felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

ボンネットダンパーの劣化が原因

2013-12-04 20:15:45 | 
一昨日にチラッと書いた指のケガ。
ようやく傷みが引いてきたので経緯を書いてみる。

洗車中の事故だった。
ボンネットを開け、ナンバープレート付近に手を掛けながら濡れたバンパーの拭き取りをしていた時だ。
ガコーン !!
大きな音と共に左手中指に走る鈍い痛み。
全開にしていたボンネットが上から落ちてきて、グリルとバンパーの間に指を挟んでしまったのだ。(TOP画像の隙間)

指から滴り落ちる真っ赤な鮮血。
血を見るのが苦手な私である。
一瞬卒倒しかけたが、卒倒なんてしている場合ではない。
とりあえず指の状態把握だ。

挟まれた箇所は左手中指の爪下から関節辺り。
が、次々と流れ出る血で傷の詳しい状態は分からない。
暫くして血の勢いが弱まったので恐る恐る見てみると、爪の生え際ラインと平行に一文字に皮膚が切れている。
スッパリ切れてはいるものの、そう深くは無い様だ。
そして、痛いながらも関節は動くので骨折は無いだろう。

今日まで絆創膏を巻いて様子を見ていたのだが、とりあえず傷みは引いてきた。
だが、関節付近は青くなり、指先が結構腫れ上がっている。
そして、傷口が突っ張り思う様に関節を曲げる事ができない。
現状そんな不自由さがあるが、まあ指が飛ばなかっただけでも幸いだろう。

今回の事故の原因は、ボンネットダンパーの経年によるヘタリだった。
最近の高級車にはほぼ装備されている高圧ガスを利用した反発バネの様な部品である。


この部品がボンネットの根元左右に付いていて、その反発力でボンネットを開いた状態で支えているのだ。
しかし、中古で購入した私の車のダンパーは既に性能限界を超えていたらしい。
ボンネットの重さに耐えられなかったのである。

そんな事故も想定しての設計なのか。
グリルとバンパーの間にはロックされた状態でも指一本程度の隙間が確保されているのだ。
その隙間が無ければ、飛ばなかったにしても確実に潰れていただろうね。私の指は。
そしてもう一つ幸運だったのは、グリルが指に当たる寸前に私の腕をかすって多少ながらも落下の勢いが弱まった事だ。

今回の事故以前に予兆というか、最近同様にボンネットが落ちた事があったのだ。
それが頭にあって、自然と最悪の事態を避ける体勢を取っていたのだろう。

左手中指の第一関節より先が無くなったりしたら…
考えただけでもゾッとするよ。

でも、このダンパーってクセモノだよね。
便利なのかも知れないけど、いずれ劣化する物だし、確実性を考えれば原始的でも「つっかえ棒」でしょ。
一本では安全性に欠けるってなら左右に二本セットする様にすれば良いと思うのですよ。

まあとにかく、同様の部品が装備されている車に乗っておられる方は、こんな事故には注意してくださいね。