「あたらしいみかんのむきかた」

●「あたらしいみかんのむきかた」(岡田 好弘 著、小学館)

みかんの かわをむくときに工夫することでヘビ、馬、竜など、さまざまな かたちをつくりだすことが できます。

あたらしい むきかたって……おりがみじゃ ないんだから。

さらに、こどもの作文風の「おもったこと」が むきかたに そえられています。これが また ふざけてる。

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「つくられる病」

●『つくられる病 ― 過剰医療社会と「正常病」』(井上 芳保 著、ちくま新書)

ひとびとが「正常で あらねば ならない」と強迫的に おもいこむ「正常病」。現代社会では さまざまな面から圧力が かかっています。意識している圧力も あれば、圧力が かかっていることを まったく意識せず、主体的に いきているつもりが実は あやつられるが ままに あやつられていることも あります。これだけ正常病が蔓延 (まんえん) していると いう事実から、すでに現代人が情報を処理しきれなくなっている様子が うかがえますが、それだけで なく、たとえ強迫的で あったとしても ながいものに まかれている方が人間にとって楽なのかも しれません。

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どうして即日開票するの?

選挙の ときは投票が おわると即日開票されます。職員が よる おそくまで開票と集計をつづけます。

なぜ よる おそくまで作業しなければ ならないのでしょうか。投票が しめきられてから実際に知事や市町村長、議員が職務に つくまでには かなりの期間が あります。即日開票しなくても支障は ありません。

即日開票しないと投票の しめきり後に不正に票が操作される可能性が あるとも いわれますが、その点を考慮する必要は ありません。そもそも、投票日の まえに期日前投票の期間が あり、その期間に不正をふせげるなら、投票日の あとも同様に不正をふせぐことが できます。

即日開票のために よる おそくまで職員に作業させると、職員に時間外てあてをしはらわないと いけません。役所の事務員は つねにフル稼働しているわけでは なく、余裕が あります。民間企業で あれば、その あいているリソースを活用して人件費を節約しようと かんがえるはずです。

わたしが まだ中学生だった ころ、社会の授業中に生徒から即日開票の疑問が でました。教師の こたえは「選挙に立候補した ひとも投票した ひとも結果をはやく しりたいから」というものでした。しかし、その論理が とおるなら、入学試験の結果も すぐに しりたいはずです。その学校の すべての科目の試験が おわった時点で即日採点して公表しなければ ならないことに なります。役所への といあわせも深夜まで調査・検討して即日回答すべきです。助成金や福祉制度への もうしこみも即日審査・即日回答で なければ なりません。

と かんがえると、即日開票が非現実的な行為だと いうことが わかります。こんな バカげた行為は即刻やめてもらいたいものです。

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選挙の うらで おきることとは

選挙の期日前投票をしてきました。

いつものように たてものの一室が投票所に なっていて、へやの いりぐちに たっている かかり員が うやうやしく でむかえてくれます。

投票をおえて へやをでると、今度は かかり員が「ありがとうございました」と いって みおくってくれます。

かかり員は おそらく市の職員です。わたしが投票すると市に とって なにか ありがたいことでも あるのでしょうか。普通に国民・県民・市民としての権利を行使しているだけであり、役人から感謝されなければ いけないことは なにも していないはずです。

なにか うらが あるのでしょうか。選挙に からんで市が なにか たくらんでいるとか、投票率が たかくなると市に とって有利だとか、職員が選挙とばくをしているとか。

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NGT48

NGT48ね。

また はやりものをおいかけてる。強力にプッシュしたい議員のグループをつくったんだね。自民党や民主党の やりそうな こと。

え? NGTって、永田町じゃなくて新潟?

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