理由
cast >> Sean Connery, Laurence Fishburne, Kate Capshaw, Blair Underwood, Ruby Dee, Ed Harris, Scarlett Johansson, Ned Beatty, Victor Slezak ...
producer >> Sean Connery
director >> Arne Glimcher
1986年 フロリダ州オチョピーで、わずか11歳の白人少女ジョウニーが無惨な死体で発見された。逮捕されたのは、黒人青年ボビー・アール(ブレア・アンダーウッド filmography )ーーー。
"死刑廃止論者" のハーバード大学法学部教授ポール・アームストロング(ショーン・コネリー "Finding Forrester" "The Untouchables" )は、8年前に白人少女誘拐殺人事件の犯人として逮捕され、死刑判決を受けたボビーの祖母(ルビー・ディー filmography )から、ボビー自身が無実を訴える手紙を受け取り、早速事件の再調査に乗り出す。しかし、調べて行くうちに次々と意外な事実が浮かび上がってくる・・・・・。
次々と予想を裏切って、二転三転と巧妙に展開する構成とテンポが秀逸。名優S・コネリーはもちろん、同じ黒人でありながらボビーを逮捕し、彼を執拗に追いかける地元警察のタニー・ブラウン役をローレンス・フィッシュバーン( filmography )、やがて真犯人をほのめかす "狂気の囚人" ブレア・サリバンをエド・ハリス( filmography )が演じ、いつもながら独特の個性を発揮し "観客を騙して" くれます。
コネリーの娘役には、本作がスクリーン・デビューの幼いスカーレット・ヨハンソン(← ファンにはこれだけでも観る価値がありそう!・笑)。ウディ・アレン監督は、秘蔵っ子である彼女のパーティー三昧のセレブ的ライフスタイルが、彼女自身の才能を潰してしまうのではと心配して「メリル・ストリープを手本にしなさい」と呼びかけているらしいです(苦笑)。また、彼女は最近シンガーになると言って "Yes We Can Obama Song" にも参加していますが、実力は・・・??(疑問)
ちなみに、コネリーとハリスは "The Rock" でも共演。ボビー役のB・アンダーウッドは、"EBONY" や "ESSENCE" などの米雑誌で "最も SEXY な男" の一人に選ばれたこともある人です。