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映画痛の日記

映画にまつわるeveの雑記帳。映画タイトルにもこだわるよ。英語力もアップしたい!

アカデミー賞で2度びっくり

2006年03月07日 | エッセイ
最近新しい映画を見ていないので、アカデミー賞にもイマイチ興味が持てない今日この頃。そこへ友人から「ジョージ・クルーニー助演男優賞ゲット!」という速報メールが届く。クルーニーはどうでもよかったのだが、その他の賞が何となく気になり、月曜の夜、Webで結果リサーチ。いや~、調べてよかった。

最初のびっくりは、えっ、ロバート・アルトマンが名誉賞を受賞!?

大好きな監督だから受賞は嬉しい。けど名誉賞かい(ムッ)。そろそろ人生終わりっていう人にあげる賞ぢゃないのそれ? 彼には「そんな賞ならいらんわい」と言って欲しい。が、しっかりとタキシードを着たアルトマンが写真に納まっている。

oscar.comというサイトに彼の受賞スピーチが載っていたので印刷。寝物語にでも読んでみるか。英文が睡眠薬になれば一挙両得。何せTOEIC 600点の実力だ。(笑)

辞書を引くのも面倒なので、わからないところはテキトーに読み飛ばし、幸い?眠気にもおそわれず最後の数行まで行く。しかし、次の一文こそが本当のサプライズだった。

.... Ten years ago, 11 years ago, I had a heart transplant.

ええっ! heart transplant、って心臓移植!? 私は布団を跳ね除けて飛び起きた。アルトマン監督はこの十年に何本も映画撮ってるよね。彼が心臓移植したなんて話は聞いたことがない。あとで調べなきゃ。それにしてもWOWOW見れないのが悔し~い(って、受賞式忘れてたくせに)。

紙で読んだスピーチによれば、彼は30代後半の女性の心臓をもらったので、あと40年は使わせていただくつもりとのこと。うん、まだまだいっぱい映画撮ってね、監督。

本当に何という人なのでしょう、Robert Bernard Altman!