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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

BANDAI スター・ウォーズ エッグフォース キャプテン・ファズマ&ファースト・オーダー ストームトルーパー

2024-02-25 16:45:57 | チープトイ






別に80年代当時、タマゴラスにハマった訳でもないのに、なんでか卵型に変形するおもちゃって好きなんですよね。

ただ、個人的なコダワリは「タマゴの状態の形がキレイである」という条件があります。

これに該当しない、つまりは自分の好みから外れているタマゴ玩具の筆頭が、旧ウルトラエッグの一部と、その流れを汲むエッグスターズだったのですが・・・









不思議な事に、時間が経つと、何となくコレクションの端席に加えても良いかなぁと思い始めちゃうんですよね。

おまけに老舗の玩具店でデッドストック品を見つけてしまったので、勢いで購入してしまいました。

2015年に発売された、スター・ウォーズのキャラクターがタマゴに変形する「エッグフォース」シリーズ。

2012年にウルトラエッグが発売開始され、2014年頃にはディズニーキャラやピクサーキャラがタマゴ変形玩具になった「エッグスターズ」が発売されました。

参考記事

BANDAI ウルトラエッグ バルタン星人 ファーストエッグver.

BANDAI モンスターズ・ユニバーシティ エッグスターズ サリー

BANDAI エッグスターズ カーズ マックイーン&メーター

BANDAI 帰ってきたウルトラエッグ 16 ウルトラマンブレーザー











2014年に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で再びスター・ウォーズ(以下SW)の人気が高まり、関連商品もたくさん発売されました。

このエッグフォースはその中でもかなりの変わり種だとは思います。

こちらはSW界での雑魚キャラ代表格のストームトルーパー。









パッケージには人型状態で収納されており、取り出すと、訓練を怠ってメタボになった体型みたいなストームトルーパーが登場します。








残念ながら、可動する個所はほぼゼロ。

素立ちしか出来ません。

裏から見ると肉抜き穴のオンパレードですね。








ただ、ブラスターは割と良い出来で、しっかりと手に持たせることが出来ます。










変形方法は、胴体を分割して頭部を収納。

下半身を折り曲げ、膝下を畳みます。

この方式は、当時のウルトラエッグのウルトラ戦士とほぼ同じで、いわばギミックの使いまわしでした。









エッグ形態。

ご覧のようにブラスターは完全に余剰パーツ。

オマケにエッグと言いつつ、全体のラインも崩れた「なんとなく丸くなっている物体」という状態・・・









特に下半身と脚部を折り畳んだ後ろ側は見た目がひどく、この裏側だけ見ると、とてもタマゴ型だとは思えません。

まあ、この時期に発売されていた他の「エッグスターズ」では、もっとひどいタマゴ型もあったので、これでもまだマシなほうなのですが・・・











続いては、ストームトルーパーを束ねる隊長「キャプテン・ファズマ」

190センチを超える高身長の女性が演じ、劇中でも重要な悪役として宣伝されていましたが・・・

実際の活躍は微妙だった記憶が・・・

まあ、でもSW世界では、あぼボバ・フェットだって劇中では大した活躍もしなかったのに、今や不動の人気キャラですからねぇ。











基本はストームトルーパーの色変えかな?と思いきや、かなり別造形のパーツが多いです。

パッと見た印象では、やはり肩掛けのマントが目立ちますね。

そのほかにも、頭部はしっかりとエラ部分の造形違いが再現されているほか、脛から下のパーツも新規造型となっており、ストームトルーパーより高身長である事も再現されています。









後ろが肉抜き穴ばかりなのと、全く可動しないのはストームトルーパーと同じですが、マントの分だけ見栄えも良くなっています。









附属のブラスターもストームトルーパーと違い、ストック部分が追加されており、カラーリングも違います。

こうした細かいところが変化しているのは嬉しいですね。







特徴的なマントは取り外し可能。

可能と言うか、変形の際に一度取り外す必要があります。

胴体部分の造形も、このマントを固定するためのジョイントが造形されています。










エッグ形態への変形。

本体の変形はストームトルーパーと同じ。

マントも半分に折りたたみます。

ブラスターが余剰パーツになってしまうのもストームトルーパーと同じです。











エッグ形態。

マントのおかげでストームトルーパーと差別化はされていますが・・・

なんだかカリメロとかきのこの山みたいな形です。









後ろ側。

通常のストームトルーパーよりは凹凸が目立ちませんが、しかしやはりコレをタマゴ型と言い張るのは無理がある気がします。








文句ばかり書き連ねましたが、フィギュア状態では変形することを差し引いても、そこまで悪くない造形だと思います。

二つを並べると、ちゃんと身長差やヘルメットの違いなど、しっかり作られているのが分かります。








問題なのは、やはりエッグ形態ですね。

あと、せめてブラスターはどこかの隙間に付けられるようにして余剰パーツを出さないようにして欲しかったですね。











ちなみにマントパーツは通常のストームトルーパーにも取り付けることが出来ます。

まあ、固定用のジョイントが無いので乗せてるだけですが。


この辺のシリーズも、基本となっていたウルトラエッグがリニューアルして、かなりタマゴ形態の改善と可動ギミックが盛り込まれたので、新基準でも出し直してほしいですね。

まあ、タイミング的に更なるSWの新作映画でも作られないと難しそうですが。
























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タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-44 ドラゴジーナDX

2024-02-02 06:14:25 | その他 玩具








ずっと続けてきたキャップ革命ボトルマンのレビューも、これで一旦は終わりになります。







最後にレビューするのは「ドラゴジーナDX」

前回のロイヤルグリフォンほどではありませんが、こちらも通常のボトルマンより一回り箱の大きな商品です。










パーツ一覧。

基本的にカラーが「金と青」で纏められており、まるでエジプトのツタンカーメンを思わせる高貴な色合い。

金色の成型色は2種類あり、ホワイトゴールドのパーツとイエローゴールドのパーツがあります。











まずはパーツを組み上げた星獣アーマー形態。

これまた古代神の雰囲気のあるドラゴンになります。










大きな翼が迫力あります。

また、レバーパーツ全体を中央に配置することで、グラつきなども少なく、パーツのポロリ軽減にも役立っています。










基本的にボトルマンDXシリーズは星獣アーマーがお気に入りなんですが、ドラゴジーナはベタなドラゴンながらもやっぱりカッコいい。

頭部のツノが前にせり出した形なので、角度によって顔が見えにくくなってしまうのが残念ですね。










コアボトルとの合体。

見ての通り、コアボトルが通常より一回り以上大きくなっています。










コーラマルDXのパワーコアとの比較。

ドラゴジーナのコアは、バーチカル(縦撃ち)で、さらに発射口が2連で、それぞれデュアル機能(2発同時発射)も備えています。

この4発発射コアはクアトロコアボトルという名称になっています。










コアボトルと合体し、ボトルマン「ドラゴジーナDX」の完成です。

星獣アーマー形態と、シルエットは大きな変化がありませんが、コアボトル装着や翼の取り付け方の変化で、全体的にかなりのボリュームアップをしています。









ドラゴジーナの特徴である、バーチカル4発同時発射ですが、レバーが左右で分割されており、左右それぞれ独立して発射する事も出来ます。

2発ずつ2段階発射が可能という訳です。









秀逸なデザインの頭部と、上品なカラーリング。

さすがシリーズ最後発で出された商品だけあります。

フィギュアライズで出されている遊戯王のエクゾディアや、ムゲンバインのムゲンファラオと並べておきたくなりますね。









クアトロコアボトル搭載のドラゴジーナを、コーラマルと比較してみました。

真正面から見ると、ドラゴジーナはほぼ「真四角」ですね。









横幅に関しても、キャップ2発発射可能な横幅なので、かなり大きいです。

しかも、組み換え遊びを前提としたロイヤルグリフォンと違い、パーツ分割も少ないので頑丈度も高くかなり遊びやすいです。











また、前足パーツの肩部分には、ボトルマンの腕パーツを嵌めるボトルコア側のジョイントと同じものがついています。

なので、写真のようにドラゴジーナに追加腕パーツを取り付けることも可能です。










コーラマルの通常サイズのボトルコアにドラゴジーナのパーツを取り付けたところ。

胴体のボリュームは一気に少なくなりましたが、星獣アーマーとほぼ同じくらいのサイズ感になります。

もちろん、この状態でも通常のボトルマンより一回り大きいサイズです。









ようやくレイドブルに続くバーチカルコア機体!と思いましたが、あまりパーツに互換性がない・・・

オフィシャルで、ドラゴジーナの翼の先端部分をレイドブルに装着することで、ショートマガジン的な性能を与えることができます。

後は・・・写真のように頭部を交換するくらいで、手足のパーツは幅が合わないんですよね・・・












年末から、1か月間、買って開封して遊んで、とボトルマン尽くしの期間を過ごしましたが、これで自分の中ではボトルマンは一旦休止。

何度か書いた通り、星獣アーマーシステムに面白みを感じているので、現行のGシリーズはそこまで魅力を感じないんですよね。

ただ、横道12星座は揃えたいという欲があるので、今後の長い目での目標としては・・・

・未入手の「ヴァルハスDX」と「C.Cレオン」は入手したい!

・残り2星座のうち、うお座は現行Gシリーズ「サーメッツG」を「退化改造」してDX版を作りたい!

・最後の牡羊座は、何かを改造して新規オリジナルボトルマンを作りたい!(構想としてはヒツジ=ラム肉なのでラムネモチーフがいいかなぁとか考えています)


まあ、最近はアイデアがあっても実行する気力と体力がなかなか無いので、本当にいつになるやら・・・ですけどね。























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