~ プログレバンドしりとり合戦 #43 ~
・投稿コメント (アレンさん)
ドイツのフォーク・プログレ?
ちょっと変わってます。
・補足
ドイツのバンドということで紹介されることが多いが、カナダ人女性とドイツ人男性のフォーク・デュオ。1970年に1作目「Emtidi」、1972年に2作目「Saat」を発表している。特に2作目はプログレマニアの間で評価が高く、CDでも再発されているので聴いた方も多いだろう。
画像はその「Saat」、アコースティックギターとピアノをバックに素朴な女性、男性ヴォーカルが絡み合う。そのまま終われば小奇麗なフォーク作品なのだが、その後キーボードがメインのスペーシーかつサイケデリックな器楽パートに突入し驚かされる。控えめながらメロトロンも随所に使用され、ここに来てこの作品がプログレの名作として取り沙汰される訳が判る。この独特の音空間は是非一度体感して欲しい。歌詞が英語なのがちょっと残念。
・Personnel on 「Saat」
Maik Hirschhfeldt : accoustic & electric guitars, bass, synthesizer,
leslie-guitar, flute, vibraphon, maultrommeln, vocal
Dolly Holmes : organ, hammond organ, erectric piano, mellotron, spinett,
piano, vocal
~ Guest ~
Dieter Dierks : bass, percussion
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「不条理音盤委員会」
当時のPilzレーベルにはこういったトラディショナルな傾向の名盤が多いです。残念なのは再発されたCDでは右上に記されたレーベル・マーク(マッシュルームにPILZと記されているもの)がないということです。当然なのですが。。。
「SAAT」の試聴音源はこちらからどうぞ
http://www.krautrockgroup.com/Emtidi.html
「Saat」のジャケットはとても美しいので、できればLPサイズで持っておきたいですね。
→→ 時々この独特の音空間は聴きたくなるものです。TBさせていただきました。