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いつ第二勇新丸の修理は終わったのやら

2009-01-24 20:06:29 | 捕鯨騒動
損傷を修復する目的でインドネシアのスラバヤ港に来たのに、一度はインドネシア政府から接岸を断られた第二勇進丸。
だが、その後、第二勇新丸は何らかの方法で船の修理をしていた模様。
・Whaler 'fixed and on way to hunt'(2009年1月19日 news.com.au)

となれば、今後第二勇進丸をどうするのかについて言いたくなるのが人情(?)。
以下、news.com.au の記事から、水産庁の高屋 繁樹氏のコメント部分を引用しておく。

---- 以下引用 ----
"The ship hasn't returned to Japan. So far there's no changes to our research whaling plans,'' Shigeki Takaya, an official in the whaling division of Japan's fisheries agency, said.

"The Yushin Maru II made a port call in Indonesia to repair parts of the ship but it's not true that repairs could not be completed,'' he said.
(中略)
Mr Takaya declined to say what the problem was with the vessel, but he said the repairs were not linked to efforts by militant environmentalists to disrupt the hunt.
(以下略)
---- 引用以上 ----

わざわざ数日かけてまた南極海に戻るか。
それも、「調査捕鯨」の任務はある程度進んでると思われる時点で合流するのは目に見えてるのに・・・。
「調査捕鯨」の時期を延長するつもりか?

さらに謎なのは、どこの港でどのような修理を行ったのかってこと。
この辺りは、水産庁や日本鯨類研究所がろくにプレスリリースを出さないもんだから、Sea Sheoherd も色々推測をしている。
・Where in the World is the Yushin Maru #2(2009年1月22日 Sea Shepherd)

数回前の更新でフォローできなかったのだが、実は第二勇新丸は今月5日にスラバヤ港に到着してた。
ただし、ついぞスラバヤ港に接岸はできなかったけど・・・。
以下、Sea Shepherd の声明から、第二勇新丸の修理方法に関して推測してる部分を引用しておく。

---- 以下引用 ----
(中略)
Femke Den Haas of Jakarta Animal Aid reported that the Yushin Maru #2 was never dry-docked in Surabaya.
They arrived in Surabaya on January 5th.
The spare part they were waiting for (either a new prop or a part to the prop) was delivered on January 15th.
They were ordered to depart on January 16th.

We therefore know the ship was not dry-docked and it would have taken three to four days to dry-dock the vessel to make repairs.
For the Japanese to say that the ship is now repaired requires two possibilities.
The first is that the prop was changed while the ship was in the water.
This is more difficult but not impossible.
It would be especially difficult to do within 24 hours.
The 2nd possibility is that the ship made arrangements in another port that we do not know about.
(以下略)
---- 引用以上 ----

俺も少し調べたけど、船が水上にあるのにプロペラを交換するのって結構難しいらしいな・・・。
それなのにこのような修理をキッチリやってのけたとしたら、「調査捕鯨」団の船員達の技術はかなりのモンだろうな(当然か)。
こういう技術を「まともに」使える計画を立てて欲しいもんだ。

後、Sea Shepherd は、第二勇新丸をスラバヤ港以外の港に接岸→修理したと踏んでるけど、それだと別の港まで第二勇新丸を移動させる必要もあるし・・・。
色んな意味で謎だらけだ。


そういえば。
Sea Shepherd もニュージーランドにいた上日本鯨類研究所も声明を出さなかったおかげで、この数日間「調査捕鯨」団が何をしてるのかちっともさっぱりわからないんだよな。
ま、それを知りたい人はそんなにいないだろうが・・・。


trackback先記事:
・第三の道/実態に見合わない国際捕鯨取締条約は改正すべき(2009年1月23日 クジラ・クリッピング)


2009年2月1日追記:
本当に第二勇新丸は「調査捕鯨」団に復帰したらしい。
・Sea Shepherd Relocates the Japanese Whaling Fleet(2009年1月31日 Sea Shepherd)

果たしてどうなることやら・・・。


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2 コメント

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Unknown (kkneko)
2009-01-25 01:41:47
情報ありがとうございます。
あらまあ、てっきり戻るだろうと思ってたのに。修理にしろどっかよそへ行ったにしろ、こっちを監視してればわかったでしょうが・・
まあそこまでSSに頼めないか。。
返信する
kknekoさんへ (flagburner)
2009-01-26 20:35:00
コメントありがとうございます。

>まあそこまでSSに頼めないか。。
う~ん。
Sea Shepherd も「調査捕鯨」への抗議だけやってるわけじゃないので、色々忙しいのかもしれません(謎笑)。
それに、「調査捕鯨」に抗議するための船としては一隻だけ使ってるみたいですし・・・。

Watson 船長にしてみれば、もう一隻船が欲しいところでしょうか。
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