○△□ ∞ 鶴千亀万 人間百年

『鶴は千年、亀は万年、人間は百年へ』

2月6日(火)のつぶやき

2018-02-07 | ねっと・さーふぃん

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仏教の世界には、
 「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」という言葉があるそうです。

 中世の西洋には、
 「一日一食は天使の生活。一日二食は人間の生活。一日三食は獣の生活」
という諺があったそうです。

 睡眠は、体、脳、消化器官の三つの疲労回復が目的であると言われています。
 中でも消化器官の疲労回復という役割が大きく、「一食三時間」という言葉もあるほどです。
 一食三時間とは、食事を一回摂る毎に三時間の睡眠が必要で、
 一日三食の人は睡眠時間が九時間になり、一日二食にすると六時間になり、 一日一食にすると三時間の睡眠で充分になるという事です。

 摂取した食べ物が完全に消化吸収されてから排泄し終えるまで約18時間かかります。
 一日三食だと、胃腸を休ませる時間がありませんし、内臓を酷使する事になります。
 食事と食事の間隔を18時間以上あけるためには、一日一食にする必要があるのです。

 

 空腹が続くと、腸はモチリンという排泄を促す消化管ホルモンの分泌量を増やします。
モチリンは、腸の蠕動運動を亢進させ、腸管内に残っている内容物の排泄を促します。
モチリンが起こす胃腸の収縮は強力で、胃壁の襞に入り込んだ老廃物まで綺麗に掃除してくれます。
 胃と腸の間にある弁の幽門が開いて、胃壁から落とされた老廃物は腸へと流れていきます。
 空腹が続くとお腹が鳴る事がありますが、この時にモチリンの分泌が高まるのです。
モチリンは、通常、空腹時間が八時間以上続くと分泌されるのですが、
 食事の摂取量が多いと分泌されるまでに時間がかかってしまいます。

 糖質は消化されるとブドウ糖になり、血液中に取り込まれて血糖値を上げます。すると、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが膵臓から分泌されます。インスリンの働きによって、上昇した血糖値は三時間後に元の値に戻ります。しかし、インスリンの血中濃度が元の値に戻るのはさらに一時間後なのです。
そのため、血糖値は食事前の値より低くなり、そこで空腹感が起こるのです。空腹感は、血糖値の絶対値ではなく、食事を摂る事によって上昇した血糖値と、時間が経過して下がってきた血糖値との差である相対値によって起こるのです。
 従って、なるべく血糖値を安定させるようにすれば空腹感は起こらなくなります。朝も昼も食べなければ、血糖値は一定のままなので、空腹感はほとんどありません。