"HOW 'BOUT US" Champaign
produced by Leo Graham
1. CAN YOU FIND THE TIME?(今夜は僕と)(4:05)
2. PARTY PEOPLE(パーティ・ピープル)(5:02)
3. WHIPLASH(ホイップラッシュ)(3:37)
4. I'M ON FIRE(アイム・オン・ファイアー)(4:18)
5. HOW 'BOUT US(ハウ・アバウト・アス)(4:35)
6. SPINNIN'(スピニン)(3:16)
7. DANCIN' TOGETHER AGAIN(もう1度踊りましょう)(3:15)
8. LIGHTEN UP(灯りをつけて)(3:17)
9. IF ONE MORE MORNING(ワン・モア・モーニング)(4:05)
【members】
Paulie Carman(vo)/ Rena Jones(vo)/ Haward Reeder(g, vo)/ Michael Day(key, g, vo)/ Dana Walden(key, synth)/ Rocky Maffit(perc, vo)/ Michael Reed(b)
シャンぺーン の1st アルバム "ハウ・アバウト・アス" ーーー。
シカゴ・サウンドの魅力のひとつである "ヴォーカル・ハーモニー" の灯が、ディスコ旋風やハウスの流行で消えかかっていた頃、時代の流れに逆らってハーモニーにこだわった彼ら。グループとしては3枚のアルバムを残して自然消滅したあと、'91年にポーリーとレナがデュオとして再出発したとか、シャンペーンとして復活したとか聞きますが、残念ながら "聴いた" ことはありません。
プロデューサーは、ジェラルド・アルストン在籍時の "マンハッタンズ" などで知られるレオ・グラハム。彼の手腕により、ヴォーカル・ワークを大切にしつつ、飽きのこないバラエティに富んだ構成の一枚です。本作もアル・ジョンソンの "BACK FOR MORE" と同じく、'91年に ~ブラック・アーバン名作選~ の一枚として、めでたく「世界初CD化」されたもの。
さらりとスマートに、さり気ないハーモニーで誘ってくれるオープニング・ナンバー。
軽めの都会的なタッチのファンク・ナンバー。
イントロのベース&ギターが印象的な、洗練されたハーモニーが心地良い、お気に入りのナンバー。
アーバンなサウンドの波間に漂ってください・・・。
スローでスウィートなタイトル曲は、本作イチバンのヒット曲。
ふたりの仲を憂う曲ながら、消えゆくかもしれない "ヴォーカル・ハーモニー" の灯(ともしび)とかけて、
"灯(ひ)が消えたら 僕らも何処かへ消えていくだけさ"・・・と唄っているように聴こえてなりません。
このアルバムも、なぜか時々聞きたくなる一枚です ーーー。
ところで余談ですが「smaSTATION!!(スマステ)」で『日本人が選ぶ洋楽一発屋 ベスト30』という失礼極まりないランキングがありまして(苦笑)、いくら ど素人の日本人 が選んだとはいえ、謝ってほしいのがいっぱい!(怒&呆) レイ・パーカー, Jr.( discography )、ボビー・マクファーリン、リッキー・マーティンとか、とにかくふざけんな!(怒)・・・って感じ(疲)。
ーーー とは言いつつ、私があえて選ぶとしたらザ・ナックの「マイ・シャローナ」だな(古っ!・笑)
>> 'funky_soulful'(CD/LP)- discography
私も同じく、彼らの曲はその1曲しか知りません・・・f^_^;
映画 "Roll Bounce(ロール・バウンス)" のゴキゲンなローラー・ダンス・シーンで使われていて、超懐かしかったです。