みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

ペットボトルって……

2005年05月11日 23時17分16秒 | 明日への一歩
日中、水を入れたペットボトルをベランダに出してお湯を作っていますが、このペットボトル、とても便利です。軽いし、丈夫だし、密栓できるので横倒しにしても中の液体がこぼれないし。

私が初めてペットボトル飲料を目にしたのは、1.5リットルくらいのジュースだったと思います。一番驚いたのは落としても割れないこと。当時流通していたジュースはガラス瓶か紙パックに入っていて、落とせば必ず中のジュースが漏れてしまいました。それに引き替え、ペットボトルの場合は落としてもボヨヨ~ンと跳ね返るだけでボトルは割れず、中のジュースも無事でした。実際に落としてみて、その丈夫さに感動したりしたものです。 (∂.∂;)ゞ えへ。そのほか、軽いし、栓をすれば横倒しにして冷蔵庫に保管できるし、いいことづくめでした。

その頃、ペットボトルで売られていたのは必ず1.5リットルもの大容量のジュースでした。どうして大型のボトルしか作られていなかったか。当時、そんなことは考えてもみませんでしたが、ペットボトルを製造するには石油資源がたくさん必要なので、小型のペットボトルは作らないことになっていたと後で知りました。

(∂◇∂;) え!? ペットボトルって環境に優しくないの?

その後、ペットボトルは小型飲料にも解禁されました。当時、ペットボトルを小型飲料にも解禁するとペットボトルの使用がどんどん拡大し、資源を浪費することになると反対意見も出されましたが、結局解禁され、今ではほとんどの飲料がペットボトルで供給されるようになっています。

ペットボトルに囲まれた生活が当たり前になり、先日の神戸旅行でもペットボトル飲料を何本も買いましたが、500mlのペットボトルが私たちの手に届くまでに、その容積の半分 (250ml) 近い石油が消費されてるんだそうです。

(∂◇∂;) え!? そんなに石油を使うの?

でも、ペットボトルの軽くて密栓できるという便利さは捨てがたい。

これから、小型のペットボトル飲料は買わないようにしましょ。手元に残ったペットボトルは洗って取っておいて、家で作ったお茶を入れて持ち歩く水筒にしましょ。旅行先には空のペットボトルを持っていくことにしましょ。ペットボトルは軽いから荷物に追加しても負担にならないし。で、旅行先では紙パックやスチール缶に入った飲み物を買って、残ったらペットボトルに入れてホテルの冷蔵庫にしまったり持ち歩いたりしましょ。密栓できるペットボトルだからこそ可能な使い方でしょ。

(∂人∂) この前はたくさんペットボトル飲料を買ってごめんなさい。反省。

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3 コメント

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Unknown (ぬのくま)
2005-05-13 18:31:54
 以前はペットボトルのリサイクルをしても他の製品(フリースとか)にしかできなかったのですが、最近はPET to PETの技術も開発されているんです。

 案外ダメなのがブリックパック。あれ、牛乳パックと違って裏がアルミコーティングなので、紙としてのリサイクルが難しいんです…あ、そうなんですよ。みぃさんも僕も大好きな豆乳のパックは…(T(エ)T)

 あの「紙」表記は結構くせ者なんです。リサイクルが難しい紙まで紙表記にしちゃってるメーカーが結構あります。ううむ。



 もっとみんなでリサイクルしやすい素材をつかっていく取り組みをしてかないと(<お仕事もーどになりそう)。
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確かにリサイクル率は低いですね (みぃ)
2005-05-13 19:38:20
アルミが内張りされた紙パックのリサイクル技術も確立されているようですよ。



環境Q&A 「アルミ付きの紙パックはリサイクルできるの?」

http://www.jccu.coop/eco/siryo/eco_050414_01.htm



リサイクルの流れが完成していない地域も多く、まだリサイクル率も低いようですが、リサイクル技術が確立しているのですから、あとは消費者、行政、業界が手を組めば動き出します。

私の住んでいる地域では、アルミを内張りしていない紙パック (牛乳パックなど) と、アルミが内張りされた紙パックを区分してリサイクルするシステムができているので、豆乳のパックもちゃんとリサイクルできます。 (∂_∂)v



あのアルミ内張りのブリックパックのおかげで長期常温保存ができ、冷蔵のためのエネルギーも節約できるので、ブリックパックは今後もぜひ活用して欲しいのですが、どうでしょう?



それはそうと、豆乳がパック背面に刀のように背負ってるあのストロー、何とかならないかなぁ? 家で飲むたびに無駄にプラスチックを消費してるようで、罪悪感があります。
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Unknown (ぬのくま)
2005-05-13 21:07:22
 実は先日、このからみの仕事(僕は某自治体の清掃行政担当の公務員)でいろいろありまして…



 うちはPET to PETの技術があるところにペットボトルを出しているので、かなりPETの再生率は高いんですよ。ほぼペットボトルに生まれ変わるようになりました。 ペットボトルのラベルなんかにあるような「プラ」表記のプラスチックもリサイクルしています。あの「背中にしょってるプラスチック袋&ストロー」は、僕の街の区分では「プラスチック容器包装」で、リサイクルに回されます。



 ですが、まだ僕の街ではアルミ蒸着容器の再生ができるルートが確立できていません。というのもこの技術を持っている事業者がきわめて少ないんです(なので、先のコメントも「無理」ではなく「難しい」なのです)。僕のところで出せる紙業屋さんではまだできないんですね。



 そもそもプラスチックの問題はあのいい加減な「容器包装リサイクル法」にあると思っています。なんと環境省は処分地の延命のために容器包装以外のプラスチック(たとえばバケツとか)を可燃ゴミにしようとしています。容器包装のプラスチックがリサイクルされ、どうしてポリバケツがリサイクルできないんだか…理解不能です。結局、廃棄物行政(とその基盤となる法体系)がその素材によるのではなく、あくまでも排出者(あるいは排出原因)に拠るからなんですね。堆肥になるような家畜の糞も「産業廃棄物」なんですから。江戸時代は生ゴミや屎尿は有価物。えらいちがいです。



 でも、それ以上に難しいのは…実は分別してもらう人(そう、市民のみなさん)の意識。これが最大の難関だったりします。
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