フランちゃんに新しくできちゃったしこり。
主治医からの提案は、大学病院での受診。ここまでの検査結果や、経過、状態なども合わせて相談し、
専門医に診てもらって確定診断や治療方針をはっきりさせた方がよいと私たちも判断しました。
皮膚科でこの先生と言ったら、知らない人はいないって位の先生らしい・・・。
【大学病院受診1回目】
*血液検査
*右手にできているしこりのオープンバイオプシー。鎮静剤での処置。
これを、今までよりももう1段高度な検査にかけ、どんな組織球細胞なのかを特定させるとの事。
(反応性のもの or 腫瘍性のもの or 薬が効くもの or 薬が効かないもの)
今まで薬が効いてたじゃ~ん!!とも思ったけれど、
今回は減薬してない時に出来てしまったし、典型的な状態とは異なっているとの事だったからやっぱり必要なのでしょう。
確定診断がついてから、治療を開始した方が良いとの事で、
今までに処方されている薬を飲みきったら、組織球症に対するお薬は服用なし。
検査痕(2ヶ所・2針ずつ縫合)の化膿止めに抗生剤(ラリキシン)のみ2週間服用(2/D)
【大学病院受診2回目】
緊張してるけど、診察室の中は気になる・・・
*検査箇所の抜糸
*検査結果
*左手関節のしこり針生検
検査結果は、これまたはっきり確定診断がつけられないらしく、さらなる検査を他の大学に依頼中との事(泣)
左手関節と右手にできているしこりは同じものだけれど、今まで(しっぽ・足・耳)のものとは異なる状態
という説明をうけました。
もうあと2週間。心配だろうけれど、はっきりとした結果が出るのを待ってくださいとの事。
出た結果によっては、治療方法や治療薬が全然異なるので投薬も開始しない方が良いと。
ここまでの経過や、今の状態から判断すると、治療を開始しなくてもこの2週間で急激な悪化は考えづらいし
もし違うものであれば、薬が効かないのに副作用だけ与えることになる。というお話でした。
治療法を決めるのに、確定診断をつけるのが必要なのはもちろんだけれど、
それによって、先の見通しがある程度立てられるともおっしゃっていました。
服用薬はなし。
もし、体調などに変化があれば大学病院へ連絡。状態に合わせた対症療法のみおこなうとの事。
*後日、主治医より連絡*
もしかしたら、組織球症や組織球関連のしこりではない、違う疾患の可能性があり
それを確定させる為に、違う大学病院へ検査依頼しているとの事でした。(大学病院→主治医への説明)
染色検査や高度な検査になると、すべての物が大学内で揃っているのではなく 特殊なものなどは限られた大学1つにしかなかったりするんだそう。
反応性なのか腫瘍性なのか、判断をつけかねるっていうお話で、
てっきり組織球増殖疾患の中で、反応性なのか腫瘍性なのかって事なのだと思っていたら
違う病気の可能性(腫瘍性のもの)があるって事なんだ?!
とは言え、今までみたいに、他の病気じゃないってことが分かれば組織球症ってことになる気がするのだけれど。
まだまだ解明されていない疾患。分類や病名も数年で変わってしまう・・・。
でも、そうやって変わっていくって事は、何かが解明されていってるって事でもあるのかな。
だとしたら、1日でも早く色々な事が分かる様になってほしい。
じゃないと、毎回毎回こんな事の繰り返しじゃ フランちゃんも私たちも、身体や心の負担が大きすぎるもの。
どこかにも、おんなじ症状で悩んでいる子がいるのかな。心配している飼い主さんがいるのかな。
どこかに、ピタっと分かっちゃう先生がいるのかな。
今月は、大学病院以外にも、イタグレオーナーさんにお勧めしてもらった病院での受診や
かかりつけ医での診察や日帰りでのドッグ。
楽しい予定も、スケジュール帳に書き込める様になるといいのだけれどね。
主治医と相談して、カリカリは以前食べていた吉岡油糧のフードとスキンサポートを半々に。
ウン〇っこも良好。皮膚コンディションも現状維持。しばらくは、これで様子見予定。
(吉岡油糧*皮膚・胃腸ケア用・・・通常のものとは油分・ビタミン類を変更したものになるそう。
問い合わせしたら、お電話をくださって丁寧に教えてくれました。)