最愛のパートナーを探す旅。

いろいろな恋と出逢い、何度も転んで、傷ついて、やっと辿り着いたスタート地点までのお話。

最初の一歩 2

2006-02-22 09:39:08 | 国際交流
そして、昨日。

ようやく喉と気管の調子が戻ってきたので、

久しぶりにボイトレに行きました。

その後、予定していた場所をやめ、

いつもの通り六本木のある喫茶店に行って、フランス語の勉強を始めました。

もう、正直忘れていて、記憶のどこかにありました。

熱中し過ぎて時間が経つのも忘れて、気が付いたら、6時近くなっていました。

(早く帰らなくちゃ)

そう思い、帰り支度をし、立って上着を着る時、ふと入り口近くのテーブルをみると、、、、

(あっ!!!)

わたしは、眼を疑いました。

上着を着て、まさに帰る準備を終えたばかりなのに、

わたしは挙動不審にまたイスに座り、

ごそごそと英語の辞書を取り出しました。

(絶対、あの人だ、きっとそうだ)

また、怪しい動きで、ちらちらと見てみました。

彼は、確かにあの時の彼でした。

今日は、リラックスして、本を読んでいます。

(神様が、会わせてくれたんだ、うれしいけど、どう話しかけよう)

もう、舞い上がってしまって、

無意味に辞書をぺらぺらめくるだけです。

しばらくそんなことをしていると、

彼がトレーを返しに行くのが見えました。

(わわ、帰っちゃう。ん~、でもやっぱりお洒落だな~)

わたしは、慌てて、辞書をカバンに戻し、

先回りするつもりで、席を立ちました。

彼は、トイレに行っているようで姿がありませんでした。

こうなったら、なにがなんでも話しかけてみよう。

このチャンスを逃したら、また、後悔する。

わたしは店を出て、少し先で携帯を片手にもって、待ち伏せしました。


少しして、彼が出てきました。

足早にわたしの前を通りすぎ、

そのとき、やっぱりあの時の白人男性と確信しました。

しかも、背が高い!!

このでかいわたしより、ずっと背が高いのです。

心臓が飛び出るかと思うくらいの緊張の中、

わたしは後ろから駆け寄り、

“え、えくすきゅーず、みー”

とばりばりのジャパニーズイングリッシュで話しかけました。

すると、彼はすぐに振返りました。

“あ、アイ、ウォントゥ、トゥ、ビー、フ、フレンド、ウィズ ユー”

それを言うのが精一杯でした。

「OK」

優しい笑顔で快く答えてくれました。

“アイ ティーチ ユー マイ イーメールアドレス”

とわたしが言うと、紙と赤ペンを差し出してくれました。

もう、緊張で舞い上がっているわたしは、自分のメアドをど忘れしてしまい、

しどろ、もどろ。

もう、間近で顔をみると、

ほんっとにかっこいい。

“ちょっと、待って”

とぶつくさいいながら、ない頭を一生懸命振り絞って、

思い出すための時間稼ぎのために質問をしました。

名前は、ベッカム(仮名)にしましょう。
(あまりに、かっこいいので)

日本語は、話せないそうです。

日本にきて、2週間とのことです(でも、一ヶ月前に最初に見たんだけど)

やっとの思いで、メルアドを思い出しました。

わたしのアドレスを見て、

「good!」

と言ってくれました。

トシと連絡を取れないように変えたアドレスは、

いつも褒められます。

“ぷ、ぷりーず、せんと みー、ゆあ めーる・・・”

もう、蚊の鳴くような声で言いました。

「ok」

その後は、逃げるようにその場を去り、

もう、興奮状態です。


すごいっ!すごすぎるっ!!

とにかく、ずっと、後悔していたから、

話しかけたことに意味があるのです。

この先は、ともかく、

最初の第一歩を踏み出せればいいのです。

でも、

緊張したぁ~

ベッカムとの縁があれば、

メールをくれるでしょう。

もし、1週間してもメールがなかったら、

きっぱり諦めます。

とにかく、行動することに、意味有り。

今後の展開は、きちんとお伝えします。

お楽しみに!!





最初の一歩 1

2006-02-22 08:57:20 | 国際交流
昨日のことを、話します。

実は、リースがフランスに帰ってしまってから、

わたしはとにかく出会いの場を広げるために、

休みの日に、用もないのに外人さんリサーチのためにいろいろなところに出かけていました。

いろいろなところと言うのは、

外人さんのたくさんいる街の喫茶店やレストランです。


先月、その初日に、

六本木のある喫茶店で、すごく素敵な白人男性を見かけたのです。


わたしは、国際恋愛(結婚)されている方のブログで、

『自分が出会いたい理想の男性像を細かく書いてみる』

というのをみて(また、スピリチュアルカウンセラーの江原さんもそれを勧めていますよね!)

こと、細かに、ほんとに、細かに、

書いてみたんです。

一目惚れするわたしの第一歩は、

・身長が185㎝~188㎝
・筋肉質でバランスのとれたスタイル
・タバコを吸わない
・貧乏ゆすりをしない
・笑顔が素敵
・お洒落でセンスがいい
・禿げてない、出っ歯じゃない、アゴが出ていない
・左の薬指に指輪がない
・話し方が穏やか

など、など、
(おほほほ。書くのは自由ですから・・・)

その白人男性は、

入り口近くのテーブルで、難しそうな顔で仕事の書類とにらめっこしていました。

(わ、素敵な人だな)

と思いましたが、なにせりサーチ初日なのでまだ心の準備が出来ていません。

(ここなら、いい人見つかるかも)

とおもいつつ、チェックを開始。

横顔をとても素敵です☆

左の薬指に指輪はありません。

髪も薄くないし、

貧乏ゆすりもしていない

タバコも吸っていない

ちら見しながらできるチェックはそこまででした。

わたしは、iPodを聴いているふりして、

(どうしよう)

と考えていました。

しばらくすると、彼がトレーを戻しにきて、

わたしは正面から彼を見ることができました。

スクッと背筋をのばしてスタイルは抜群です。

それで、お洒落です!

店員さんがその場にいたので、トレーを渡したとき、ニコっと笑いました。

(や~ん、素敵過ぎる・・・)

わたしは、その彼を思わずじぃ~っと見ていたら、

彼がこちらを見ました。

恥ずかしさに、わたしはうつむいて、眼を反らしてしまいました。

その後、テーブルに戻った彼は、ゆっくりと帰り支度を始めました。

(ああ、帰っちゃう、どうしよう、どうしよう、)

近くにはまばらに人がいて、話しかけるにもクラブじゃないからちょっと無理です。


わたしは、諦めました。


(今回は、リサーチだし、仕方ない・・・)

と言い聞かせて。

でも、それからしばらく、そのとき声をかけなかったことを悔やんでいました。

そのときの日記に、こう書いてあります。

『勇気がなくて、話しかけられませんでした。
ああ、後悔するなら、話しかけてみればよかった。
また、探しに行って見ようかな。
あの辺りをウロウロしていたら、会えるかな・・・
ずっと、気になっています。』

そして、翌週の日記には、

『これまで、後悔することは何もないのだけど、
今回ばかりは今でも心残りで仕方ないのです。
神様、もう一度彼に会わせてください。
後の後悔より、そのときの恥の方がどんなに楽か・・・
後悔するくらいなら、行動にして反省した方がいい。
何とかもう一度、会えないかな』

毎週、彼がまた来ないかなと、その喫茶店に通ってました。

ちょうど、フランス語を勉強するにもとてもいい環境のところだったので、

2月に入ってからは、もう諦めて勉強に熱中していたのです。

そして、昨日。

長くなるので、次にします。

いい人

2006-02-20 13:46:18 | 国際交流
昨日は、ケーンとディナーでした。

ディナーの前に、行ってみたかった表参道ヒルズに行きました。

結構、見ごたえあってよさそう。

時間がなかったので、流して見たのですが、

一人で、ゆっくり、じっくり見るのには楽しそうでした。


ケーンの日本語は、完璧です。

英語を使う必要がありません。

ジャパニーズイングリッシュの発音も、完璧です。

ときどき、ネイディブの発音を忘れるくらいだそうです。

でも、日本には9月にきたばかりです。

それまで、何度か日本に来て、

留学もしていたようです。

外国人の顔をした、日本人のようでした。


待ち合わせには、時間通りに来ていました。

気前はいいし、エスコートもしてくれるし、話も聞いてくれるし、

日本語も通じるし、優しいし、顔も悪くない、、、

でも、

「いい人」

止まりです。

やっぱり、といった感じです。

わたしは、一目惚れをする人なので、

第一印象は、かなり重要です。

そこに、「ときめき」はありませんでした。

ケーンは本当に、いい人です。

今度は、クラブで会う約束をしました。

でも、わたしは、ずっと踊りっぱなしですが。

ケーンとデート

2006-02-19 11:12:54 | 国際交流
なんだか、『フランス語奮闘記』みたいになりつつある、

わたしのブログですが、

一応、恋も探しております。

数日前に、ちょっとうれしいことがあって、自分の気持ちを再確認してしまいましたが、(後日公開)

でも、やっぱり叶わぬ想いより、現実を見据えて、

次、行ってみよ~う!

って、心を入れ替えていきます。



今日は、頭の薄い・・・(ってしつこいか)、弁護士のケーンとデートです。

わたしはお洒落な街をリクエストしました。

さて、どんなプランを考えてきてくれるでしょうか。

お天気が、持ってくれるといいのですが・・・

ケーン

2006-02-15 14:20:17 | 国際交流
有名なスタンド・バーで知り合った、

頭の薄い弁護士のアメリカ人、ケーン(仮名)

からもメールが来ていました。

アメリカ人は、バレンタインデイに、

「Happy Valentine's Day!」

と送るものなのでしょうか。

ケーンは頭は薄いですが、身長も低めです。(関連はないですが)

ヒールを履いたわたしとあまり変わりません。

でも、わたしはヒールを履くと178cmくらいになるので、

わたしが大きすぎるのかもしれません。

以前、学生の頃、電車に乗っていたとき、

ちっちゃな黒人が乗ってきました。

わたしとその黒人は目が合いました。

彼がわたしの後ろにまわって、

「OH! Big!!!!!」

と言ったのを、わたしは聞き逃しませんでした。

話がそれましたが、

頭が薄くても、背が低くても、ケーンは、とてもいい人でした。

日本語も上手ですし、振る舞いは、やはりエリートの男性を感じさせます。

でも、

食べ物の好き嫌いが多いのです。

一緒にいた友人と、

「イカ嫌い、タコ嫌い、キノコ嫌い」

とお互い嫌いなものを言い合って盛り上がっていました。

わたしは、好き嫌いが全くないので、

ちょっと残念です。

ケーンは「いい人」であって、

やっぱり恋愛対象には思えません。

メールの内容は、

「この間は、少し日本語を覚えたり、いろいろな話ができて、楽しかったです。今度は、クラブPで会えるといいね。もし映画を見に行きたかったら、言ってね。
。。。。ハッピー バレンタインズ デイ」

のような内容でした。

わたしは、ケーンはとても紳士で人当たりがよかったので、

行ってもいいかな、と思いました。


帰り際、友人が

「仕事大変でしょ」

と言うと、

ケーンは

「うん、ストレスでね・・・」

と言いました。

(ストレスで、何なんだ??)

その先はなかったのですが、

そこにいた誰もが、「頭が・・・」

と心に思っていたのではないでしょうか。

でも、ケーンはかっぱハゲではなくて、

おでこが広いタイプなので、

わたしはそんなに気にならないと思いました。

顔は結構きれいな顔をしているので、

もてないこともないんじゃないかな、と思います。

でも、わたしのタイプではありませんが。

脇役くん

2006-02-15 13:55:21 | 国際交流
先日、クラブの帰りに途中の駅から乗ってきた外国人二人。

始発の電車は、イスに座っている人は前に人がいても寝ていて足を伸ばしている人が多い。

わたしは立っていたのですが、その外国人は入ってくるなり、

「hey!wake up!!」

と足を伸ばしている若者に言っていました。

わたしはそれを見て、クスクスと笑ってしまい、

そのうちの一人が「彼女は英語がわかるようだ」とぼそぼそ言っているのがきこえました。

わかるって言ったって、そのくらいなら誰でもわかるでしょうに・・・

わたしは外国人の方を見ました。

すると、そのうちの一人が、

「ごめんね、うるさいですか」

と日本語で言ってきました。

日本語と英語で少し会話をしました。

その2人の外国人は、アメリカ映画に出てくる脇役の俳優のような外国人で、

なんだか漫才でもしているかのようにおもしろい人たちでした。

驚いたことに、その2人もクラブPからの帰りでした。

しかも、わたしと降りる駅が一緒でした。

その内の一人が、連絡先を教えてくれと言ってきました。

全然タイプでもないし、恋愛対象にはなりませんが、

ここは国際交流を深めて、自分の英語も磨かなくてはと思い、

不思議な力を持つ名刺を渡しました。

その彼はTVと映画のプロデューサーの仕事をしているそうです。

彼の名を仮に脇役くんとしましょう。


その数日後、脇役くんからメールが来ました。

「今週中に時間があれば会いたい」とのことです。

ああ、いきなり会いたいとか言われてもな~

なんだかそれに時間を費やすほど、わたしは時間がなかったので、

断りのメールをどういれようかと考えているうちに、

翌日また「元気?今日はどうだった?」と英語でメールがきました。

わたしは一気に返信する気がなくなりました。

しつこいメールは苦手なのです。

でも、メールの文章から

(へ~、英語でこう表現するんだ~)

と思うこともありました。

音沙汰無いわたしに、14日のバレンタインデイにまたメールがきました。

「ハッピー バレンタインズ デイ!」

返信が来なくて、やきもきしているのかな。

とりあえず、その日はいろいろとやることがあったので、そのメールもそのままにしていました。

最近、休日はスタバでフランス語の勉強をしているのですが、

日本語と英語とフランス語で日記をつけるようになってから、

さらにやることが多くなって、受験勉強さながら時間の経つのも忘れて黙々と没頭しています。

中学から習ってきた英語ですが、文章にするとなるとやっぱり文法の能力が問われる形になり、

おかしな文章になっているようです。

友人のジョージに、

「失礼ですが、Your English has a lot of mistakes.....」

と返信されました。

俄然、やる気がでます。

そんな中、脇役くんのメールを思い出しました。

(何も返事しないで無視するのは、相手に失礼だな)

昔のわたしだったら、こんなことは思いません。

きちんと理由を言って、会えないことを伝えよう、と思いました。

それでも、いろいろやっていたら結局夜中になってしまいました。

わたしのつたない英語で、

「返信が遅くなってごめんなさい。英語とフランス語の勉強やボーカルトレーニング、ダンスとたくさん趣味があって忙しいから、会うことが出来ません。時間ができたら会いましょう。ハッピー バレンタインズ デイ!」

すると、即行、返信がきました。

全然問題ないよ、実は自分も仕事が忙しい、僕はこの仕事が大好きなんだ、、のような内容で、

そして、その文章の中に、

Et je peux parlez en francasis aussi!(わたしもフランス語が話せます)

と!

しかも、「流暢に」と英語で付け加えられていました。

ホントかどうかはわかりませんが、とにかくびっくりです。

断って怒り出したらどうしようかと思いましたが、

大丈夫でした。

映画俳優の脇役みたいな人ですが、

気がむいたら会ってみようかと思います。

それまでは、メル友で。。。