もうすぐバレンタインデーなので、チョコレートについて。
チョコレートの原料はカカオ豆ですが、正確には豆ではなくて、樹木の種子です。下の写真は宇治市植物公園の温室にあるカカオの実。幹から直接実がぶら下がるという面白い成り方です。
この実の中にある種子をカカオ豆と呼びます。ちなみに、コーヒーも豆ではなくて、コーヒーの木の種子。
南米原産のカカオをコロンブスが持ち帰って以来、ヨーロッパにチョコレートが広がったそうです。でも、当時は現在のような固形ではなく、液体で飲んでいたようです。
グルメの元祖ブリア・サヴァランはその著書『美味礼賛』の中に、「チョコレートの本式の入れ方」という項目を設けて次のように書いています。
「1杯あたり1オンス半(約46g)のチョコレートを水に溶かし、徐々に温めながら木のスプーンでかきまわす。これを15分煮立てて、溶けたものが固まりかけたら、そのまま熱いうちに飲む」。
別のところでは「ヴァニラや砂糖を入れて飲む」とも書いています。今で言うホットチョコレートでしょうか。ただ、現在のようなお菓子というよりも薬やサプリメントのような書き方をしています。
(アオギリ)
カカオはアオギリ科の樹木ですが、この仲間にはコーラの原料になるコラノキもあります。日本にも科名そのままのアオギリがあります。戦争中はこのアオギリの実を炒ってコーヒーの代用にしたそうですから、このグループの木は人間の嗜好に合う成分を含んでいるんでしょう。
ところで、以前から「カカオとココアはよく似ているから語源は同じだろう」と思っていましたが、調べてみると面白い由来でした。
CACAOは南米の先住民族の言葉から生まれた名前で、他のヨーロッパ諸国にはそのまま伝わったものの、英語では発音しにくい言葉なので、イギリスでは音が入れ代わってCOCOAと呼ばれるようになったそうです。
チョコレートは大好きで食べ出すと止まりませんが、バレンタインデーに頂く数が年々減ってきました。しょうがないので、自分で買います(笑)。
チョコレートの原料はカカオ豆ですが、正確には豆ではなくて、樹木の種子です。下の写真は宇治市植物公園の温室にあるカカオの実。幹から直接実がぶら下がるという面白い成り方です。
この実の中にある種子をカカオ豆と呼びます。ちなみに、コーヒーも豆ではなくて、コーヒーの木の種子。
南米原産のカカオをコロンブスが持ち帰って以来、ヨーロッパにチョコレートが広がったそうです。でも、当時は現在のような固形ではなく、液体で飲んでいたようです。
グルメの元祖ブリア・サヴァランはその著書『美味礼賛』の中に、「チョコレートの本式の入れ方」という項目を設けて次のように書いています。
「1杯あたり1オンス半(約46g)のチョコレートを水に溶かし、徐々に温めながら木のスプーンでかきまわす。これを15分煮立てて、溶けたものが固まりかけたら、そのまま熱いうちに飲む」。
別のところでは「ヴァニラや砂糖を入れて飲む」とも書いています。今で言うホットチョコレートでしょうか。ただ、現在のようなお菓子というよりも薬やサプリメントのような書き方をしています。
(アオギリ)
カカオはアオギリ科の樹木ですが、この仲間にはコーラの原料になるコラノキもあります。日本にも科名そのままのアオギリがあります。戦争中はこのアオギリの実を炒ってコーヒーの代用にしたそうですから、このグループの木は人間の嗜好に合う成分を含んでいるんでしょう。
ところで、以前から「カカオとココアはよく似ているから語源は同じだろう」と思っていましたが、調べてみると面白い由来でした。
CACAOは南米の先住民族の言葉から生まれた名前で、他のヨーロッパ諸国にはそのまま伝わったものの、英語では発音しにくい言葉なので、イギリスでは音が入れ代わってCOCOAと呼ばれるようになったそうです。
チョコレートは大好きで食べ出すと止まりませんが、バレンタインデーに頂く数が年々減ってきました。しょうがないので、自分で買います(笑)。
CACAOとCOCOAは語源が同じで途中で分かれたのだろうと
なんとなく考えていたのですが、実は造語だったんですね。
多分ですが英語で「a」は強く読む場合日本語の「ア」ではなく、
日本語で無理やり書くと「アェ」か「エィ」と発音するので
「ケイケイオゥ」になって言いにくいのかな、と思いました。
最後の「a」なら弱く読んでも構わないですし。
(違うかもしれませんが)。
どうでもいいことですがこの記事のタイトルを見た瞬間、
ビーチ・ボーイズのKokomoが頭の中を流れてきました・・・
aの発音のことも、私は知りませんでしたが、多分そういうことなんでしょうね。
以前から思っていたことですが、ハワイの地名も英語では発音しにくそうなものが多いですね。ワイキキとかカウアイとか…。日本語でも言いにくいですが。