「社会福祉法人石巻祥心会 ひたかみ園」 ～「いしのまき地域すいーつ」展示発表会参加店紹介シリーズ～

　宮城県東部地方振興事務所では，慶長遣欧使節出帆400年を記念し，去る平成25年10月10日（木）宮城県慶長使節船ミュージアム（通称：サン・ファン館）を会場に，石巻製菓製パン同業組合と共催による」「いしのまき地域すいーつ」展示発表会を開催しました

　⇒取組内容については，展示発表会参加店紹介シリーズの第1回目をご参照ください。

　第10回目の紹介はこちらをクリック！

 

　第11回目は，社会福祉法人石巻祥心会　障害者支援施設ひたかみ園を紹介します

 

【震災からの復旧の状況】

 

　施設等には震災による直接的な被害は幸いありませんでしたが，震災の影響で石巻市内の販路を失ったことをきっかけに自らの新しい販売店をオープンしました。

 

　はじめの一歩　コンテナショップ＆カフェ　市-Ichi-
　　（H24.3.11オープン）

　まちの小さなお菓子屋さん　輪-RIN-
　　（H25.3.16オープン）

 

 

お店の方から一言

 　「震災後に，新たに働きたいと願う方々の思いにこたえるため，平成24年４月には菓子などの製造所も新設しました。　新たに包餡機などの機械を導入し，紅白のまんじゅうなどを受注生産しております。　また，更に新たな商品作りに向けて取り組んでおります。」

 

 

 

【展示発表会へ出品した菓子】

 

　メキチョコ　価格１００円予定／個（税込み）　※平成２６年４月から販売

（慶長遣欧使節出帆400年を記念し「メキシコ，伊達，支倉常長等」をイメージさせる菓子です。）

 

 

お店の方から一言

 　メキチョコは，当事業所で夏に収穫したじゃがいもを使って作った新しいお菓子です。まだ販売はしていませんが，これからも改良を続け，4月に販売予定です。
　じゃがいもを主原料にした生地でチョコレートクリームを包み，じゃがいもの風味を残しました。饅頭と大福を合わせたような食感が楽しめます。
　日本人として初めてチョコレートを味わったとされる支倉常長をイメージし，当時，チョコレートを温めて飲む習慣がメキシコにあったことから，それを供されたという説を踏まえて，この菓子も温めていただくお菓子です。

 

 

【店長“イチオシ”スイーツ】

 

　「まきりんバウム」

お店の方から一言

 　のびのびとした環境で飼育（平飼い）した鶏が産んだ卵「金華卵」を使用し，ふんわりしているのにしっとりとした食感です。
　甘さは控えめで，小さなお子様からお年寄りまで人気の高い商品です。

 

 

「いしりんばあむ」

 　発酵バターの風味と香り豊かなバームクーヘンです。外がサクッとしていて，中は，しっとり，もちもちの食感が楽しめます。

 

【作り手の想い】

　全国から集まったボランティアに支え，助けられ，障がいをもたれている方々の夢を叶えることができました。
　震災がきっかけとなり，今でも他県から定期的に購入していただいており，とても感謝しております。また，それが縁で知り合った他県の方々の商品も市-Ichi-で取り扱いさせていただいております。
　是非，お越しください。

 

 

　作り手：社会福祉法人石巻祥心会　障害者支援施設ひたかみ園の皆さん

 

 

【お店情報】

コンテナショップ＆カフェ　市-Ichi-

連絡先 : 080-5730-5550

営業時間 ： 11:00～18:00

定休日 ： 毎週木曜日

住所 : 宮城県石巻市千石町4-8

  

まちの小さなお菓子屋さん　輪-RIN-

連絡先 ： 080-5734-5076

営業時間 ： 10:00～17:00

定休日 ： 毎週水曜日

住所 ： 宮城県石巻市中央2丁目7-7

 

 

【記載者コメント】

　「まきりんバウム」で使用している「金華卵」は，社会福祉法人石巻祥心会が経営する養鶏場の卵です。
　この養鶏場の鶏は，平飼いで，きれいな地下水と農場で独自に配合した飼料で健康的に飼育されています

 　平成24年3月に東部地方振興事務所で作成した，農林水産物の紹介パンフレット「頑張る石巻地域！の逸品」としても紹介している農林水産物40品の一つです。是非，こちらもご覧ください

http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/et-sgsin-e/ganbaruishinomakinoippin.html

 

　次回は，（有）風月堂を紹介いたします

 

 

(toshi)