Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

2勝1敗でデンマークへ@Deutschland

2013-05-20 04:39:11 | 試合(Spiel)
スウェーデンのヘルシンボーで行われた女子U19ヨーロッパ選手権予選は、フィンランドとトルコに勝ったものの、最終戦で開催地のスウェーデンに敗退。
試合結果
17日
Deutschland - Suomi 34:17(16:7)
Eckerle, Roth; Schnack (3), Rösike, Rode (2), Ostwald (3), Moser (1), Wahle (1), Hartstock (1), Wagenlader, Großheim (5), Weigel (5), Kamann (2), Wolf (5), Urbicht (4), Tisseker (2)
Svegige - Türkiye 32:20(14:12)
18日
Türkiye - Deutschland 19:29(7:15)
Eckerle, Roth; Schnack (6), Rösike (1), Rode (2), Ostwald (2), Moser (2), Wahle (2), Hartstock (1), Wagenlader (2), Großheim (2), Weigel (1), Kamann (1), Wolf (2), Urbicht, Tisseker (5)
Suomi - Sverige 15:40(7:23)
19日
Türkiye - Suomi 30:29(14:15)
Sverige - Deutschland 26:19(13:8)
Eckerle, Roth; Schnack (3), Rösike, Rode (2), Ostwald, Moser (2), Wahle (2), Hartstock, Wagenlader, Großheim, Weigel (6), Kamann (2), Wolf (1), Urbicht, Tisseker (1)

メンバー
Tor:
 Dinah Eckerleディナー・エッカル(Thüringer HC)0
 Nicole Rothニコレ・ロス(HC Leipzig)0
Feld:
 Michelle Urbichtミッシェル・ウルビッヒト(HC Leipzig)4
 Ann-Cathrin Kamannアン・カスリン・カマン(HSG Blomberg Lippe)5
 Isabell Tissekkerイザベル・ティッセカー(Neckarsulmer/Schweiz)8
 Cara Hartstockカラ・ハルトストック(HC Leipzig)2
 Isa-Sophia Rösikeイザ・ソフィア・レズィケ(HC Leipzig)1
 Jennifer Rodeイェニファー・ロ-デ(Frankfurter HC)6
 Kim Lea Wahleキム・レア・ヴァーレ(HSG Blomberg-Lippe)5
 Maren Weigelマレン・ヴァイゲル(TV Nellingen)8
 Louisa Wolfルィーザ・ヴォルフ(TV Nellingen)8
 Carmen Moserカルメン・モザー(HSG Bensheim/Auerbach)5
 Tina Wagenladerティナ・ヴァゲンラデル(HSG Badenstedt)2
 Kira Schnackキラ・シュナック(SønderjyskE Ungdom/Danmark)12
 Denise Großheimデニーゼ・グロスハイム(HSG Blomberg-Lippe)7...当初はリザーブ登録
 Lisa-Marie Ostwaldリザ・マリー・オストヴァルド(HC Leipzig)5...当初はリザーブ登録
 Sanja Vlahovicサーニャ・ヴラホヴィッチ(SG BBM Bietigheim )...膝の負傷によりリザーブと交代
 Saskia Putzkeザスキァ・プッツケ(HSG Blomberg-Lippe)...病気によりリザーブと交代
Reserve:
 Alexandra Meyerアレッサンドラ・メイヤー(VfL Oldenburg)
 Saskia Rastザスキァ・ラスト(HSG Badenstedt)
 Anna Seidelアンナ・ザイデル(TSV Bayer Leverkusen)
 Katharina Wingerカタリナ・ヴィンガー(VfL Waiblingen)

この結果、8月1日からデンマークのコリング(Kolding)とセナーボー(Sønderborg)で行われる本大会は
ロシア、ノルウェー、ルーマニア、スロヴェニア
ハンガリー、チェコ、フランス、ポルトガル
スウェーデン、ドイツ、オランダ、オーストリア
クロアチア、スペイン、スロヴァキアそして開催国デンマークに決定しました。

これで10連覇、圧倒的な"EHF"カップ@Deutschland

2013-05-20 04:24:11 | 試合(Spiel)
ヨーロッパカップの一つ、EHFカップ。
今シーズンはチャンピオンズリーグと同様にファイナル4は土日に集中開催となり、この週末にフランス西部のナントで行われました。
ドイツのRhein-Neckar LöwenとFrisch Auf Göppingen、デンマークのTeam Tvis Holstebroそして地元のHBC Nantesが進出しました。
ドイツの両チームは昨シーズンもベスト4で対戦した、いわば"因縁"のチーム。
集中開催のファイナル4ではなくギェッピンゲンとマンハイムとの2試合とも国内ということもあり、ブンデスリガとなんら変わらない雰囲気でした(もっともギェッピンゲンは普段のユニフォームではなく、ヨーロッパカップモデルを着用しましたが)。
今回ファイナルに進出するのはレーヴェンとナントとなりました。
 ホルステプロ20-26ナント
 ラインネッカー・レーヴェン28-22ギェッピンゲン
実はこのEHFカップ、96/97シーズンからは99/00シーズンのメトコヴィッチ(クロアチア)と02/03シーズンのバルサ(スペイン)を除いて全てドイツ勢が優勝と圧倒的な強さを誇ります。
これまでドイツ勢は18回の優勝、次いでスペインの5回、ルーマニアの2回で、現在9シーズン連続優勝と、ヨーロッパカップというよりまるで第二の"ドイツカップ"です。
シーズン別優勝クラブ
 81/82 VfL Gummersbach
 82/83 SIL Saporoschje(Українаウクライナ)
 83/84 TV Großwallstadt
 84/85 Minaur Baia Mare(Româniaルーマニア)
 85/86 Győri ETO KC(Magyarハンガリー)
 86/87 Granitas Kaunas(Lietuvosリトアニア)
 87/88 Minaur Baia Mare(România)
 88/89 TuRU Düsseldorf
 89/90 SKIF Krasnodar(Россияロシア)
 90/91 RK Borac Banja Luka(Bosna i Hercegovinaボスニア・ヘルツェゴビナ)
 91/92 SG Wallau-Massenheim
 92/93 CB Santander(Españaスペイン)
 93/94 CBM Alzira Avidesa(Россия)
 94/95 BM Granollers(España)
 95/96 BM Granollers(España)
 96/97 SG Flensburg-Handewitt
 97/98 THW Kiel
 98/99 SC Magdeburg
 99/00 RK Metković(Hrvatskaクロアチア)
 00/01 SC Magdeburg
 01/02 THW Kiel
 02/03 FC Barcelona(España)
 03/04 THW Kiel
 04/05 TuSEM Essen
 05/06 TBV Lemgo
 06/07 SC Magdeburg
 07/08 HSG Nordhorn
 08/09 VfL Gummersbach
 09/10 TBV Lemgo
 10/11 Frisch Auf Göppingen
 11/12 Frisch Auf Göppingen
 12/13 Rhein-Neckar Löwen

ギェッピンゲンはレーヴェンに敗れて2連覇でストップしてしまいましたが、ファイナルはウヴェ・ゲンスハイマー選手が10点を挙げる大活躍もあり、26-24でレーヴェンが制しました。
これでドイツ勢は8チームで10連覇という偉業を達成しました。
来シーズンは途絶えてしまうのか、或いはさらに伸ばすことができるのか、もちろん後者に期待しつつ今から楽しみにしています。

ダブルタイトル獲得@Deutschland

2013-05-13 05:33:33 | 試合(Spiel)
プレーオフファイナルはライプツィヒでの初戦は27-21、バド・ランゲンザルツァでは37-31と、2試合のトータルで64-52。
数字上では圧勝に終わった12/13シーズン。
予想通りThüringer HCがDHB Pokal(Pokalsieger)に次いでリーグ(Deutscher Meister)も制し、ダブルタイトルを獲得しました。
テューリンガーは2シーズン前にもダブルタイトルを獲得しています(写真の車)。
今回2戦を通じて一度も同点或いはリードを奪われることなく戦い抜いたのは、やはり試合後の両チームトレーナーのインタビューにもありますが、勝ったHerbert Müllerさんは、
「我々には3シーズンで5つのタイトルを獲得できるという力がある」
対するThomas Ørneborgさんは、
「とてもがっかり、勝つだけの十分な強さがあると思っていた」
これに集約されているように、個々の力だけを見れば、互角というよりライプツィヒの方が勝っていると自分自身は思っています。
にもかかわらずPokalに引き続いてこれだけの差が出たのは、やはりシーズン中盤過ぎに突然のトレーナーの交代があり、チームを掌握するのに時間が足りなかった、その一言に尽きるのではないでしょうか。
今シーズン2冠のテューリンガーに対して連続無冠のライプツィヒ。
ライプツィヒにとってチームを掌握するためにオフシーズンをしっかりと準備して、(12/13シーズンが)終わったばかりですが、今から来シーズンの戦いが待ちきれません。
もちろん国内タイトルの行方だけでなく、一番願っているのはヨーロッパ選手権と世界選手権のチャンピオンです。
ともに可能性はかなり低いですが、男子の力がやや落ちている現在、女子の方が上位進出の確率は高いと思っています。

安心して...@Deutschland

2013-05-12 03:29:46 | チーム(Mannschaft)
ある意味一番落ち着いて見られるのはドイツ代表の試合です。
もちろん、絶対に勝ってほしいという大前提で、負けていたり接戦だと冷や冷やしますが。
来月にはセルヴィアでの世界選手権のプレーオフ(ヨーロッパ地区予選)が行われ、ドイツはウクライナと対戦します。
ウクライナの首都キエフ(Київ)はNadjaにとって彼女の生まれた土地。
いわば凱旋帰国です。
この試合に出てくれることを楽しみにしていると話した若手のホープSheniaは現在のところリザーブ登録。
キエフで?と聞かれましたが、ではなくてOldenburg(何としてもゲームに出てほしいけれど、vielleicht...と)です。
まだ波が大きいのか、ホームチームでも試合に出る機会はさほど多くはありません。
けれど、ツボにはまった時の威力は大きく、1試合に5~6点を決めた試合もありました。
Sheniaの生まれはウクライナではなく、確かベラルーシ。
両親も名のあった元ハンドボールプレーヤーでした。
先日のポカールでは試合前のシュート練習でロングを決めたときに愛らしい顔(生粋のドイツ人とは違って、やはりどことなく"他国=ロシア人"の顔立ちをしています)でもの凄い喜びを見せていました。
次は是非ともドイツ代表のユニフォームを着たコートでそのシュートを見せてほしいものです。
Tor:
 Clara Woltering(Buducnost Podgorica/MNE)
 Katja Schülke(HC Leipzig)
Außen:
 Marlene Zapf(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Isabell Klein(Buxtehuder SV)
 Natalie Augsburg(HC Leipzig)
 Angie Geschke(Våg Vipers Kristiansand/NOR)
Rückraum:
 Laura Steinbach(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Nadja Nadgornaja(Thüringer HC)
 Saskia Lang(HC Leipzig)
 Susann Müller(RK Krim Ljubljana/SLO)
 Anne Hubinger(HC Leipzig)
 Kerstin Wohlbold(Thüringer HC)
 Kim Naidzinavicius(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Christine Beier(Frankfurter HC)
Kreis:
 Anne Müller(HC Leipzig)
 Anja Althaus (Thüringer HC)
Reserve:
 Jana Krause(Buxtehuder SV)
 Antje Lenz(Buxtehuder SV)
 Anna Loerper(Team Tvis Holstebro/DAN)
 Luisa Schulze(HC Leipzig)
 Shenia Minevskaja(Thüringer HC)
 Lone Fischer(Buxtehuder SV)
 Franziska Mietzner(Frankfurter HC)
 Wiebke Kethorn(VfL Oldenburg)
 Maike Schirmer(VfL Oldenburg)
 Maxi Hayn(Buxtehuder SV)
 Ina Großmann(TuS Metzingen)
 Friederike Gubernatis(Frankfurter HC)

"DDR"Meister? 6点差は...@Deutschland

2013-05-06 03:24:23 | 試合(Spiel)
DHB Pokal Final(Pokal Sieger)に次いで再びファイナルでの争いとなった今シーズンのリーグ(Deutscher meister)。
Thüringer HC(THC)とHC Leipzig(HCL)。
地理的にはともに旧東ドイツに位置し、いわば"DDR Meister"ともいうべき同士ですが、自分にとってともに"特別なチーム"。
そういったことから、どちらにも勝ってほしいという"両天秤"状態です。
初戦は5日にライプツィヒで行なわれました。
テューリンガーがリードを奪い、9分前には早くもライプツィヒがタイムアウトを取るという先日のPokalファイナルと同じような展開になりました。
4853人という大観衆のホールでしたが、結局テューリンガーは一度も同点或いは逆転されることなく27-21で終わりました。
2戦目はテューリンガーのホームで行われますが、ライプツィヒがゲストで6点差を跳ね返すのはかなり難しいといえるでしょう。

改めて写真を見ると、Anjaは1歳年のLydiaを"おもちゃ"にしています。
このちょっと前、AnjaとNadjaに写真を撮らせてもらった時にちょっとした冗談を言ったのですが、Nadjaには以前も言ったことがあってもしかしたら覚えていたかもしれません。
Anjaに対して話したことは(Anja)自身も納得してはいましたが。
ところで一緒に観戦した友人から「Anjaに初めて会ったのはいつなの?」
一体いつだったか覚えていませんが、少なくとも10年以上前だったような...。

大成功のDHB Pokal Final@Deutschland

2013-05-04 04:10:21 | 試合(Spiel)
THC(Thüringer)のPokal Siegerとなった今年のDHB Pokal。
2日間で7000人以上のファンが集まって大成功(だったと思います)に終わりました。
初日はゴール裏にはかなり空席が目立ちましたが、2日目にはそこも埋まっていました。
ファイナルの開催地をGöppnigenで行う前はRiesaで、そこでは1000人ちょっとのこじんまりとしたホールでした。
12/13レギュラーシーズン(1部)で平均観客数が1000人を超したクラブは半分の6(Leipzig,Buxtehuder,Oldenburg,Göppingen,Weibern,Trier)ですが、最多のLeipzigでさえ1944人です。
同じホールを使う男子のFrisch Auf! Göppingenは1試合平均ではリーグ7位の4657人を集めている現状を比較すると1000人以上少ないですが、それでも国内の状況を考えると+同じ日に男子のチャンピオンズリーグでキールやフレンスブルグ、ハンブルグなどのテレビ中継とも重なったという事実(もっとも、こちらでは多くのハンドボールファンは、特に男子ハンドファン、或いは女子ハンドファン、そしてどこそこのチームのファンというこだわりが強いので、あまり影響はないようです)もありました。
(昨年の最終日にもキール対ザグレブの中継がありました)。
ホールの4隅にはTHCの赤、HCLの黄、Buxtehuderの青、Göppingenの緑とチームカラーに色分けされたファンで埋まっていましたが、自分たちのチーム以外の試合でも熱心に観戦(応援)していました。
そしてその座席以外は自分のようなPokal自体を楽しみに来ているファンです。
今年は直前までチケットの売れ行きがあまり芳しくなかったこともあって、あえて当日に購入しました。
しかしながら今回の盛況は地元のGöppingenが出場したことが大きいと思います。
残念ながら2日とも勝つことはできませんでしたが、セミファイナル、3/4位決定戦ともになかなかの粘りで大いに喜ばせてくれました。
Göppingenの選手たちは最後のセレモニーでも勝てなかった悔しさよりも、ここで戦えたという喜びがあり、それはファンも同様で、翌日の新聞にも感謝を示すファンの写真が載っていました。
そんな姿はやはり見ていて応援したくなります。
以前も書きましたが、昨年のファイナルの後に右45のアレナ・ヴォイティスコーヴァ選手の後姿を見かけました。
その時の印象が強くて、1年後本当にこの舞台に来てくれて本当に良かったって思いました。
アレナにサインや写真をお願いした時にチェコ語で挨拶したら、なんと日本語で「アリガトウ」と返事してくれたのも嬉しい驚きでした(こちらは前もってアレナにはチェコ語で挨拶しようという"心の気持ち"がありますが、アレナにとっては突然の東洋系の人間からチェコ語の挨拶ですから)。
昨年は30℃を超すいい陽気でしたが、今年はあいにく初日は雨。
2日目も雨こそ降らなかったものの比較的涼しかったのでさすがに昨年食べたジェラートの店は通り過ぎるだけで、結局ここに来るといつも立ち寄るKochlöffelで夕食を食べました。
2試合で7MTスローコンテストがあった昨年とは違ってそこまで大接戦ではありませんでしたが、3500人ものお客さんで埋まりどの試合もわくわくして楽しいGöppingenでの2日間は確かに大成功でした。
残念ながら負けてしまったチームの人もそう話してくれました。
97年からはリーザで長く続き、それ以前はブレーメンやリュッツェリンデンなど固定化されていませんでしたが、男子のハンブルグファイナル4とまではいかないまでも、着実に"Göppingen Final4"は根づいているのではないでしょうか。