歌よみもどきの書

歌詠み「もどき」のあかんたれが吐き出す、短歌になりきれない五七五七七の羅列です。

短歌と呼んでもいいですか? (追記あり)

2013-05-15 | 五七五七七

卵産む海亀の背に飛び乗って手榴弾のピン抜けば朝焼け

        穂村 弘 「短歌という爆弾」


積もらない雪が降ってる地中深く短歌をやめろといふ爆弾

       中川 宏子 「右耳の鳩」





穂村さんのこの歌は、私の中では中川さんのこの歌とセットになってしまってます。

先月ですが。
電柱写真のオフ会で、初めてリアルにお会いした方が(このお目だるいブログをご覧いただいたのか)
「和歌を作られてるのですね。」
と言われて、赤面しました。
「あ、違います!短歌もどきです。」
と即答したものの。
いつまで「もどき」なんだろう。。

別に歌人になりたいとか、歌集出したいとか、恐れ多いことを思っている訳ではありませんが。
「下手な短歌作ってます。」
くらいは、そろそろ言えるようになりたいです。
謙遜でなく冷静にみても、交通安全標語的な「阿呆陀羅経」 (by朝永ミルチ「短歌は衰退しましたー解釈構造の素描と3つの短歌小説」 / 京大短歌 19号)から離脱できてなくて。(泣
構造的には、高い山の広~い裾野に位置しているようですが。

私の爆弾。
爆発させるの、まだまだ難しそうです。^^;



伝票の起票のごとく捌ければ沢山詠みて明日やめらるる

我は信管の解かれぬ不発弾広き裾野の端に生きをり




*6月15日追記
朝永ミルチさんのお目に止まったようで、わざわざご本人からメンションいただきましたw
めっちゃ恐縮!けど嬉しいです。^^
記念に貼らせていただきます。



もちろん、「熱くなれよ!」な思いは受け止めておりますし、「名指しで反論」を期待されて書かれたことも承知しております。
(私ごときでは反論でなく感想になるでしょうし、その感想さえもまだまとまらずうpできない現状ではありますが。^^;)

ちょっと(しばしば)スランプですが、元気いただきました。
ありがとうございます。 m(_ _ )m



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