しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 Ⅱテモテ4章 <キリスト・イエスの御前で>

2017-05-06 | コロサイ

赤つつじ「神の御前で、また、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現れとその御国を思って、私はおごそかに命じます。」(Ⅱテモテ4:1新改訳)

今やパウロは殉教を目前にし、テモテに遺言を残そうとしている。からだは牢にあっても、使徒の霊は神とキリストの前に出ており、そこには無数の御使いたち、先に天に凱旋した旧約と新約の諸聖徒たちが喜びのうちに安息しているのが見えた。彼らは救われる人々の数が満ち、キリストの再臨と復活、栄化、そして審判のときを待っているのだ。なんとおごそかな日が迫っていることであろう。それなのに地上の人々は、快楽と罪にふける生き方をやめようとしない。▼テモテよ、ぐずぐずしてはならない。自分のことだけを考え、時をむなしく過ごすべきではない。あなたには来るべき神のさばきが見えているはずだ。みことばを宣べ伝えよ。滅びの火から、なし得るかぎりの人を救い出せ。そのためにどんな労も惜しまず払いなさい。これが私の最後の命令である。