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NERF バガボンド バレルブレード

2015-12-12 00:15:03 | NERF -ナーフ-





先週、中野で行われた「NERFest増刊号」に参加して来ました。

いつもならイベントレポートを記事にするのですが、今回は尚さんのブログや、ブラスターガールズのブログで報告されているので、ちょっと趣旨を変えてMODっぽい記事でも。







今回のイベントには久しぶりにオリジナル装備を持ち込みました。

それがこの「バガボンド バレルブレード」!

持って頂いているのはブラスターガールズのばーらさんです。

見ての通り、バガボンドに取り付けた巨大なブレード!

しかも銃身一体型です。



で、これをどんな風に作ったかをレポートしたいと思います。





思いついたのは、前回の中野でのイベント。

バガボンドを手にした瞬間、グリップの角度で「ああ、これをガンブレードにしたら最高だろうな!」と思いました。

そして以前からいつかは挑戦してみたかった、バレルと一体型のブレードを思いつきました。


まあ、以前に作った「リーコンマチェット」もバレル一体型といえばそうなんですが、今回は「貫通式」にしています。






制作の一番のポイントは、このアクリルパイプ。

銃身の基本となる部分ですが、これがなかなかジャストサイズが見つからない!

そもそもNERFの銃口なんて、各ブラスターによってもまちまちですし、ミリメートル基準ではなくインチヤード基準なので、日本ではなかなかいい材料が見つからないんですよね。

結局、銃口径に近いパイプに0.3mmのプラペーパーを張り付けて太さを調整しました。

全体の長さは、バガボンドからダーツを発射した時にバレル用のパイプに引っ掛からずスムーズに発射できる長さにしています。






もう一つ、銃口部分にブレードを固定させるパイプが必要だったのですが、これは偶然にもぴったりのサイズを見つける事が出来ました。

100円ショップに売っていたハロウィン用のおもちゃの武器の柄がジャストサイズだったんです。








この二種類のパイプを使う事で、バガボンドの銃口部分にブレードを固定する事が出来るようになりました。







ちなみに100円ショップで見つけたパイプはラフカットの銃口にもぴったりです。

これは他のNERFのMODにも使えるかもしれませんね。

自分はそう思って、何本か100円ショップでまとめ買いしました。








このパイプを基準に、本体はホームセンターで買ってきたスタイロフォームを切り出して作りました。

二枚のスタイロフォームにパイプ用の窪みをつけ、貼り合わせてから刃の形を決めて切り出しています。









パイプ部分はヤスリで丁度良いテンションになるように調整しています。

これにより、ブレード部分は脱着が可能になり、取り外せば普通のバガボンドとして使えるようにしています。








あとはカッターで思い通りの形になるよう、ちょっとづつ削って形を作ります。








ブレード側の銃口部分は、中のパイプが目立たないよう、全部をパイプにするのではなく、数センチ短くしています。

残りの数センチの部分のスタイロフォームの切り出しは慎重に行いました。

ここが失敗しては、肝心のダーツが発射されなくなりますから。

何度か試射を行い、スムーズに発射できるようヤスリで表面を調整しました。

デザイン上のポイントとしてブレード上面にはセレーションっぽい凸凹を設けてあります。







形が出来上がったので、塗装の前の下地処理です。

画材屋さんなどで売っている「ジェッソ」という下地材を筆で塗ります。

本来は数回塗り重ね、スタイロフォームの表面の気泡や凸凹を無くすのですが、今回はバガボンドの世界観に合うよう、無骨な鋳造をイメージして2回だけ塗っています。








逆に刃の部分はツルツルで滑らかにしたかったので、二液混合式のエポキシ接着剤をスタイロフォームの端材で塗っています。

凸凹部分に接着剤が入り込むので、思った以上の液量が必要でした。


ここで失敗。

写真には撮っていませんが、肝心の銃口部分のエポキシ接着剤が綺麗に塗れておらず凸凹になってしまい、試射時には問題なかったのに完成後は数発に一度、ダーツが引っ掛かりを起こすようになってしまいました。









塗装は全体をタミヤスプレーの黒鉄色で塗っています。

刃の部分はガイアカラーのスターブライトシルバー。

最後はトップコートの半ツヤでコーティングしてます。








アクセントとしてドライブラシ技法による「ハゲチョロ」を施しています。








先日の中野のイベントでは、お披露目程度でゲームでも特に使いませんでしたが、次回はバンバン振り回して使いたいと思っています!

※表面は堅いので、同じ技法で作った場合、絶対に人を叩いたり突いたりしてはいけません!


モジュラスの発売で、アクセサリーも豊富になりなしたが、こんなおバカなアクセサリーが許されるのもNERFの魅力ではないでしょうか?

実銃スタイルからSF武器まで幅広く楽しめる銃玩具は他にはありませんからね。



しかし、これ、まるでモンスターハンターの武器だなぁ































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