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青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

DVD鑑賞記録「涙壺」★★☆☆☆

2013年02月25日 | えいが
「ずっとずっと、雄介さんが好きだった」by朋代

『涙壺』2008年・日本
監督:瀬々敬久
原作:渡辺淳一
脚本:佐藤有記
出演:小島可奈子 いしだ壱成 佐藤藍子 柄本佑 蒼井そら 三浦誠己 菅田俊


ちょっとエロチックシーンもあったりで話題になった作品。
なにしろ渡辺淳一原作ですから。
なにげにAV女優さんも出てるし。

ずいぶん前の映画だし、さらっと見て終わりにしようかと思ったけど、
ちょっと予想外の結末にびっくりしてレビューを書きました。


1986年、父の経営する病院に来た雄介と出会った朋代、愁子の姉妹。
朋代と雄介はほのかに惹かれあったはずなのに、
数年後、積極的に雄介に連絡を取り、結婚したのは妹の愁子だった。
愁子は乳がんを患い、死んでしまう。

ずっと妹の夫への想いを閉じ込めて、
泣きたくなる度に走っていた朋代。
朋代にも惹かれながら、いつも女に押され気味の雄介。

2人が結ばれる日が、やがて来る。
愁子の遺言に従い、彼女の骨を混ぜて作った壺を見て、
罪の意識に動揺する朋代。
その衝撃の結末に思わず身を乗り出しました。


3人の出会いである少年、少女時代と現代など、
何度も時系列が行ったり来たりするからややこしいけど、
「実はあの時・・・」という効果があった面白い。


冒頭で愁子の口から語られる、朋代が壺を割って父に叱られる話も、
最後にそのシーンを見せて、実は雄介と朋代がその時から惹かれあっていたことがわかる。


最後まで悲しい話でした。

でもね~、キャストがいまいちかな。
いしだ壱成が特にな~。

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