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日本郵政社長をめぐり、孤立する鳩山総務相

2009年05月23日 14時45分03秒 | 国内情報

<日本郵政>西川社長「続投」表明 総務相「人事案はある」
5月23日0時43分配信 毎日新聞
 日本郵政の西川善文社長は22日の会見で、続投への意欲を初めて公言した。「民営化の土台を築くことが私の責任で、途中で投げ出すわけにはいかない」との考えを表明。任期についても、「金融2社が上場できればいいが、上場の準備が整う状態になることが一つのめどになる」との考えを明らかにした。

 鳩山邦夫総務相が「かんぽの宿」売却手続きに「不正義な部分があった」と発言していることにも「金融危機で不動産価格が下落するなど、状況が大きく変わったという事情があり、不正義ではないと考えている」と反論。続投への自信を見せた。

 一方、日本郵政の決算会見に先立ち、取締役認可の権限を持つ鳩山総務相は、閣議後会見で「(西川社長に)責任がないということを認めれば、私の正義感や信念を捨てることになる。(社長後任の)人事案はいっぱいある。優秀で人望ある民間人がよいと思う」と続投意向の西川社長をけん制した。

 両者の溝は深まるばかりだが、政府内にも温度差が広がっている。6月29日の株主総会には、国が100%株主のため財務省担当者が出席する。与謝野馨財務相はこの日「(取締役の認可は)法律には総務相の仕事と書いてある。興味はあるが、関心は持っていない」と話し、激しく西川社長批判を繰り返す鳩山総務相に距離を置く姿勢を見せた。


植草一秀氏のブログによると、小泉竹中一派は、日本郵政の社長続投に反対したら、補正予算案の衆議院再議決の時反対して、3/2議決が成り立たないようにするぞと、脅しをかけているそうである。
それで与謝野財務相は、興味はあるが関心はない等と、冷たい事を言っているのだろう。
もともと日本経済立て直しにとって有効とも思えない補正予算に、14兆円もかけること事態が、間違いなのだから、
「敢えて反対すると言うのなら、反対してもらいましょう」と開き直ってでも、
鳩山総務相の取締役の認可権を有効に使ってもらいたいものである。
植草さんの言われる通り、此処で圧力に引き下がったら、鳩山邦夫氏の明日はないものと思わねばならないだろう。
辞任などしたら、財務相が兼任と言う事になって、西川社長就任を容認と言う事になるだろうから、
絶対に辞任などしてはならないと思う。

しかしながら、あくまで総務相として反対し続けたら、
西川社長続投強硬派は、
彼さえいなければと、鳩山総務相を殺しかねない人達だから、
くれぐれも身辺に注意されて、初志を全うしていただきたいと思う。

麻生総理も、財務官僚の作った身勝手な補正予算案などにこだわって、
又しても道を間違えられる事のないように、筋を通して頂きたいものである。

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