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"INNERVISIONS"(1973)

2009-03-08 02:38:16 | Music 'funky_soulful' (CD/LP)



"INNERVISIONS"  Stevie Wonder(SHM-CD)
written, produced and arranged by Stevie Wonder

1. TOO HIGH(4:37)
2. VISIONS(愛の国)(5:25)
3. LIVING FOR THE CITY(汚れた街)(7:26)
4. GOLDEN LADY(4:45)
5. HIGHER GROUND(3:43)
6. JESUS CHILDREN OF AMERICA(神の子供たち)(4:11)
7. ALL IN LOVE IS FAIR(恋)(3:43)
8. DON'T YOU WORRY 'BOUT A THING(くよくよするなよ)(4:45)
9. HE'S MISSTRA KNOW-IT-ALL(いつわり)(5:37)


グラミー賞【最優秀アルバム】に輝いた名曲揃いの不朽の名作、スティーヴィー・ワンダーdiscography )の "インナーヴィジョンズ" ーーー。
1950年 ミシガン州サギノウで生まれた、本名 "スティーヴランド・モリス・ジャドキンズ" は、未熟児網膜症が原因で、生まれてすぐに視力を失う。しかし、わずか11歳でモータウン・レコードに入社、"リトル" スティーヴィー・ワンダーとしてデビュー。翌年 "Fingertips-Pt.2" で全米1位獲得。その後 "Uptight"('66)、 "For Once In My Life"('68)などヒットを連発。20歳になった '70年モータウンから「セルフ・プロデュース権」を獲得後、マルコム・セシル&ロバート・マーゴレフにシンセサイザーを師事し、'72年にはワンマン・レコーディングによる "Music Of My Mind""Talking Book" を発表。'73年 本作を発表するも、従兄弟の運転する車に同乗中、交通事故に遭う。復帰後、さらに "神秘性" を深め、彼自身の "人生" を綴った "Songs In The Key Of Life"('76)(cf. "STEVIE WONDER: Songs In The Key Of Life" )は「14週1位」を獲得し、グラミー賞独占・・・とキリがない(苦笑)。
肝心の本作は、社会へのシニカルなメッセージを込めた "激しさ" と "優しさ”を併せ持つ秀逸なアルバム ーーー。
数あるアルバムの中でも大好きな一枚です。

3. LIVING FOR THE CITY
ラムゼイ・ルイス "SUN GODDESS" でのカヴァーは秀逸。

4. GOLDEN LADY
"free soul" でも人気の高い、隠れた名曲です。

5. HIGHER GROUND
彼の曲は数え切れないほど映画に使われていますが、この曲も "the PURSUIT of HAPPYNESS" でも抜群のタイミングで流れます。ちなみにマーカス・ミラー "FREE" でのカヴァーもお気に入り。

7. ALL IN LOVE IS FAIR
美しいラヴ・ソングを "しっとり" と聴き入ってください。・・・バーブラ・ストライサンド( "The Way We Were" )もカヴァーしてたなぁ。

8. DON'T YOU WORRY 'BOUT A THING
彼の曲のカヴァー or サンプリングも数知れずですが、インコグニートの "TRIBES VIBES+SCRIBES" ver. はお気に入りのひとつです。

ところで "SHM-CD" のリリースは大歓迎ですが(笑)、慣れ親しんだ "ジャケット・デザイン" をマイナー・チェンジするのはご遠慮いただきたいものですわ(願)。"MOTOWN" の商標がナイのも、なんとも寂しいし・・・(悲)。
 

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