*fran to mama*tanoshii mainichi

イタリアングレイハウンドのフランと暮らす楽しい毎日

ヨソウガイノ デキゴト

2009-08-30 12:43:36 | fran*体調・通院
前回の術後の経過も良好とみなさんにご報告した後なのですが・・・(こちらに関してはそうなのですが)

経過記録にもチラっと書いた、フランちゃんの耳のしこり。通院しながら、経過観察していたもの。
手術日には1つだったのが、術後1週間ごとに増えてしまっていました。
組織球腫の多発だけとは思えず、どうしても気になって、すぐに先生にお願いして色々と調べてもらっていました。
そうこうしているうちに反対側の耳や、両耳の先の方にちっちゃなしこりが増え続けていました。(ここ数日は安定中)




【組織球増殖性疾患】国内ではまだ症例が少なく明らかにされていない部分が多い疾患だと知りました。
そして、もしかしたらフランちゃんはこの疾患かもしれないと。

私も調べてみましたが、情報がほとんどありませんでした。全然知らない方のものでも、数少ない情報が、私たちにとってはとても重要なもので参考になりました。
本当は、医師でもない私が まだ分からない点の多い疾患について色々書くのはどうなのかとも思いますが・・・自分達の記録の為
もし同じ様な症状で悩まれている方がいたら少しでも参考になれば・・という思いもあって記録しておくことにします。




現在、明らかにされている犬の組織球増殖性疾患は少なくとも以下の4つ
【1)組織球腫 2)皮膚組織球症 3)全身性組織球症 4)組織球肉腫】

悩ましいのが、1なのか2なのか・2なのか3なのか はっきりとした診断基準が現在はわかっていない事。
なぜなら、どれも同じ組織球が原因で起こっている疾患だから。(病理検査でもどの疾患です。という確定診断ができません。)
フランちゃんの場合は手術で切除したしこりの検査結果は組織球腫。その時検査に出したのは切除した2個だったから多発。
という事から、【組織球腫の多発】という診断がその時点では出たのだと思われます。


でも、その後も増え続けている状態と、現在分かっている事から判断すると・・・
通常の組織球腫の多発は2~3個まで。今のフランちゃんの状態は明らかにこの数を超えてしまっています。
しかも、新しく出来るどのしこりからも、切除したしこりと同じ細胞が確認されています。
となると、【多発の域を超えているので組織球症ではないだろうか】
エコーなどの検査から【他部位には発見できないので皮膚組織球症ではないか】こんな感じの診断になってしまいます。

今は皮膚にだけのものが、今後、全身にもできちゃうのか?(2→3になることはあるのか??)それも、分かっていないそう。
もしかしたら、内臓にも出来ちゃうかもしれないし、できないかもしれないらしく、なんともデンジャラスな感じです。


組織球腫は腫瘍だけれど、組織球症の場合は免疫疾患。なので、免疫抑制剤などを使用した治療が必要になってきます。
組織球疾患には概ね2つのグループに分けられる様です。
*炎症性の疾患(免疫系の異常で起こるようです)・・・2)皮膚組織球症 3)全身性組織球症
*組織球の腫瘍・・・1)組織球腫 4)組織球肉腫コンプレックス


今、耳にできているものがどんなものなのか手術をし検査に出し、組織球系のものと確定してから投薬治療を開始するか。
手術せずに、すぐに試験的に投薬治療を開始するか。どちらかの選択をしなくてはいけなくなりました。(8/24)

先生とよく相談して、悩んで悩んで悩んで・・・悩んで悩んで悩んで・・・
万が一、組織球系のものでなかった場合は、治療法が変わってしまうので
いまの耳のしこりが組織球系のものという事を確定させるのが、今後の治療に重要と判断し
また、早急な診断が必要と、31日(月)に、手術することにしました。
1ヶ月の内に2回も手術なんて(泣)・・・仕方のない事だし、必要であると分かっていても、悲しくなります。



元気に遊んだり甘えたり、気持ちよさそうに寝ている姿が、あまりにもいつも通りで 
病気という事を分かってはいても、まだ100%受け入れられていないし、心の準備もできない・・。
だってね、本人こ~んなに元気なんですよ。そんな病気が潜んでいるとは思えない(笑)


             何を見つけたの~??                       やっぱり ボールはたのしいな♪ 
   
 
          フリスビーは あげないわよっ!                   クールミストのミストがいやなんだよねぇ(笑)

でも、時間が出来ると、あらたにしこりが出来ていないか身体中探しまくってしまう私。どうか、どうか、もう増えません様に!!
そして、手術が無事に終わります様に


先生のお話や、実際に組織球疾患にかかられた方のHPなどから転載させてもらった部分があります。
      また、それを元に私が理解した事を書いている部分もあります。
      組織球疾患に関しては、日々研究が進められていて、新しく解明されて変わっていっているものもあるそうです。
      もし、『今はこうなっている』などありましたら教えていただけたら嬉しいです。
      また、疾患や症状については、必ずご自分でもお医者様に確認してくださる様お願いいたします。
      必要以上に心配することはないと思いますが、もし気になるしこりなどあったらお医者様に診てもらってくださいね。



先日は、同い年のお友達と一緒にお誕生日会。楽しい楽しい時間を過ごしてきました。
   たくさんの笑顔と、たくさんの元気をありがとう♪

術後経過記録 & 何気ない日常

2009-08-22 10:40:14 | fran*体調・通院
足の縫い直したところの抜糸予定が20日だったフランちゃん。
でも、17日のお昼頃に見てみると・・・またまた開いてしまっていました(泣)
午後は、主治医の先生は予約診察のみだし、傷口もそんなに大きくないのでジェルを入れてラッピングして翌日18日受診。

今回も傷口は開いていなくって、その横の皮膚が引っ張られて破けてしまったらしい・・。
皮膚が張っている(余っている部分が無い)・どうしても動かす場所な為にそうなりやすいんだそう。
でも、ちっちゃな傷なので 抜糸後かさぶたを作って直して大丈夫との事で一安心。

 今回の傷口パックリで使用したお薬&グッズ
オレンジ色のキャップがイントラサイトジェル。手前のシートは余分なショウエキを吸収して傷口にくっつかない様に穴あきビニール付き(病院の手作りですね・笑)。
ジェルをプリッと出して傷口をうめて、シートを当てた上からテープで固定して使いました。


 22日の傷痕*真ん中のほくろみたいなのがかさぶたです。
ちなみに、尻尾の傷痕はこんな感じ~。まだ、ジョリっとしてます(笑)
とりあえず、尻尾&足の治療はこれでおしまい。良かったね

お風呂もOKだし、走り回ってもOK。1番最初に行ったのは・・大好きな広場へ
 ひさしぶりに はしっちゃうわよぉ~♪
   いま いきますよぉ~♪ 

ず~っと心配してくれていたばぁばにも会いに行こうね。
 あたし、ばぁばといっしょに いいコであるけますよ。

お散歩に行ったり、一緒にお出掛けしたり お風呂に入ってふわふわなフランちゃんを抱っこしていられる
何気な~い日常が、とっても幸せ 

ZEBRAんら~ん♪

2009-08-17 11:26:17 | fran*おでかけ・おともだち
16日の日曜日イオタくん&ハラマちゃんちがZEBRAを貸切にしてくれました。
お散歩許可も出たので、久し振りにフランちゃんも遊びに行こう~ まだ1針抜糸していないので、念の為傷口保護で包帯まきまき。
ハラマちゃんにKOKO*FUのワンピをお届けというジュウダイニンムもあるのです!!



                     どんなお洋服かっていうとね・・・・




                     こんな可愛いワンピースなのよ。




    

                        うふっ。きゃわゆい

同じワンピースを着てくれていたかえで3姉妹ちゃんと、みんなで一緒に記念写真MAKIさんとこよりお写真拝借。ありがと♪

     で、欲張りな飼い主'Sは『これじゃ、洋服って見えなくなぁ~い??』と後ろ向きに挑戦。

                        ど、どうなのぉ~???笑

           

こんな風に、にわか姉妹ごっこや、おしゃべりを楽しんでいるうちに貸切時間はあっという間に終了しちゃった。


                ご一緒してくださった皆さん、どうもありがとうございました
   また、フランの事を心配して声を掛けてくださった方、とっても嬉しかったです。ありがとうございました。





 2009.08.16. ZEBRA* 


病理検査結果 & 術後経過記録

2009-08-15 12:44:22 | fran*体調・通院
フランちゃんの病理検査の結果が出ました。尻尾・足のしこりともに【組織球腫】との事でした。
これは良性のものなので、とりあえずは一安心。

多発しているので、全身性のものor組織球症も疑われましたが、内臓に転移はなく
切除した細胞の状態からみても、組織球腫が多発しているそうです。
組織球腫は通常は単発。
ただ、まれに多発性も報告されているそうなので、フランちゃんの場合は、このまれなケースだった様です・・・。
今回のしこりは、本人(犬)が気にして舐めてしまった事により、化膿はしていなかったものの炎症しており周囲に肉芽が出来てしまっていたそう。
なので、しこりの奥中の方に組織球腫の状態+周囲に肉芽の形成と症状が重なってしまっていた様です。


尻尾と足の部分に関しては、この手術で治療はおしまい。
現在できている耳のしこりについては、通院しながら様子見となりました。

ご心配をお掛けしましたが、術後の経過もよく本人(犬)も元気にしております。
メールやコメントをくださった方、ブログを読んで気に掛けてくださった方、どうもありがとうございました。 

         

早速ですが、明日16日(日)イオタ君&ハラマちゃんちが貸切にしてくれたZEBRAに行きま~す。




・・・*・・・記録・・・*・・・私自身、他の方のブログなどがとても参考になりましたので、お写真なども載せてあります。

7月30日(木) *診察・半日検査入院(全身)・細胞検査
小さい時からのかかりつけ病院の本院で院長先生に受診。全身性の病気も疑われるので、お預かりしての全身検査を勧められる。
内臓には異常なし&細胞検査で悪性の所見なし。手術方法や、想定される今後の事などじっくりと説明していただき、
尻尾&足部分のしこり切除手術(オープンバイオプシー)決定。*根治を目的とした手術ではなく、検査を目的とした手術。


8月3日(月) *手術日
お腹すきすきフランちゃん。朝から胃液を嘔吐(汗)
術前の最終説明で、毛刈りの範囲や傷の大きさを聞いて、思ったよりも大きくって ちょっと動揺。
執刀医は院長先生。他に助手の先生・麻酔管理の先生と3人体制で手術をやってくださるとの事。

  この2ヶ所が手術箇所です。

3日夜 *お迎え
麻酔の醒め&傷の状態も良く、当日お迎えOKとの連絡。ぐったりしているかと思いきや、抱きかかえられて、うにうにバタバタ登場(笑)
抱っこされると安心したのか、腋の下に顔を入れてウトウトいていました。
が!術後の説明を聞きに診察室に入るとブーブー文句ったれ。静かにいい子でいたらしく、『甘えてるんだね~。』と先生。ひとりで頑張ってたんだもんね。

指定の時間までまって夜ごはん。しっかり食べた後はすぐに寝てしまいました。足はつかずに3本足。内服薬5日間処方。

 ちょっとグッタリ。寝やすい様に布でカラーを作りました。


4日(火)
今日も、寝ている時間が多く、トイレも行かず
食欲はあるので、合間を見てヨーグルトの薄めたものなどを飲ませる。夜に2回だけトイレ。
包帯・絆創膏を外す。覚悟はしていたけれど、傷が想像したよりも大きくてちょっと凹む。(ママ)

  綺麗に縫ってありますね~。8針縫ってありました。


5日(水)~
起きている時間が長くなり、自分からウロウロと歩き回る。包帯を外してからは、ビッコながらも足をつく様に。
傷口が気になって、必死に舐めようとするので要注意!!甘ったれモード全開で、姿が見えなくなるとピーピー鳴いてドアの前で待ってます。
トイレ回数もいつも通りに。術後初・ウン○も出て一安心。

 お目々キラーン☆じっとしてるのに飽きてきました(笑) 


8日(土) *受診
傷口から、ちょぴり出血。ショウエキがたまると良くないとの事で受診。→様子見



9日(日) *受診
かさぶた状のものが剥がれて出血(泣)した為、再度受診。1針開いてしまった模様・・・。
ジェルを傷口に入れて乾燥しない様にラッピングして、お肉が盛り上がってくるのを待つことに。朝晩の消毒・ジェル・テープ交換。内服薬延長。

 動き回るので、病院カラーに変更。渋々ですが静かにしています。


10日(月)~
テープ交換がイヤイヤ。結構ぴったりくっついているので、剥がすのが痛いのかも。
尻尾の傷もふさがってきているので、蒸しタオルで身体を拭いたりブラッシング&マッサージ。
肉球がカサカサに乾燥してしまったので、クリームでケア。歩かないから?!なのか、固く乾燥してひび割れっぽくなってしまいました。



13日(木) *抜糸・縫い直し・病理検査結果
待ちに待った抜糸&検査結果の出る日♪早く病院に着いたので、少しだけお散歩。足も尻尾も、いつも通り動かしていたので良かった~。
足の傷は、傷口が開いたわけではなく、その横の皮膚が引っ張られて破れてしまった感じだったらしい。
局所麻酔で、1針縫い直し。その方が治りが早いとのこと。引き続き、ジェル使用。(1日1回・かさぶたになったら終了) 内服薬延長。
『おしりの毛がもう生えてきてますね~』と先生。早いみたい♪見た感じは変わらない気がするけど、触ったら短い毛がポチポチと伸びてきてました。
検査結果は、上記の通り。20日に抜糸&耳のしこりチェックで受診予定。

 尻尾の傷は、綺麗にくっつきました♪こっちの方が、足より大変だと思ったのに・・。 
 お耳はこんな感じ。自然に治るといいなぁ。