ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場
cast >> Clint Eastwood, Marsha Mason, Mario Van Peebles, Everett McGill, Moses Gunn, Eileen Heckart, Bo Svenson, Boyd Gaines, Arlen Dean Snyder, Vincent Irizarry, Ramn Franco, Tom Villard, Mike Gomez, Rodney Hill, Peter Koch, Richard Venture, Peter Jason, J.C. Quinn, Begonia Plaza, John Hostetter ...
producer / director >> Clint Eastwood(130min)
music >>Lennie Niehaus
朝鮮・ベトナム戦争で輝かしい戦功を残した昔気質の軍曹が、再び古巣の海兵隊に志願し、落ちこぼれ集団を鍛え直し、第三の戦場へ向かう姿を描いた戦争ドラマ ーーー。監督・製作・主演はクリント・イーストウッド、編集はジョエル・コックス、音楽はレニー・ニーハウスというお馴染みの面々。
砲術軍曹トム・ハイウェイ(C・イーストウッド filmography )は、生涯を "海兵隊" に捧げてきたタフで酒好きの昔気質な男 ーーー。祖国と軍隊を愛し、なかなか "平和" に馴染めないハイウェイは、かつて華麗な戦功を残した古巣の第二海兵隊偵察小隊に志願し、小隊指揮のために帰ってきた。実戦経験もなく、無責任な落ちこぼれ小隊を任せられたハイウェイは、昔ながらの "彼のやり方" で厳しい訓練を課すが、若手将校たちにとって彼はカンに触るだけの存在。それでも "戦う意味の何たるか" を教え込もうするハイウェイの姿勢に、反抗ばかりしていた将校たちも次第に心を開いていく。そんな矢先、小隊にグレナダへの出動命令が下る・・・・・。
軍務そっちのけで "ロック・スター" になるのを夢みるスティッチをマリオ・ヴァン・ピーブルズ( filmography )、ハイウェイの別れた妻アギーをマーシャ・メイソン( "THE GOODBYE GIRL" )、ハイウェイを目の敵にする大隊長のパワーズ少佐をエヴェレット・マッギル( "BRUBAKER" "UNDER SIEGE 2" )、ウェブスターをモーゼス・ガン( "SHAFT" "CORNBREAD, EARL AND ME" )、リトル・メアリーをアイリーン・ヘッカート、大学出で "机上で" 戦略を練るリング中尉をボイド・ゲインズ( "FAME" )、ハイウェイの良き理解者で共に戦ったチューズーをアーレン・ディーン・スナイダーら。
同じ戦争をテーマにしたイーストウッド作品でも、"Letters From Iwo Jima" や "Flags Of Our Fathers" に比べると、気楽に楽しめる作品です。
イーストウッドは朝鮮戦争の最中である1951年に "陸軍" に招集され、2年後の1953年に除隊という経験を持っているので、台詞に信憑性を感じます ーーー。
ちなみに、"ハートブレイク・リッジ" が何を指すのかは・・・ご覧ください(笑)。
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