まだ覚えている人もいると思うが、マンナンライフが出している蒟蒻ゼリーが「蒟蒻畑(こんにゃくばたけ)」である。
以前高齢者の方が幼児に食べさせて喉に詰まらせて亡くなった事から、国会で取り上げられ大問題化された商品である。自民党の野田聖子議員が取り上げてマンナンライフは生産中止に追い込まれました。
食物を喉に詰まらせる事故を『気道異物事故』と言いますが、実は様々なモノ、極端に言えば食物は全てと言っていいほど可能性があります。
代表的なモノとしては餅、パン、寿司、おにぎりなど固形物であれば何でも詰まるし、餅などは過去数百例以上記録されている。しかし未だに何の規制もありません。
しかしマンナンライフはこの一例だけで生産中止に追い込まれた。これは野田聖子の地元、岐阜県に浪速製菓という同じコンニャクセリーを生産してる会社があり、野田聖子は献金を受け取っていた事から、癒着が疑われました。その後有耶無耶になって結論は闇の中ですが。
この死亡した幼児の両親は兵庫地裁へ提訴、6200万円を請求したが、敗訴、。と言うのも蒟蒻畑を凍らせて食べさせた為に喉に張り付いて窒息させた、という通常でない食べ方による、と言う点が重視されたためです。
とまあここまでは当時を知らない人のための前置きですので、知っている方は飛ばして下さい。
さて「蒟蒻畑」かなり久しぶりである。もう10年くらい食べてないかも・・・
まずパッケージを見ると表下部にデカデカと「お願い 小さなお子様や高齢者のかたは絶対にたべないで下さい」と書いてある(笑)。
こんな菓子は前代未聞である。おかしくて笑ってしまった。子供は食べないで下さいって・・・
中身を見ると形が以前と変わってる。なるほど、変形により貼り付くことを極力避けるためか。
味などは殆ど変わってない、美味しいね。まあ野田議員が権力を乱用したかどうかは今さらだが、これが危険だ、とするなら餅など何倍も危険なのにね。
1番売りたいであろう子供に「食べないで下さい」と書かなければならなかった企業側の悔しさが理解出来てしまって「買い支えよう」と決意したのだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます