
先日の「NERFest」イベントに参加して、国内で手に入るNERFブラスター、及び国内未発売のブラスターも撃ってきたわけですが・・・
シューティング競技などもして、個人的な撃ち心地の感想を。
・マーベリック
回転式の弾倉と本体の隙間のせいで、どうしてもパワーロスが発生する。
ワントリガーで弾倉回転と圧縮空気発射を行うので、両方がかみ合わないとたまにジャム(弾詰まり)をおこす。
弾道のブレも上下に大きく、精密射撃にはあまり向いていない。
・リーコンCS-6
ロングバレルは抵抗にしかならないので、外したほうが威力、飛距離ともに伸びる。
精度もマーベリックよりは高いが、飛距離に関してはそこまで大きな性能差は出ない。
やはりリフィールがストリームラインしか使えないのは一番の欠点か?
スペアマガジン、リフィールが発売されればもう少しお手軽なウエポンになるかも。
・ダートタグDXセットブラスター
マーベリックと同じく、回転式の弾倉を持つが、本体一体式でパワーロスはほぼない。
命中精度も高く、飛距離もある。見た目以上に性能は高い。
コッキングも軽いので、即連射が可能。
国内でも比較的手に入りやすく、リフィールも選ばず使用できるため、オススメ度は高し。
・ダートタグシールドセットブラスター
基本的に連発物より先込め式の単発型のほうが威力は高め。
これも本体の割には威力、命中精度も高く、結構オススメ。
本体の小ささと、凹レールがついているので他のブラスターと合体させて楽しめる。
当然、連射には向いていない。
・スイッチショットEX-3
Wiiのゲームに付属するブラスター。
これも単発式なので、威力、命中精度共に高い。
ディスクショット射撃で優勝した方は、このブラスターを使用してました。
海外では単品発売もあるらしいが、入手のしにくさが難点。
・バルカンEBF-25
連射性能では、当然他の追随を許さない脅威の25連射。
しかし、改造していないノーマル状態で発射間のタイムが結構あり、ディスクショットなどで連射スピードを生かした撃ち方とかはできない。
リフィールが何でも使えるのは魅力だが、弾を込める(発射準備)のも大変。
弾道はブレが大きく、本体も大きい為、精密射撃には向いていない。
電圧の低下が即ジャムになる。
・ファイアフライ
蓄光テープが巻いてある専用リフィールを使用するため、リーコンと同じく弾切れの心配が付きまとう。
フラッシュLEDによるギミックは素晴らしいが、ブラスター性能で考えるとダートタグDXとほぼ一緒か?
デザインの格好よさとギミックで、他とは違う楽しさを味わえる。
・ディスクショットブラスター
これも単発式先込め式のため、一発ごとの精度は高い。
デザインはNストライクシリーズ基準だが、物自体はダートタグシールドセットのブラスターと同じか?
やはり国内販売がなく、ディスクショットのセットでしか入手できないのが難点。
と、いうことで、FTSのオススメランキング!
1位:ダートタグDXセットブラスター
(高性能で入手のしやすさから入門編としてはこれが一番いいと思う。)
2位:バルカンEBF-25
(NERFブラスター玩具のオモシロさの究極の姿だと思います。)
3位:マーベリック
(性能はともかくやはりデザインのカッコよさ、入手のし易さで。)
しかし!
しかしですよ!
実は、上で書かなかったブラスターが一つあるんです!
それは、ディスクショット大会、空き缶プリング大会、撃ち合いタイムの全てにおいて驚異的な性能を発揮し、味方においては最強兵器、敵に回せば最悪の破壊兵器になるスーパーウエポン!
それが今回取り上げる「アイアンマン N.R.F.425 ブラスター」!!
これは海外ではダートタグシリーズとして発売されたマグストライクという商品を映画「アイアンマン」の商品としてリデコ、リペイントした商品です。
パッケージ裏表


もとはダートタグなのでベルクロのリフィールが付属でしたが、アイアンマン版では黒色の吸盤リフィールが付属。
オマケポスターも付属し、かなり大きな箱になってます。
設定としてはスタークインダストリー(アイアンマンの主人公が経営する大型企業)が作った兵器という事になってます。

オマケについてくるポスターシール。
映画での敵のアイアンモンガーと、ターゲットサイト風のマークが描かれており、それぞれ周りに切り込みがあり剥がしてシールとして貼り付ける事が出来ます。
このシールは表面がつるつるしていて吸盤リフィールがくっつくので、射撃の的として使うことが出来ます。

パッケージ状態でシールポスターを包んでいる紙なんですが、何気にコレだけでもかっこいいです。

そして肝心の本体。
デザイン的には銃器系には見えない独特のデザイン。
赤い成型色で黄色部分はペイント。
後部(写真右側)の黒いペットボトルみたいなのはエアータンク。

このブラスターの最大の特徴は、エアーポンプで空気を圧縮させ、その圧縮空気で10連発ができること。
本体下部のレバーを伸ばし、手動で伸縮させてエアーを溜めます。
大体、10発を撃つのに20~30回くらいのポンピングが必要です。

マガジンは箱型の独自のデザイン。
コレに互い違いの位置にリフィールを差し込むようになってます。

溝の部分を合わせて本体に差し込みます。

本体上部のこの部分からリフィールが発射されます。
撃ったマガジンは一発ごとに上に移動していきます。

ハンドル、トリガー部分。
トリガーは引きっぱなしにすると一気に10発が発射可能。
自分でトリガーを短く引けば、数発ごとに止めることも可能。

本体上部にはアクセサリー用のレールも付いています。

バルカンEBF-25に付属していたタクティカルライトを取り付けたところ。
うーん、やっぱり銃には見えませんねぇ。
あえて例えるとするなら、P90サブマシンガンに近い感じですかね?

しかし、このブラスターは撃った後マガジンが上部に抜けていく為、ライトを取り付けても数発発射するとライトがマガジンにさえぎられてライトの意味が無くなってしまいます。

写真撮影に失敗して見難くなってしまいましたが、本体後部には「アイアンマン」のロゴが入っています。

このブラスターの凄いところを上げると
・10連発という連射性能の高さ。
・リフィールを選ばず何でも使える。
・他のNERFと違い、エアーシリンダーではなく大型タンクに空気を圧縮する為、発射の威力がけた違い。
・バルカンのような電動と違い、手動のためジャムが殆ど起こらない。
・威力の高さから弾道が安定し、かなりの命中精度が生まれる。
とにかく、非の打ち所が見つからないくらいのハイパフォーマンス。
そして発射するときの迫力も素晴らしく「ズババババババッ!!」と大きな音と共に、目にもとまらぬ速さでリフィールが発射されます。
この撃ち心地もNERFブラスターの中ではNo.1ではないでしょうか。
唯一の弱点は、やはり国内流通がされていないこと。
このアイアンマンバージョンはもう生産されないと思いますが、ダートタグとして生産されているのであれば、春以降に国内流通される可能性もありますけど。
先日のイベント会場でも「マグストライクはチートだ!」と言われるくらいの高性能っぷり。
これは是非、手にとって実感して欲しいですが、はたして国内正規販売はされるのでしょうか?



なにより、連続発射の音と威力は病みつきになります!
どうやら、アイアンマン(マグストライク)が発売されるかもですよ。
情報ありがとう御座います。
まさか、トミーダイレクトで正式販売されるんですかね?
それとも、どこかの輸入玩具店が仕入れての販売なんでしょうか?
どちらにせよ、非常に気になりますね。
いえいえ!
コメントで情報を頂いたから調べたんですよ。
豆魚雷さんはアメトイ系ではかなりの有名店ですし、直輸入販売ということで国内未発売アイテムが気軽に入手できる可能性がかなり高くなりましたね。
しかも豆魚雷さんは結構リーズナブルなので。
国内で取り扱ってくれる店舗が増えるというのは純粋に嬉しいものです。