京都の繁華街・河原町三条あたりを東に入ると「酢屋」というお店があります。売っているのはお酢ではなく、木工品。
老舗の材木商が経営しているお店ですが、本業は茶室建築や茶道具などに使われる銘木の販売。社長(女性)は雑誌などで銘木の解説をされていますし、娘さんは京都新聞で毎月「木林(きりん)学のススメ」という木の文化に関する記事を書いておられます。当ブログの関心領域と似ているので私もいつも読んでいて、その情報を利用させていただいたこともあります。
このお店では、例えば銘木の黒柿で作った高級な食器やデザイン性の高い木工品を主に扱っている一方、下の写真のような北山杉の端材も売っています。
江戸時代は材木商を営む傍ら、大阪~淀川~京都の木材輸送権を独占していたそうです。当時このあたりには材木屋さんが軒を並べていたので、現在も「木屋町」という地名が残っています。
材木商の屋号がなぜ「酢屋」なのかは不明ですが、その6代目当主が坂本龍馬の活動に理解を示し、全面的に支援していました。龍馬はここに身を寄せ、海援隊の京都本部を設置したほか、ピストルの試し撃ちもしていたそうです。現在、店の2階は坂本龍馬ギャラリーになっていて、店の前の通りは通称「龍馬通り」と呼ばれています。
ついでながら、坂本龍馬はシイの実が大好きで、いつも懐に忍ばせてボリボリ食べていたという話です。
娘さんの「木材学ことはじめ」「木材学のススメ」はwebでも閲覧できます。
老舗の材木商が経営しているお店ですが、本業は茶室建築や茶道具などに使われる銘木の販売。社長(女性)は雑誌などで銘木の解説をされていますし、娘さんは京都新聞で毎月「木林(きりん)学のススメ」という木の文化に関する記事を書いておられます。当ブログの関心領域と似ているので私もいつも読んでいて、その情報を利用させていただいたこともあります。
このお店では、例えば銘木の黒柿で作った高級な食器やデザイン性の高い木工品を主に扱っている一方、下の写真のような北山杉の端材も売っています。
江戸時代は材木商を営む傍ら、大阪~淀川~京都の木材輸送権を独占していたそうです。当時このあたりには材木屋さんが軒を並べていたので、現在も「木屋町」という地名が残っています。
材木商の屋号がなぜ「酢屋」なのかは不明ですが、その6代目当主が坂本龍馬の活動に理解を示し、全面的に支援していました。龍馬はここに身を寄せ、海援隊の京都本部を設置したほか、ピストルの試し撃ちもしていたそうです。現在、店の2階は坂本龍馬ギャラリーになっていて、店の前の通りは通称「龍馬通り」と呼ばれています。
ついでながら、坂本龍馬はシイの実が大好きで、いつも懐に忍ばせてボリボリ食べていたという話です。
娘さんの「木材学ことはじめ」「木材学のススメ」はwebでも閲覧できます。
最近は木のクラフトへの関心も高いようですし。
そうか、売れるのか、A公園でもやってみるかな、
と思ったのでした・・・(笑)。
椎の実って食べられるんですね・・・
酢屋さんには私も何度か入りましたが、ちょっと敷居が高いですね。でも、店頭に木が陳列してあると、ついつい入りたくなります。
クラフトで何か作る人には売れるでしょう。
椎の実はフライパンで炒れば食べられますよ。私も幼い頃よく食べました。ドングリは渋くて駄目ですが…。