○△□ ∞ 鶴千亀万 人間百年

『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

memo ∞「井口聖/人類がまだ見ぬ宇宙を見たい!アルタ電波望遠鏡」

2014-01-12 | 学習
“宇宙と生命誕生の謎”を解き明かせ!
人類がまだ見ぬ宇宙の姿を探る!~電波望遠鏡「アルマ」
ドリームメーカー:
国立天文台教授/井口聖(さとる) さん

TBS「夢の扉+」1月12日 #136「人類がまだ見ぬ宇宙を見たい!」(+ 再生リスト)

『人間の目では見えない宇宙を観る』
南米チリ。標高5000mの砂地に、66台ものパラボラアンテナが並んでいる。
天文学史上最高性能を誇る、巨大な電波望遠鏡「アルマ」だ。
その能力は、なんと視力6000!東京から大阪にある一円玉を見分けられるほど。
「惑星の誕生」「生命の起源」といった“宇宙の謎”を探るこの国際共同プロジェクトで、
世界20カ国が参加するなか、東アジアのプロジェクトマネージャーを務めるのが、
国立天文台の井口聖教授。アルマ建設の責任者で、この計画を牽引する一人だ。

星の“光”をとらえる光学望遠鏡とは違い、アルマは、“電波で宇宙を見る”電波望遠鏡。
これまで観測が困難だった、宇宙空間の微弱な電波をとらえることが可能で、
2012年には、生命の構成物質が発している、ある電波を観測することに成功!
「生命の起源」の謎に一歩近づく大発見だった。

アンテナの精度から受信機の素材まで、アルマには、日本の技術の粋が
集められた一方で、国際共同プロジェクトならではの苦難が、井口にのしかかった。
「日本人は出て行け」と屈辱的扱いも・・。
それでもチームの成功のために突き進む、井口のプロジェクトマネージャーとしての足跡と、
天体の真の姿、“宇宙の謎”に迫る人類の挑戦を追った。

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故 石黒正人先生が先鞭を付けたのであるが、予算が遅れて、正式参加が遅れた。閉め出される恐れもあった。

2年越し正式に参加、、、いろいろな困難があったが、日本のアンテナはアルマ採用の1号となった。2013年開所。

電波を受け、加工する受像機を日本の技術が創った:世界から絶賛の成果となった。故に、ようやく完成し次の躍進へ進んでいる。

これだけのプロジェクトであり、ようやくスタート、ご苦労様です。(業績は下段の”年月日のタイトル”から見てください)

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TBS「夢の扉+」1月12日OA 主人公の未放送映像

アップロード日: 2014/01/10


"宇宙と生命誕生の謎"を解き明かせ!


人類がまだ見ぬ宇宙の姿を探る!~電波望遠鏡「アルマ」


国立天文台教授/井口聖(さとる) さん


写真井口 聖(いぐち さとる、IGUCHI, Satoru)

所属 チリ観測所(三鷹) 
職名 教授
電波研究部主任 
学位 工学博士 (電気通信大学) 
専門分野 電波天文学

 銀河形成において、銀河と銀河の衝突が幾度も繰り返し行われ、そしてその最終段階に巨大銀河へと進化すると考えられている。そして、概ね、すべての銀河の中心には巨大ブラックホールが存在すると考えられているが、その巨大ブラックホールがどのように誕生し、そしてそれが銀河の進化とどうように関係しているのか、まだ明確にその過程はわかっていない。巨大ブラックホールと銀河の共進化を軸に、活動銀河核、ブラックホール、バイナリ—ブラックホール、そしてこれらの周辺物理(ジェット、プラズマ円盤、分子ガストーラスなど)に関する観測的研究を行っている。 
「詳細はこちら http://alma-intweb.mtk.nao.ac.jp/~iguchi/jgalaxy.html

   また、電波干渉法の研究において、アンテナ、受信機、アナログ機器、アナログ・デジタル変換器、高速データ伝送装置、基準信号発生器と基準信号安定化校正器、デジタル機器、開口合成法における画像解析と校正法など、これら電波干渉計サブシステムの詳細設計と開発、そして全望遠鏡システムの設計とその最適化の研究を行っている。 
「詳細はこちら http://alma-intweb.mtk.nao.ac.jp/~iguchi/jdevelop.html

   現在、この干渉法の研究をさらに推し進め、第2の地球の検出とその直接撮像を目指した次世代望遠鏡計画の立案を行っている。 
「詳細はこちら http://alma-intweb.mtk.nao.ac.jp/~iguchi/j2ndE.html

教育方針:http://alma.mtk.nao.ac.jp/~iguchi/jlab.html

その他、全般はこちら。個人紹介ウェーブサイト:http://alma.mtk.nao.ac.jp/~iguchi/

略歴

電気通信大学院大学電気通信学研究科電子工学専攻博士課程修了
国立天文台・COE研究員、2001年より国立天文台・助教、そして2008年より国立天文台・総合研究大学院大学・准教授を経て、2012年より国立天文台・総合研究大学院大学・教授。
2008年より、国際アルマ計画・アルマ東アジア・プロジェクトマネージャ。2010-2011年度および2012-2013年度、国立天文台・電波研究部・主任。2008-2009年度、国立天文台・電波専門委員会・委員。2010-2011年度および2012-2013年度、国立天文台・電波専門委員会・委員長。2011年3月より、国立天文台・TMT小委員会委員・委員。

専門分野

電波天文学、銀河形成とブラックホール、干渉法

研究のキーワード

電波干渉計、銀河形成、活動銀河核、バイナリーブラックホール、第2の地球

現在の研究課題

日本プロジェクトマネージャとしてアルマ計画を推進。ミリ波サブミリ波による巨大銀河形成の観測的研究を進めるとともに、さらに超長基線干渉計も用いて「巨大バイナリーブラックホール」の研究に力を注ぐ。また、アルマ望遠鏡の後継として、「第2の地球」を探査する次世代ミリ波サブミリ波大型計画の立案検討を行っている。

  
 
 
   
 

写真は、(左から)完成したバンド4、バンド8、バンド10受信機です。(撮影:国立天文台)

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