印祖一生特別重視因果教育 / 印祖は一生で特に因果教育を重視された
文摘恭錄—淨土大經解演義(第一二二集)2010/8/24 檔名:02-039-0122
尤其難得,印祖一生特別重視因果教育,他推薦三本書,讓我們這一代以及往後學佛的,無論是在家、出家,必須要讀,要認真學習,做為根基。這三樣東西就是《了凡四訓》、《安士全書》、《太上感應篇彙編》,特別重視因果教育。現在我們才明白,現在要拯救這個社會,要化解災難,要拯救地球,用什麼?就是因果。人人相信因果,天下大治,地球上災難不起,沒有災難。倫理道有時候敵不過高名厚利,這個境界現前會明知故犯。
特に得難いのは、印祖【注1】が一生で特に因果教育を重視されたことです。印祖は三冊の書を推薦しました。私たちの世代と仏法を学ぶ後進の者は、出家在家に関わらず、必ず読んで真摯に学び、それを基礎としなければなりません。その三つとは、『了凡四訓』、『安士全書』、『太上感應篇彙編』で、特に因果教育が重視されています。今私たちはようやく理解しました。今この社会を救い、災難を解消して、地球を救うには何を用いれば良いのでしょう?それは因果(の教育)です。誰もが因果を信じれば、天下は大いに治まり、地球上に災難は起こらなくなります。災難はなくなります。倫理道徳は、時として名利には適いません。その状況を目の前にすると、知っていながら罪を犯してしまいます。
但是真正懂得因果,再高的名、再大的利,你不敢動心,為什麼?現在好處、利益得到了,死了以後怎麼辦?心行不善,死了肯定墮地獄。不孝父母、不忠於國家、不尊重長輩、不愛護下一輩,這個業都是阿鼻地獄。墮地獄很容易,從地獄出來可不是那麼簡單,敢做嗎?就不敢了。所以周安士說,「人人信因果,天下大治之道也」。我們知道,不但天下大治,地球上什麼災難都沒有了。「人人不信因果,天下大亂之道也」,地球什麼災難都發生了,就這麼個道理。
しかし本当に因果を理解していれば、更に高い名声、更に大きな利益にも、あなたは心を動かしません。なぜでしょう?今利益を得ても、死んだ後でどうするのでしょうか?心行【注2】が不善であれば、死んでから間違いなく地獄に堕ちます。親孝行せず、国家に不忠で、年長者を敬わず、次世代を大切にしないなら、その業はすべて阿鼻地獄【注3】です。地獄に堕ちるのは簡単ですが、地獄から出るのは簡単なことではありません。(不善の行いが)できるでしょうか?できません。ですから周安士【注4】は、「人人信因果,天下大治之道也」(人々が皆因果に明るければ、天下は大いに治まる)と説いています。天下が大いに治まるばかりか、地球上のいかなる災難も無くなります。「人人不信因果,天下大乱之道也」(人々が因果に暗ければ、それは天下大乱の道である)。これでは地球にはいかなる災難も発生します。このような道理です。
我們一個人生活在這個世間,實際上非常簡單,每天只要吃飽穿暖,有個小地方可以避風雨,足了,比什麼都快樂。古人講的話,「人到無求品自高」。欲望太多那就愈苦,人把欲望放下就得大自在。放下貪瞋痴,戒定慧就成就了。所以三昧修行,習久後能成陀羅尼,這個話是真的,我們能相信。習這一個字就是把你所學的落實在生活、落實在工作、落實在處事待人接物,學了真有用處,不是學了沒有用處,學以致用。
私たち一人がこの世間を生きるのは、実のところ非常に簡単です。毎日食事をとり、温かい服を着て、狭い場所で雨風をしのげれば、それで足りてしまいます。この上なく幸せです。古人は、「人到無求品自高」(人は無欲であれば品格は自ずと高まる)と説いています。欲望が多ければ多くほど苦しみ、人は欲望を放下すれば大自在を得ます。貪瞋痴【注5】を放下すれば、戒定慧【注6】を成就することができます。ですから三昧の修行を長く修めて陀羅尼になるという話は本当です。私たちは信じることができます。「習」の一字は、あなたが学んだことを生活で実行し、仕事で実行し、人間関係で実行することです。学べば本当に役に立ちます。役に立たないのではありません。学んで実際に役立てることです。
<脚注>
1.印祖・・・・浄土宗第十三代祖師、印光大師のこと。
印光大師(1861-1940)・・・・釈印光。法名を聖量、字を印光、自称・常慚愧僧。浄土宗第十三代祖師。俗姓は趙、名は丹桂、字は紹伊、号は子任。陜西省郃陽(現・合陽)孟庄郷赤城東村の人。大師は仏教の中でも特に浄土宗の振興に偉大な功労をされ、中国の近代仏教に最も深い影響をもたらした人物の一人である。(「百度百科」より抜粋して翻訳)
2.心行(しんぎょう)・・・・心のはたらき。
3.阿鼻地獄(あびじごく)・・・・地獄の中で最も 苦しい地獄。八大地獄の一つ。(=無間地獄)
4.周安士(1656-1739)・・・・清朝初期の名居士。元の名を夢顔、又の名を思仁。自ら懐西居士と号す。経蔵の学識が広く、浄土法門を深く信じた。衆生は計り知れない罪業を犯すが、その大半が「淫」「殺」の二つの業であることを鑑みて、深い経の道理により、邪淫を戒め、殺生を戒める二冊の書を奨励した。先の書は『万善先資』と言い、後の書を『欲海回狂』と言う。この他に、また『陰騭文広義』(三巻)、『西帰直指』(四巻)がある。乾隆四年五月、家族と決別し、西方に帰ると言った。家族は香湯(こうとう=香りの良い湯)で沐浴するように言うと、それを断り、「我香汤沐浴久矣」と言うや否や逝去した。享年八十四。著述を編纂した『安士全書』がある。(「百度百科」より抜粋して翻訳)
5.貪瞋痴(とんじんち)・・・・「貪」は貪欲、「瞋」は瞋恚(しんに=怒り)、「痴」は愚痴(ぐち=愚かさ)のこと。
6.戒定慧・・・・「戒」は戒律、「定」は禅定、「慧」は智慧のこと。