内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

神田川 蝉しぐれ

2017年08月16日 | 日記


『 蝉しぐれ  雨に消されて  神田川 ・・・ ないとう罵声 』

秋雨前線の停滞で今月に入ってからは一日中太陽がでている日はございません!  蝉達も雨が降ると鳴かないんですよね、地中に6年も7年も居てやっと地上に出て、大声でミンミンと鳴きたいのに・・・

『お盆の真っ最中』の真夏の神田川でございます! よぉ~く見て下さい 川を覆っている桜の木々にもうっすらと秋色に黄色く色づき始めています! お盆が過ぎると秋風も吹き始め『神田川』も秋の序章! 朝晩も凌ぎやすくなって来ました・・・と言いたいくらい小雨模様の神田川です。 夏の太陽が恋しい今日この頃!



『 閑かさや  岩にしみいる  蝉の声 ・・・ 松尾芭蕉 』

『 蝉の声  しみいる岩は  どこにある ・・・ ないとう罵声 』



今、神田川は遠慮気味の『蝉しぐれ』の真っ最中でございます! 松尾芭蕉が詠んだような静かさを感じさせるようなせみの声を染み入らせてくれる岩も無く護岸工事で完璧に風情の無い神田川です! 毎朝出がけに自宅のドアを開けた時の『蝉しぐれ』の勢いで その日の天気も予想できますよね!  鳴き声の無い日は雨 元気な鳴き声の日は晴天と・・・今年の『蝉しぐれ』は例年に比べて少し遅い様な気がしませんか? これも異常気象で大雨の日が多かったせいでしょうかね・・・



『 蝉しぐれ  聴くともなしに  酔芙蓉 ・・・ ないとう罵声 』
 
『 盆休み  風にゆられて  酔芙蓉   ・・・ ないとう罵声 』

『酔芙蓉』の花でございます!  夏の花として今が盛りと咲いています。 緑一色の『神田川遊歩道』のアチコチに咲いております。 俳句の季語では『秋』なのですね・・・




『酔芙蓉』の『酔』はお酒に酔うの『酔』と書きます。 朝から午前中は酒を飲んでいないから花の色のも『白』 そして夕方にはお酒に酔って『ピンク』に・・・一つの花の色が朝夕白からピンクに変わる粋なそして酒飲みの花なんですね! 色っぽい花なんですよね!

『 蝉しぐれ  白く寂しく  酔芙蓉 ・・・ 詠み人知らず 』  ・・・・お次が宜しい様で!