バリ2007（その19）：ガルンガン～トゥガナン

Fukunosukeです。
6月27日（水）／５日目の午前



バリは一年中お祭りをやっているような島。でも、これまでは車の
中から見かけることはあっても、わざわざ見に行くことはありま
せんでした。今回バリの行事初見物です。


今日は、２１０日毎に行われるガルンガン。先祖がこの世に戻って
来るという、日本でいえばお盆にあたる行事だそうです。


お寺に入るので、アマンのスタッフがサロンを巻いてくれました。

この人なかなか面白くて、「ボクちゃんバリのスパイシーな料理、
本当は得意でないのよ。すぐお腹ピーになっちゃうの」
なんて申していました。

イヤ、実際の言い方はわかりませんが、そういう意味の事は言って
ました。“バリっ腹”になるバリニーズっているんだ。




とうもろこし畑、田んぼ、山、空、雲。

よく、バリの風景は「日本の原風景に似て懐かしい」なんて
言いますが、実際その通り。



青空にペンジョール。




車を止めて、アマンのスタッフのガイドでお寺に向かいます。




お寺の中は、既に近所の人がお参りをしています。




これがなんなのかわかりませんが、とにかくチャナン（お供え物）
まみれになっています。ちまちま置くより、“みんなでまとめて
でっかいお供え一つにしよう！”とかならないんですかね。




こっちの小さい祠にも、お供えをしていきます。

どこのお寺にも、必ず小さめの祠が３つあるのですが、これは
ひょっとしてヒンドゥーの３大伸を祀ってあるという事なの
でしょうか？ご存知の方いたら教えてください。



バリでは、お犬様もお参りします。

ウソです。チャナンに入っているご飯を食べています。




巨大なバニヤンツリー（ガジュマルの仲間）。

あんまり大きすぎて、うろが洞窟になってしまってます。オドロキ。

アマンの人に「僕はこれが見せたかったんだ」と言われたのですが、
どういういわれがあるのかは説明してもらえなかった。でも、とに角
自慢らしい。彼は満足げでした。




女の人は、上手に頭に物を載せて歩きます。




朝出発を少し遅らせたためか、こういう供物を載せた女性達の
行列や楽隊の行進などは見られなかったけど、初めての行事
見学はなかなか面白かったです。

次回はもうちょっとディープなやつを見てみたいな。





お寺を２軒ほど見て回った後、トゥガナン村へ行きました。

トゥガナンは、バリ・アガというバリの先住民族が住む村。アトゥ
（アタ）の編みカゴや、ダブルイカット（縦横絣）等で有名です。

なにやら複雑な機構のブランコ。妙な物に技術の高さを発見して
しまいます。




村の中に、ダブルイカットの実演販売所があります。





スゴーく伝統的な村だそうですが、カナーリ観光地です。
例えが貧しくて申し訳ないですが、妻籠とかそんなもんか。

結局、ダブルイカットを１枚買ってしまいました。




ついでに道端でウンコを踏んでしまいました。部屋に戻るまで
気付かなかったので、＃３７を猛烈ウンコ臭くしてしまい、大騒ぎに
なってしまいました。

お部屋係りにチップを弾み、“床が光る”ほど入念に掃除してもらい
ました。この後＃３７に泊まる人、洗面所がほんのりウンコ臭かったら、
それは僕のせいです。すみません。


思い起こせば、僕人生で何回ウンコ踏んだろう。数え切れない。
hiyoko曰く「あんたはウンコに吸い寄せられているようだ」だそうです。


下を向いて歩くのは、俺の主義に反するのだ！





ティダ・アパ・アパ！
アマンキラに戻って、太陽を浴びようか。