翻訳者魂

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メジャーリーグの薬物汚染 ミッチェルレポート アレックス・カブレラ

2007-12-14 10:13:48 | メジャーリーグ
早速ミッチェルレポートを読んだ。日本球界は薬物汚染を対岸の火事と思ってはいけない。レポートには次のように記述があった。

薬物をだれが摂取していたかということに関心が集まるだろうが、メディアには、レポート全体の報道を希望する。個人を中心に据えた報道は控えてほしい。

大リーグではステロイドは広く使用されていた。大リーグがこの問題に対処する速度は遅く、効果も小さかった。何年もの間、選手のプライバシーが問題解決の足かせになっていた。

国の法律に従いステロイドを使用しなかった選手もいた。フェアな選手たちは、アンフェアな選手たちと不公平な立場で競争しなければならなかったのだ。

2000年9月アナボリック・ステロイドの瓶がフェニックスにあるダイヤモンドバックスのクラブハウスに届けられた。受取人はアレックス・カブレラ。クラブハウスのスタッフは、ステロイドをカブレラには渡さずに、チームのトレーナーに渡した。そしてトレーナーはコミッショナーに報告した。コミッショナーは薬物を検査し、それが注射用のアナボリック・ステロイドだと確認した。

* カブレラに送られた薬物がアナボリック・ステロイドだと確認された。その後、球団は、なんとカブレラとの契約を西武ライオンズに売り払った。

* の部分、ん?さんが間違いを指摘してくださいました。球団は確認前にすでにカブレラとの契約を西武に売却していました。


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2 コメント

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ん? (ん?)
2007-12-15 19:41:32
薬品がアナボリックステロイドだとDEAが正式に確認する前に、球団は契約を売却してるのでは?
原文はそうなってると思いますし、確認後だったら選手会を通じてすぐに面会が求められる訳で、契約を売却できるわけが無いのですが。
ぼくの間違いです (einichi)
2007-12-15 21:10:49
ん?さん

コメントありがとうございます。

By the time the DEA confirmed that the shipment to Cabrera had contained
steroids, his contract had been sold to the Seibu Lions in the Japan League. Manfred therefore
did not seek permission from the Players Association to subject Cabrera to “reasonable cause”
testing for steroids.

の部分ですね。ご指摘ありがとうございます。ん?さんの言うとおりです。早速訂正しておきます。

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