えんたんと読書

2015年開設。メーカー営業女子の日頃読んだ本や読書に関係したコラムなど日々綴っています。

鬼速PDCA (クロスメディア・パブリッシング社) 冨田和成

2018-11-04 03:01:28 | ハウツー
「PDCAという、当たり前のことを着実に実行する実直さに説得力のある本」

一昨年から昨年にかけてよく書店でみた本書。
「なんで今更PDCA?流行ってるの?」と思いながら眺めていたものです。

この本はタイトルの通り、PDCAの実務的な回し方をこれ以上ないくらい掘り下げ突き詰めていっています。。
本書の編集裏話でも触れていましたが「PDCAの本?地味じゃない?」という編集者の反対をはねのけるほどの中身の濃さを持つ一冊。
ビジネスの古典的手法ともいえる「PDCA」ではありますが、本気で行っている人はどれだけいるでしょうか?
(毎日毎日「PDCAを回そう!」なんてそうそう思わないですもんね)


「PDCAで効果が出ないのは必死にやっていないからだ」という煽り文句から本題が始まります。
著者は何年もPDCAを毎日回してきた、と述べているとおり継続力に裏打ちされた説得力があります。


目標の立て方一つ取っても反省させられることが沢山ありますね。
いかに洗い出しや絞り込みをするかはもっと真剣に考えなくてはならないと思いました。

例えば目標がざっくりすぎないか・完璧主義すぎないか、感性ではなく数値化しているのかなどなど。


日々の仕事の中で目の前の仕事をやっつけることを目的としてしまいがちな方にこそおススメしたいです。
ゴールに向き合おう!
アクションプランを真剣に思い描こう!
とやる気がわいてくる一冊です。


おススメ度 ★★★★☆

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