全米NO.1に輝いた本作は、彼を "客を呼べる俳優" に押し上げた。
"ロック魂" を全身全霊で表現するギタリスト、デューイ・フィン(J・ブラック "Enemy Of The State" "Tropic Thnder" )。しかし、ロックを愛するあまりの破天荒ぶりがアダとなり、バンドのメンバーに愛想をつかされ、クビにされてしまう。おまけに、代用教員の親友ネッド(M・ホワイト)のアパートに居候しているデューイは「家賃滞納」がかさみ、ネッドの恋人パティ(サラ・シルヴァーマン "RENT" )を激怒させ、アパートから追い出される寸前。
そんな時、ネッドに名門私立小学校から「代用教員」の仕事が舞い込み、たまたま電話に出たデューイは "金欲しさ" からネッドになりすまし、厳格な女校長のマリンズ(ジョーン・キューザック ← ジョン・キューザックの姉 "Arlington Road" "Working Girl" )をまんまと騙し、5年生の担任に。しかしそこは名門、厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちには "覇気" も "個性" も全くナシ。しかし、音楽室でクラシック演奏の授業を覗いたデューイは、彼らが "音楽の才能" に溢れていることを知り、彼らにロックをやらせて一緒に "バンド・バトル" に出場するという、よこしまな計画を思いつく・・・・・。
ギターのザックをジョーイ・ゲイドスJr.、クラス委員のサマーをミランダ・コスグローヴ、ドラムのフレディをケヴィン・クラーク、ベースのケイティをレベッカ・ブラウン、キーボードのローレンスをロバート・ツァイ、3人のコーラス、トミカをマリアム・ハッサン、マルタをケイトリン・ヘイル、アリシアをアレイシャ・アレン( "Are We There Yet?" シリーズ)、トミカの母親をスザンヌ・ダグラス( "TAP" "The Inkwell" )。
子供たちはオーディションで選ばれ、実際に演奏。もちろん、J・ブラックも自ら唄い、演奏。本人曰く、もともとアコースティック・ギターを弾いていたのでエレキは得意ではなく、練習しても足りない部分は "気合い" で補ったそう(確かに!・笑)。
別にロック好きじゃなくても、必ずどこかで聴いたことのある曲が登場。J・ブラックの "ノン・ストップ・ハイテンションぶり × オタクぶり × ロック魂全開" の笑いも凄いけど(笑)、子供たちと築いていく "信頼関係" がほのぼのしていてイイ。J・キューザックもイイ味を添えています。
>> Comedy - filmography(コメディ 映画作品一覧)
2009-04-28