◆安定化に最低10万年はかかる核のゴミ。捨て場所は?
(2011年9月のブログを、更新しました。)
●フィンランドはオンカロという最終処分場を岩盤深く掘り進めています。
ブログ・北の国から猫と二人で想う事の記事2025年までに石炭を止めるフィンランド(オンカロ紹介の動画もあります。)に詳しいです。
それが出来るのも、フィンランドは、国土が岩盤で、しかも19億年間も地殻変動が無く、地震さえ皆無という恵まれた国だからです。
●半減期の短いものは急激に大きなエネルギーを放出して人体などに強い影響を与える。
一方、半減期が長いといつまでも環境への悪影響が続く。
●半減期の2倍の時間が経過したからといって、放射能はゼロにならない。
半分になったものが、さらに半分(最初の4分の1)になるには、やはり同じだけの半減期を要する。
半減期ごとに半分になる現象が繰り返され、半減期の10倍の時間がたつと最初の約千分の1になるという。
●モンゴル核処分場計画(2011年5月9日毎日新聞記事より)
使用済み核燃料、いわゆる「核のゴミ」の国際的な最終処分場を日米主導でモンゴルに造る計画が、水面下で加速している。
5月に毎日新聞が計画を報じた後、モンゴルから核燃料の供給を受けたいアラブ首長国連邦(UAE)が新たに加わり、米エネルギー省が今月、了解覚書(MOU)を年内に締結したいと関係各国に打診した。
安全になるまで最低10万年はかかる核のゴミを、未来の世代に押しつけ、先進国が途上国に負わせる構図。
モンゴル南部ゴビ砂漠にあるウラン鉱山周辺に、核燃料製造施設、原発、研究所、使用済み核燃料貯蔵施設などの核複合施設を建設、国際原子力機関(IAEA)に管理を委ねる構想だ。
IAEAによると、使用済み核燃料は世界で推計約33万トン。年間1万500トンが発生しており、うち8500トンが処分に備えて貯蔵され、2000トンが再処理されている。再処理しても、高レベル放射性廃棄物が生まれるため、使用済み核燃料をそのまま処分するのと同じ歳月の隔離が必要となる。
日米では住民の反発で最終処分場の建設は現状では極めて困難だ。
国連加盟国の中で人口密度が最も低く、地盤も強固なモンゴルに白羽の矢が立てられたのは、原子力を国家戦略に据えた先進国の「事情」があった。
◆しかし、というか やはり4ヵ月後には モンゴルの人々の反対の活動で 頓挫したようです。
・毎日新聞の報道後、モンゴル国内で、使用済み核燃料の処分場計画撤廃と情報公開を求める運動が起きた。これに押される形で、エルベグドルジ大統領は2011年9月の国連総会で「処分場建設は絶対に受け入れられない」と計画断念を表明した。
「核の番人」と形容されるIAEAの天野之弥事務局長は「自分が出した廃棄物(の処理)は、自分で責任を持つ。これが基本だ。人に面倒を見てもらおうという考えは甘い話だ」と語る。だが、「核のゴミ」を巡る解決法を人類はまだ見いだしていない。【ロンドン毎日新聞・会川晴之記者】
モンゴルの人々の怒りは同感できます。
●最終処分場が、10万年を待たずに後世の人々に開封される事を、ピラミッドの例で警告しているブログです。是非、ご一読下さい。
《 ブログ・現代のピラミッドは許されるか 》
※2014年1月17日追記
参照記事・青森県六ケ所村にある放射性廃棄物の最終処分「地下試験場」をTBSが初撮影
(2011年9月のブログを、更新しました。)
●フィンランドはオンカロという最終処分場を岩盤深く掘り進めています。
ブログ・北の国から猫と二人で想う事の記事2025年までに石炭を止めるフィンランド(オンカロ紹介の動画もあります。)に詳しいです。
それが出来るのも、フィンランドは、国土が岩盤で、しかも19億年間も地殻変動が無く、地震さえ皆無という恵まれた国だからです。
●半減期の短いものは急激に大きなエネルギーを放出して人体などに強い影響を与える。
一方、半減期が長いといつまでも環境への悪影響が続く。
●半減期の2倍の時間が経過したからといって、放射能はゼロにならない。
半分になったものが、さらに半分(最初の4分の1)になるには、やはり同じだけの半減期を要する。
半減期ごとに半分になる現象が繰り返され、半減期の10倍の時間がたつと最初の約千分の1になるという。
●モンゴル核処分場計画(2011年5月9日毎日新聞記事より)
使用済み核燃料、いわゆる「核のゴミ」の国際的な最終処分場を日米主導でモンゴルに造る計画が、水面下で加速している。
5月に毎日新聞が計画を報じた後、モンゴルから核燃料の供給を受けたいアラブ首長国連邦(UAE)が新たに加わり、米エネルギー省が今月、了解覚書(MOU)を年内に締結したいと関係各国に打診した。
安全になるまで最低10万年はかかる核のゴミを、未来の世代に押しつけ、先進国が途上国に負わせる構図。
モンゴル南部ゴビ砂漠にあるウラン鉱山周辺に、核燃料製造施設、原発、研究所、使用済み核燃料貯蔵施設などの核複合施設を建設、国際原子力機関(IAEA)に管理を委ねる構想だ。
IAEAによると、使用済み核燃料は世界で推計約33万トン。年間1万500トンが発生しており、うち8500トンが処分に備えて貯蔵され、2000トンが再処理されている。再処理しても、高レベル放射性廃棄物が生まれるため、使用済み核燃料をそのまま処分するのと同じ歳月の隔離が必要となる。
日米では住民の反発で最終処分場の建設は現状では極めて困難だ。
国連加盟国の中で人口密度が最も低く、地盤も強固なモンゴルに白羽の矢が立てられたのは、原子力を国家戦略に据えた先進国の「事情」があった。
◆しかし、というか やはり4ヵ月後には モンゴルの人々の反対の活動で 頓挫したようです。
・毎日新聞の報道後、モンゴル国内で、使用済み核燃料の処分場計画撤廃と情報公開を求める運動が起きた。これに押される形で、エルベグドルジ大統領は2011年9月の国連総会で「処分場建設は絶対に受け入れられない」と計画断念を表明した。
「核の番人」と形容されるIAEAの天野之弥事務局長は「自分が出した廃棄物(の処理)は、自分で責任を持つ。これが基本だ。人に面倒を見てもらおうという考えは甘い話だ」と語る。だが、「核のゴミ」を巡る解決法を人類はまだ見いだしていない。【ロンドン毎日新聞・会川晴之記者】
モンゴルの人々の怒りは同感できます。
●最終処分場が、10万年を待たずに後世の人々に開封される事を、ピラミッドの例で警告しているブログです。是非、ご一読下さい。
《 ブログ・現代のピラミッドは許されるか 》
※2014年1月17日追記
参照記事・青森県六ケ所村にある放射性廃棄物の最終処分「地下試験場」をTBSが初撮影
ノーモア フクシマ になりつつある
世界のまれな大惨事に 日本がどちらにも
名前を連ねるとは 何の因縁だろうか
被爆国でありながら 安易に原子力を受け入れた
天罰だろか。
正力松太郎・中曽根康弘らが権力を得ていなければ・・・。
天罰は当事者たちに下して欲しい。
狭い地震国日本に、原発は要らない!
コメントから やはり そういうことだったのか
と納得 。参考になりました。
聞き流しなので、よく聞き違いをしますが、この情報は、いすに座って見入りました。
顔も名前も出てますから、彼らの今後が少し心配です。(名前をメモし忘れました。)
まさか、世界の目の前で、酷い仕打ちはしないでしょう・・・。
日本の様な国は安全な場所などない
北海道の幌延さえ危険といわれている
つまり 原子力は使えないということに近いでしょう
地熱にしても 火山のほとんどが自然公園にあり その法律で作れなかった。今は水蒸気を使わない地熱発電もあり どんどん進めるべきでしょう
情報はオープンになってしまいますね
気をつけないと
すぐに キャンセルします。
今ある原発を、廃炉にすることさえ、危険この上ない上に、何年かかるか分からない。
それなのに、今日<国際熱核融合実験炉(ITER)>( 太陽で起きている核融合と同様の状態を人工的につくり出し、発電に使えるかどうかを実験する装置。実験炉の建設地をめぐっては、日本と欧州連合(EU)が誘致合戦を展開したが、2005年にフランス国内への建設が決定した。実験炉の運転開始は20年を予定している。)
の為の多額の予算が、日本原子力研究開発機構の核融合エネルギー研究費に42億円が計上されていることが判明。
知らないうちに、こんな事してるなんて!
退会しました。
ブログの自動的投稿のみで、フォローとかツイートとか、やり方が分からずじまいでした。
しかし、同窓会の会員サイトにも登録してます・・・利用してません。
問題は、通販サイトです。洩れ洩れだと思いますが、便利なので退会は・・・。
そんなこんなで、毎日50件以上も迷惑メールが・・・。
出会い系・ギャンブル系・違法Cキャスカード購入案内が届きます。
「送信者を禁止する」で処理していますが、
たま~にミスって開き、慌てて「・・禁止・・」
処理。多分送信者側は、興味アリ と判断して勢いづいてると思います・・・。