「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

夜間・休日はちゃんとした手当てが受けられないかも……

2005年11月01日 | 子育て

 

 

ジャーナリストの月崎時央さんのコラムに次のようなものがありました 

 

夜間休日は“無医村”の覚悟 

パパのための小児救急<第52回>

nikkansports.comより

 

子を持つ親の危機管理として、小児医療を取り巻く現在の状況を知っておこう

というものです

 

 

小児医療の抱えている問題点は以下のようなものがあります。

小児救急医学会理事長で、北九州市八幡救急救命センターの小児科医、市川光太郎医師による

 

(1)小児期の病態の特殊性 

子供は、病態、症状の変化が早くその深刻さや推移が、医師でも予測しにくい。

親にとっても受診などの 判断が難しい。

 

(2)小児救急体制の不備 

全国の救急病院のうち小児救急を 365日受け入れる体制が整っているのは3分の1程度 とされているが、24時間常に小児科医が診察を行うのは、その半数以下と考えられる。

 

(3)慢性的な小児科医不足 

特に病院に勤務する医師の過重労働の問題が深刻化。

労働条件の深刻さ責任の重さを理由に、若い小児科医志望者が激減 している。

 

(4)小児科は不採算医療 

投薬や検査などが少ないが 人手のかかる医療 であり、夏、冬の患者数の変動が大きいので 採算が取れない

 

(5)子育て環境の変化 

核家族化、少子化にともない、子育ての不安が増大。

親は医療にも24時間化、高度な検査や診断能力を求めるようになった。  

 

そして、月崎さんは 

信じたくないが「私たちは、夜間休日は無医村に住んでいる」というくらいの覚悟をし、

日ごろから地域の医療情報を収集しておかないと、子供を守ることは難しい。

と結んでいます。

これは大人に関してもいえますね。

 

多分これが現実なんでしょうね。

確かに子どもたちはとんでもない時間帯に病気になったり、熱を出したりします。

はっきりいって、行政はなんも動いてくれないと覚悟しておいたほうが懸命ですし、担当医師も当たり外れがあることは確かです

 

 

日頃から情報収集しておくことが肝要だということ

……納得です。


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