ブルーベリー狂想曲

岩手県紫波郡という寒冷地でノーザンハイブッシュを中心としたブルーベリーを育てています。

摘み取り園への道 ~その11~

2017-05-16 | 摘み取り園への道
チップを手に入れる事に成功したちけぞう、土地にチップを運びます。
しかし同僚は実家が農家だけあって鋭い突っ込みをしてきます。

同僚「運ぶのは良いけど、どうやって畑に撒くの?」
同僚「300坪を一人で自力で撒くなんて、はっきり言ってきついよ。重機買ったら?」
同僚「あと、全部一人でやるのはすぐ限界来るよ。農業好きな協力者何人か探さないと・・・」

う~ん、そこまで考えていなかった。
実家のブルベリ園も、親父が普段手入れしてくれるから出来ているってのも事実。
甘くないぞ。。。
しかし今回は協力者を探す時間も無い。
幸い俺の体力は無尽蔵(走る事に関しては)。一輪車で200~300往復すれば何とかなるさ、という事にする。


↑同僚のお兄さんが4tトラックで6往復してチップ運んでくれました。



↑一人で一輪車使ってチップ撒きました。撒いたのは4tトラック2回分です。4回分はまだ余ってます。
腰にきたね。

地主さんにチップ撒いたこと伝えると、翌日にはトラクター入れてあげる~だって。
本当に助かるわぁ。
トラクター入ったら再度チップ撒きます(んで、2回目の耕運して貰います)。

これで土作りも目途たってきた!
次は防草シートを敷くぞ!(6月~7月予定です)

※ちなみにピートモスは一切使用しません(さすがにそこまでお金に余裕が無い)。
ラビットアイ系はピートモス不要かな~なんて甘い考えです。
PHは硫黄使って下げるかもしれません。

摘み取り園への道 ~その10~

2017-05-16 | 摘み取り園への道
土地が見つかったちけぞう、次はチップを探します。
ただ、土地と違ってチップは費用の問題こそあれ、土地と違って簡単に入手出来ると思ってました。
早速近くの製材所(チップが山積み)に電話連絡。
社長の奥様が電話に出られました。

ちけぞう「実は近くでブルベリ農園をやろうと思ってまして、樹皮チップ貰えませんか?」
社長の奥様「少々お待ちください・・・」

社長が電話に出ます。同じ説明をすると

社長「タダで持ってって良いよ」
ちけぞう「!!!」
1発目でビンゴ!!しかし・・・

社長「ちなみにどうやって持ってくの?」
ちけぞう「運搬は難しいですか?」
社長「トラックに載せる手伝いは出来るけど、そこでお金掛かるよ(人件費のみ)。トラックは無いなぁ」
ちけぞう「なんとかします!!」

早速手当たり次第に知り合いにアタック!
すると同僚から良い返事が。

同僚「兄貴が建設会社で働いているから重機とトラック準備出来るよ!」

ハイキタ、チップ問題クリア。
運搬費や人件費、重機代は掛かりますが土地探しに苦労したちけぞうにとって、この辺の金額はさほど大きな問題ではありません。
早速土地にチップを運ぶことにしました。

摘み取り園への道 ~その9~

2017-05-15 | 摘み取り園への道
後日契約書を持って土地の地主さんを訪れる。
相変わらずさっぱりした感じの方で、契約書の内容もあまり確認せず

地主さん「ここにはんこ押せばいいのか?」

って感じ。
もちろん契約書は地主さんに不利が無いよう気を付けて作成したのでじっくり見られても問題無いのだが。

無事契約し、10年分の土地貸借料を支払う。

地主さん「何だか申し訳無いな・・・」
ちけぞう「いえいえ、こちらこそこんな立派な土地をお借り出来て幸せです。後でチップ巻いたら連絡しますね」
地主さん「んじゃチップ巻いたらトラクターで耕してやるから」
ちけぞう「!!!」

とにかく親切な地主さんです。
良好な関係を築く為に、しっかり土地を管理しようと心に決めました。


さて、ブルベリ農園の下地が整いました。
これが2017年のゴールデンウィーク直前。
次はこれまた何のあてもないチップの準備です。