監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
原作:ダニエル・ウォレス
撮影:フィリップ・ルースロ
音楽:ダニー・エルフマン
美術:デニス・ガスナー
出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、ヘレナ・ボナム・カーター、アリソン・ローマン、
製作:2003年(アメリカ)
時間:2時間5分
自宅CATVにて鑑賞(7月)。
あらすじ。「エドワードは自分の人生を、常にロマンティックなおとぎ話のように語る。魔女や巨人、そして村の伝説だった“大きな魚”との出会い─。誰もが彼の話を楽し み、彼を愛していた。ただ一人、ジャーナリストになった息子ウィルを除いて…。子供の頃は父の話に夢中だったウィルも、今は父の本当の姿を求めていた。だ がその思いをぶつけても、エドワードは一向に事実を話そうとしない。しかたなくウィルは、ホラ話に隠された父の人生を探り始める」(『映画生活』からの引用)。
この作品を見るのは2度目。前回は映画館での観賞だった。
自分には、父親との関係が冷えきってかなり危うかった時期があり、この作品のように父と息子の対立と和解を描いた作品にはどうも弱い。二度目の観賞だったが、ラストはしっかりと泣かされてしまった。
ちなみに、子供の立場からすると、ただの男性と女性だった頃の両親というのはなかなか想像しにくいものである。だからこそ、昔の両親がどういう若者だったのかというのは、子供にとってとても気になることだ。物語の背景として、そうした恐らく子供なら誰でも親に対して抱くであろう好奇心を置いたところが、この作品の魅力の秘訣だろう。
ティム・バートンというと『スリーピー・ホロウ』や『PLANET OF THE APES/猿の惑星』、『チャーリーとチョコレート工場』のようにメリハリのきいた独特な映像が私好みで、好きな映画監督の一人だが、この作品ではどちらかというと映像よりストーリーが魅せてくれる。ティム・バートンの作品の中で最も人気があるのは、おそらく『シザーハンズ』だと思うが、私は『ビッグ・フィッシュ』をぜひお薦めしたい。素敵な作品である。
脚本:ジョン・オーガスト
原作:ダニエル・ウォレス
撮影:フィリップ・ルースロ
音楽:ダニー・エルフマン
美術:デニス・ガスナー
出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング、ヘレナ・ボナム・カーター、アリソン・ローマン、
製作:2003年(アメリカ)
時間:2時間5分
自宅CATVにて鑑賞(7月)。
あらすじ。「エドワードは自分の人生を、常にロマンティックなおとぎ話のように語る。魔女や巨人、そして村の伝説だった“大きな魚”との出会い─。誰もが彼の話を楽し み、彼を愛していた。ただ一人、ジャーナリストになった息子ウィルを除いて…。子供の頃は父の話に夢中だったウィルも、今は父の本当の姿を求めていた。だ がその思いをぶつけても、エドワードは一向に事実を話そうとしない。しかたなくウィルは、ホラ話に隠された父の人生を探り始める」(『映画生活』からの引用)。
この作品を見るのは2度目。前回は映画館での観賞だった。
自分には、父親との関係が冷えきってかなり危うかった時期があり、この作品のように父と息子の対立と和解を描いた作品にはどうも弱い。二度目の観賞だったが、ラストはしっかりと泣かされてしまった。
ちなみに、子供の立場からすると、ただの男性と女性だった頃の両親というのはなかなか想像しにくいものである。だからこそ、昔の両親がどういう若者だったのかというのは、子供にとってとても気になることだ。物語の背景として、そうした恐らく子供なら誰でも親に対して抱くであろう好奇心を置いたところが、この作品の魅力の秘訣だろう。
ティム・バートンというと『スリーピー・ホロウ』や『PLANET OF THE APES/猿の惑星』、『チャーリーとチョコレート工場』のようにメリハリのきいた独特な映像が私好みで、好きな映画監督の一人だが、この作品ではどちらかというと映像よりストーリーが魅せてくれる。ティム・バートンの作品の中で最も人気があるのは、おそらく『シザーハンズ』だと思うが、私は『ビッグ・フィッシュ』をぜひお薦めしたい。素敵な作品である。