「ハモンイベリコ」ってご存知ですか? 最近話題になっているスペイン産のイベリコ豚の肉で作ったハムです。
グルメじゃないので流行の食材には無関心ですが、このイベリコ豚はコルクガシという樹のドングリだけを食べさせて育てると聞いて、前から気になっていました。コルクガシはヨーロッパ、北アフリカなど地中海沿岸原産で日本には自生しません。
ハモンイベリコは高価ですが、妻が近くのスーパーでスペイン産のイベリコ豚肉を買ってきてくれたので、さっそく塩と胡椒だけでソテーして食べてみました。
私は魚の脂は大好きですが、肉の脂は苦手で、メタボ防止もあって料理の際には脂身を取り除きます。でも、このイベリコ豚の脂はノープロブレム! 噂どおり、軽くてサラッとしていて、口の中で溶けました。しっかり豚肉の味もします。
コルクガシは名前のとおりコルクの原料。樹皮のコルク層が厚く、古代ギリシアの時代からワインの栓やサンダルなどに使われてきました。日本では戦争中、同じブナ科のアベマキやクヌギの樹皮をコルクの代用にしていたそうです。
上の写真は時々訪れる「森林総合研究所関西支所」に植えてあるコルクガシ。春に撮影したのでドングリは確認できませんでしたが、樹皮は「さすが本物のコルク」と思わせました。
ガチョウにむりやり餌を食べさせて作るフォアグラもそうですが、おいしい肉を食べるためにドングリだけを豚に食べさせるという人間の、良く言えば「こだわり」、悪く言えば「欲深さ」には驚きます。
グルメじゃないので流行の食材には無関心ですが、このイベリコ豚はコルクガシという樹のドングリだけを食べさせて育てると聞いて、前から気になっていました。コルクガシはヨーロッパ、北アフリカなど地中海沿岸原産で日本には自生しません。
ハモンイベリコは高価ですが、妻が近くのスーパーでスペイン産のイベリコ豚肉を買ってきてくれたので、さっそく塩と胡椒だけでソテーして食べてみました。
私は魚の脂は大好きですが、肉の脂は苦手で、メタボ防止もあって料理の際には脂身を取り除きます。でも、このイベリコ豚の脂はノープロブレム! 噂どおり、軽くてサラッとしていて、口の中で溶けました。しっかり豚肉の味もします。
コルクガシは名前のとおりコルクの原料。樹皮のコルク層が厚く、古代ギリシアの時代からワインの栓やサンダルなどに使われてきました。日本では戦争中、同じブナ科のアベマキやクヌギの樹皮をコルクの代用にしていたそうです。
上の写真は時々訪れる「森林総合研究所関西支所」に植えてあるコルクガシ。春に撮影したのでドングリは確認できませんでしたが、樹皮は「さすが本物のコルク」と思わせました。
ガチョウにむりやり餌を食べさせて作るフォアグラもそうですが、おいしい肉を食べるためにドングリだけを豚に食べさせるという人間の、良く言えば「こだわり」、悪く言えば「欲深さ」には驚きます。
ドングリ→ブタ→ヒトという食物連鎖を体験されたわけですね。
考えてみれば、イベリコ豚に限らず、霜降り肉にするために牛にビールを飲ませたりしているのですから、いずれにしても人間は欲深いです。
おいしそう。
私はそのハムを一度だけ食べたことがあります。
しかし、コルクガシのどんぐりだけ食べているというのは
まったく知りませんでした。ちょっと驚き。
それだけの豚を養えるだけどんぐりがとれることにも・・・
余談ですが私は旭山の散策路にあるキハダの前を通る度に
コルク質の樹皮を触ってよろこんでいます・・・
コルクガシの森に豚を放牧して、落ちているドングリを食べさせるのだそうです。でも、秋以外はどうするんでしょうね? そこまでは調べてません。
私はブナのツルツルした樹皮をつい触ってしまいます。