人は月から生まれ月に還ると言われます。
今夜の月です。よい旅立ちになったことでしょう。
一昨年の10月に癌の宣告を受け、周囲のことを整理し、奥様を案じて案じて、我が孫を護りたいと言う思いを強くもち続けられました。只、皆のために生きて来られた大切な方が月へと旅立ちました。
人はいつかは死が訪れます。私たちは、この世の肉体は脱ぎ捨て新たな旅立ちをすると言います。悲しむことはない、新たな旅立ちとして喜びとして受けとめると信じてきています。
しかし、側にいなくても大切な人っていますよね。その人の形がこの世から無くなってしまうことは、やはりしんどくて、辛いことです。ひたすたら、この世に未練を残さずご安心してくださいとご冥福を祈るしかありません。
どのような死を迎えたにしろ、その瞬間に何を見たか。大切な人は神を見られたことでしょう。
ママたちはそのことをよく心に言い聞かせて、日々を大事に生きてください。
子どもたちにとって、ママがいることだけで、そこに在ることが安心なのです。そして今をどのように生きたかが子どもたちの生きる糧となります。どうか心身を大事に生きてください。
それは、お釈迦さまが説かれた八正道の5番目「正命」です。正しいとは、真理にあった、調和のとれた生き方のこと、考えや見方、行動をさします。正命は日常生活を真理にあてがえ、皆と調和して生きることです。調和は「私」ではなく「あなた」を徹底することです。エゴを戒め真理に心を留めて暮らすことです。
結局、難しく考えずシンプルに生きることです。
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