サギゴケ

野の花の中にも立派に庭の花になれそうなものはあると思うのだけど、さすがに道端で野の花を取ってきて庭に植える人はいないか…。
ハーブだって実のところ、野の草花のようなものですよね。
要は、ちょっと洒落た名前がついた園芸種になっていれば良いということなのかも。それって気の持ちように思えるんだけど。

サギゴケ（鷺苔） Mazus miquelii ゴマノハグサ科　サギゴケ属 多年草 花期：４～５月 草丈：５～１０㎝

サギゴケ。
花の形を鷺（サギ）の頭に、地面に這うように広がる様を苔（コケ）に見立てた名前。
全然洒落た名前じゃない。それどころか、ゼニゴケにも似た音で、庭に植えるようなシロモノとは思えない。
見れば、「田んぼのあぜの草じゃないの」（母談）
まぁ、そう言っちゃ実も蓋もないわけですが。

白にピンクの縦縞の斑（ピンクに白の斑？）が入った園芸種。花も少し大きい。他に白、赤、桃色、定番の紫もありました。
春の花苗大量購入の一品。
さすが、元田んぼのあぜの草だけあって、生育旺盛です。


紫の花「田んぼのあぜの草」は、庭に自然に生えていました。
そお～っと生育中。（母に見つかったら抜かれるかも？！）