◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

▼美しい!花梨のジュレを初めて作ってみました。

2012-12-17 | エルブルズの料理
お料理自慢の宿ペンションエルブルズでは、ランチやディナーのご予約も承っております。 (ランチ¥1575~、ディナー¥4200~)忘年会、クリスマス会、シラヌタ・天城散策の合間のご会食などにお気軽にご利用下さい。 (*不可日あり。まずはお問い合わせ下さい。TEL 0557-23-4833)




***本日の写真***

光に透かすと、宝石みたい。。。




 ■先日地元のスーパーにカリンが山ほど売っていたので
  思わず山ほど衝動買い。



  さて、この量のカリン。
  はちみつ漬けにするには多過ぎる。。。。

  「そうだ!ジュレ作りに挑戦してみよう」

  以前旧友が「リンゴのジェリー(ジュレ)」の作り方を
  紹介してくれていたのを思い出し、
  カリンもペクチンが多いだろう、とふんで
  記憶をたどりたどり。。。。

 ■まずは、ひたすらざくざく切る。
  
  無心に切る作業は
  嫌いではない。
  草むしりも、そう。

  ナンか妙に頭の中が澄んで来る。



  気が付いたら、この量。鍋いっぱい(汗)。

  芯をとって、種を別にして、などと後で知ったが
  こんな大雑把でも
  ほぼ問題なく成功したので、大丈夫。

 ■大きな鍋にスライスしたカリンを移し
  同量から倍くらいの水を入れ
  スライスしたカリンが柔らかくなるまで炊く。

  「まあこの辺でいいんじゃないの。」と適当に判断して
  
  カリンの実と液体を分けます。

  さらしの袋などに入れ、
  本当は一晩かけてじっくり漉しだすとよいそうですが
  せっかちな私は
  シノワと目の細かい網を使って分けてしまいました。

  この時に、実を押したりすると出来あがりが濁ってしまうので
  絶対にしてはいけません。
  
  種の周りに特にペクチンが多そうだったので
  もし種を別にしておいたら
  それだけはゴシゴシやって、もっとペクチン濃度が高くなったのにと反省。
  

  こんな生姜汁色の液体が出来ます。↓↓(これで半量)



 ■この液体に
  液体重量の70%くらいの砂糖を加え煮詰めていきます。

  まぁここで、色々試行錯誤がありました。

  ネットで調べてみると
  「液体重量と同量の砂糖を加える」とある。

  少なくするとペクチンが固まらないので、絶対にそうする、と。

  (え!!)
  そりゃいくらなんでも多過ぎやしませんか??!

 ■その1:でも、試しに少しの液体量で砂糖同量でやってみました。

  結果: 火を止めるタイミングも悪く、
      カリン飴が出来上がりました。
      (これはこれで、自家製のど飴ってことでヨシ!) 


 ■その2:さらに調べてみると
       どうやら102度~105度まで液体の温度を上げる為に
       砂糖をを加えるのだということが判明。
       ここまで上がると、ペクチンが固まるらしい。
  
       まずは液体重量の半量位の砂糖を加えるところからスタート。

       温度計を入れ、
      「ホントにそんなに高い温度まで上がるの?」と半信半疑ながら
       徐々に砂糖を加えていってみました。

       横でヒロシは、
         「うちは水の沸点が100度じゃないから、上がらないよ」

       などと言っています。
            (後で検証したら、ちゃんと100度まで上がりました・笑。)

  
       70%くらいの重量まで砂糖を加えたところで
       105度まで上昇。

       あとは、とろっとするまで温度を見つつ煮詰めるだけ。

   結果:またまた火を止めるタイミングを逃し、
      今度は、水飴に。
      濃い黒っぽい水飴は、ミキ・プルーンのエキスのような感じ。

      でもこれがまた、
      お湯に溶いて飲むと美味しいホットカリン・ドリンクに。
      ジュレではないけれど、ヨシ!としよう。

 ■その3:砂糖の量と、火を止めるタイミングが大体わかってきたので
      今度こそ~~。

      陶器の器にちょっと取り分け
      トロンとしたら終了。



   あの薄茶色の液体が
   明るい赤の透明、ぷるぷる、に変身。

   パンにつけてジャムのように食べてもいいし
   ヨーグルトやアイスや、クレープなどのソースにも使いやすそう。

   甘いけれど、酸味と香りがあり
   意外にさっぱり味。

 ■瓶に入れて
  朝日がこぼれる窓辺にもって行き
  記念撮影。



  苦労したけれど
  キラキラ輝く姿を見ていたら
  「また作ってみようかなぁ~」と思いました。



  下段・左の濃い色のが水飴、右がジュレ。





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