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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

さよならみどりちゃん

2010-11-07 | ふつう
突然ですが「日本三景」、松島と厳島には行ったことがありますが、天橋立はまだ行ったことがありません。いずれ行ってみたいです。

いわゆる「日本がっかり三景」は、札幌の時計台と沖縄の首礼門には行ったことがありますが、高知のはりまや橋はまだ行ったことがありません。いずれ行ってみたいです。


さて、そんな座椅子がこのたび、この「さよならみどりちゃん」を観賞したことで、世に言う「日本三大がっかりおっぱい」を制覇いたしました。ありがとう、ありがとう、思えば長い道のりだった。ちなみに他の2つはコレコレ


映画は彼女がいる上に色々な女に手出しまくりなダメな男を好きになってしまった昼OL夜ホステスの冴えない女の話。
言ってみれば、よくある「成就されない恋心」の映画ですな。「またそれかよ」的な印象を感じつつも、このテの映画は観だしたらついつい最後まで観てしまうところがある。しかしこーゆーストーリーで、男が主人公の映画ってないよな。まぁもしあってもそんなの観たくねぇけど。


薄汚い飲み屋街も、曇りがかった空も、暗がりに浮かぶ街灯も、なんとなくキレイに描いてしまうのは監督の手腕だろうか。同じ国の中にある見慣れた光景や風景が、まるで特別なもののように切り出されているのを楽しめるというのは、邦画の醍醐味のひとつだなと思うのです。


映画の最後で星野真里演ずるオンチなホステスがカラオケで歌うのはこの映画の主題歌「14番目の月」。ユーミン初期の名曲ktkr。主題歌はカバーされてるやつだが、ユーミンの原曲を思い出し、ようつべで聞きなおし無駄に感動し、あやうく映画の内容と関係ない理由でカテゴリが「おもろい」になるところでした。やはり映画にとって主題歌ってのは重要だな。


しかしお前らそうやってがっかりがっかり言うけどさ、アレはそれくらいでないと女性客の共感得られないぞ、あのシーンを石田衣良が言うところの「デタラメなカラダ」の女が演じたって成り立たないだろ、なぁオイ。


それにしても高知のはりまや橋ってのは、がっかりどころか気づかれずに素通りされちゃうことも多いらしいですね。そんな事言われると余計に興味がわきます。


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