『最終結論』と題した週刊文春の記事が問題になっています。
「この程度のほんのわずかな水素発生量で、なにか体に効果があるとは到底考えられない」と名指しされたメーカーから抗議を受け、業界紙からも「その学者が開発に携わった商材、もしくは紐付きのメーカーの商材だけが本物と言いたいがために、一部商材を偽物に仕立て上げるという偏った内容」と批判されています。
その他にも、水素サプリメントの評価方法について異論が出ています。
水素サプリメント「ラヴィ」に同梱された説明文より
水素サプリメント「ラヴィ」の水素分子含有量
週刊文春 平成25年2月28日号の記事に「水素水1滴にも満たないサプリ」とあり、会員の皆様の中には「ラヴィ」は大丈夫か?とご心配される方もあることと思います。 ㈱島津総合分析試験センターにも依頼して測定したところ、水素分子濃度150,000ppmという高い結果が得られました。 週刊文春のサプリメントの試験方法として、48時間後アルミ袋の空気から水素分子の存在確認のためガスクロマトグラフィーで計測しています。なぜ、液体でなく気体を計測したのでしょうか?液体と気体では条件が異なりますので得られる結果が大きく違って当然です。 ところで、飽和状態の水素水に含まれる水素の濃度1.6ppmという数値は、1リットルの水素水の中にわずか1.6mgの水素分子しか含まれていないということを意味しています。2リットルの水素水を飲んでも僅か3.2mgの水素を摂取するにすぎず、60兆個の細胞の中にある平均1,000個のミトコンドリア(6京という天文学的な数!)に24時間継続的に水素を供給するには全く不充分です。 |
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